若者のAdobe離れ
ちょっと煽ってる題名ではあるのですが、割とショッキングなデータが手に入ったので共有していきたいと思います。
ソースはこちら。
デザインツールを約2800人のデザイナーに聞いた調査結果です。
まずは調査対象です。アメリカが多いですが、全世界に満遍なく調査していますね。
次に役割の分布。UXデザイナーとプロダクトデザイナーで約7割。まあそんなもんですかね。働いている期間は6年以上で半数。
次に会社のサイズ。11-500で半数。チームのサイズは2-10人が大半。
プラットフォームはほぼMacで、作ってるものはWebサイト、Web/Mobile Appsが大半。
まあ調査対象はそんなに違和感無いかなという感じです。そしてここからが調査結果です。
まずはブレストするのに何使う?という質問。まあ紙とかホワイトボードがトップ。まあそうかという感じ。だけど、Sketchはそこそこ使われてるけど、Adobe XD全然使われてない。。。
次に、ユーザーフローを書く場合は?という質問。ここでもSketchの圧勝で、Adobe製品は出てもこない。
そして、ワイヤーフレームは何使う?の結果。ここでもSketchの圧勝。そしてさっきからFigmaがちらほら出てきてますね。Adobe XDはその次。
UIデザインは?さすがにそろそろAdobeの独壇場かと思いきやここでもSketch。まじかよ、PhotoshopもIllustratorもXDも全然使われてないじゃん。
プロトタイピングツールは?は老舗のInvisionが首位。ここでもSketchは大健闘。
調査結果はもう少し他にもありますが、特に気になったのはこれらの結果。
個人的に、ここまでAdobeツールが使われていないのかとかなり衝撃を受けました。確かにSketch増えてきてるなとは思ってたけど、ここまで圧倒的なAdobe離れが起きているとは。
やはり複雑になりすぎた結果、イノベーションのジレンマが起きて、簡素化できなかったところをすっとSketchに持ってかれたのかな。
今回の結果を見て、デザインツールの潮流は確実に変わりつつあるなというのをデータを持って実感することができました。
そして、大きな流れの変化があるということは、新参者のチャンスが広がっている事だと思うので、僕らのデザインAIも頑張って陣地を取っていきたいなと思います。
今日は以上です。
もし興味あれば、こちらも合わせてどうぞ。
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