【AIレポート】和製シュタイナーとの緊急LIVE「なぜ、今こそシュタイナーなのか?」
セミナー概要
ヒグチさんとシュタイナーの出会い
【長倉顕太(以下、長倉)】
おつかれさまです。長倉です。今日は和製シュタイナーとして活躍しているヒグチさんに、シュタイナーについて聞いていきたいと思っています。
今回、「日本人のためのシュタイナー入門」として全4話にわたって動画を配信し、大きな反響をいただきました。
1000以上の再生回数や多くの質問をいただき、改めてより深く理解してもらおうと、急遽この時間を取らせていただきました。
ヒグチさんのシュタイナー講義が見れるということで募集したところ、1000名近い方から反応いただきました。
いくつか質問もいただいているので、おさらいも兼ねてお話を伺えればと思います。よろしくお願いいたします。
はい、まず動画の中でも言ったんですけども、ヒグチさんが改めて今どういう活動をなさっているのかお話しいただければと思います。
【ヒグチノブユキ(以下、ヒグチ)】
ヒグチノブユキと申します。日頃は建築家として公共建築の設計に携わったり、今風に言うと地域創生ということで、まちづくりとか都市計画とかやってます。
その他にはアート活動や服のデザインなどもして、クリエイターとして活動しています。
あとは社会問題ですかね。自分が気になる社会問題に飛びついて、それを少しでも解決しようということで日々活動しております。
本日はよろしくお願いします。
【長倉】
よろしくお願いします。そんな中でですね、今回シュタイナーのテーマでいろいろお話を伺ったんですけども、
ヒグチさんとシュタイナーの出会いっていうのはどんな感じだったんでしょうか。
【ヒグチ】
そうですね、僕も今風に、今風というかちょっと前からの表現で、アート系の、アトリエ系といいますかアート系の建築家を目指して、大学と大学院と過ごしてきた一学生だったんですけど、
特にですね、僕はモダン建築、僕は1964年生まれですので、20歳の時が1984年なんですね。
その時に建築を志して勉強している中で、ポストモダンが前世紀だったんです。アート界も建築界も。
そのポストモダンが前世紀だったんです。アート界も建築界も。
ポストモダンの中でどっぷり使ってて、かっこいい建築家だったんです。構築を作ればいいって僕は勝手に思ってたんですけど、
そこになんとシュタイナーが突然僕と出会うんですよ、僕がシュタイナーと。
でも本当に雷が落ちたってよく表現があるんですけど、
本当に今までちょっと考えもしなかった角度っていうか視点から、
美とか、自然とか、今風に言うとSDGsの考え方。
もちろん彼も建築家ですから、シュタイナーは。彼の建築とかに出会ってもっと衝撃を得たんです。
今までの僕のアートとか建築とか、文学もそうなんですけど、彼はゲーテの研究家でもあって、
そういった言葉とか、美意識とか、建築そのものとか、いわゆるものづくりの部分とかの
概念を本当に、壊されたっていう存在でした。
それから夢中になって、大学、大学院とシュタイナーを研究し続けて、今もそうなんですけど、研究し続けてると。追いかけてるっていう、そんな出会いでした。
現代社会とシュタイナー
なぜ「クリエイティブ思考」・「アート思考」が求められるのか?~
【長倉】
そんな中でですね、非常に僕自身ですね、一番感じるのは何かというと、シュタイナー教育っていうのが例えば有名だったりとかした時に、日本では特に。
世の中で活躍してたりとかするという中で、
シュタイナーの考え方っていうのが、今風というか、これから生きる人たち、これからの未来に。
今後ね、もちろんこれ見てる方々も今後、人生があるわけですけども、そういう人たちにとって非常に重要な考え方なんじゃないかな。
例えばさっきのSDGs的な考え方を、遥か100年以上前から言ってるというところとかって。まさに今こそシュタイナーなんじゃないかなというふうに思ってですね、
今回こういった形でヒグチさんに出会わせてもらって、世の中にどんどん広めたいと。
自分自身も、本当にいろんな人にいろんなアイディアだったり、いろんな知識を伝えたいなと思ってるんですけど、
じゃあ今の時代って、はっきり言って何が正解かわからない時代。
そんな中で、シュタイナーの考え方が全て正しいとは思わないし、シュタイナーが正解とは言わない。
ただ、シュタイナー的な角度から物事を考えるってことが非常にヒントになるんじゃないかなというふうに思ってですね、今回ヒグチさんにいろいろお話を伺ったわけですけども、
ヒグチさんが考える、現代社会とシュタイナーみたいなところっていうのはどういう部分があるでしょうか。
【ヒグチ】
そうですね、なぜシュタイナーなんだろうって、特に長倉さんやチーム長倉のみなさんからこの話いただいて、
さっき申し上げたように大学からの付き合いなのでシュタイナーとは。
もう一度考え直したら、実はあの兆しみたいのは、そうですね、8年くらい前からあったのかなと思って、
その頃からなんかデザイン思考とか、クリエイティブ思考とか、最近ではアート思考なんて言葉がちょっとしたブームになったんです。
とてもクリエイティブじゃないような企業で、思いっきりその研修が受けてたりするんですね。
僕も何度か企業さんに、なんでこんなテーマでこの会社でお話しするんだろうってこともありました。そのデザイン思考っていうこと。
その社会背景を考えると、なんだろうと僕なりに思ったのは、例えば高度成長期、ありましたね。
ジャパン・アズ・ナンバーワンって言われた時期ですね。バブルが崩壊するまで。
この時期の状況を考えると、例えば課題がどんどん向こうから寄ってきたんですよ。
どんどんボールのように飛んできたから、それを解決すればことすんでたんですよ。
ところが、今そういうのは停滞して、経済も。課題が寄ってこないんですよ。
どういうことかっていうと、自分で課題を見つけるしかないんですよね、今。
実は、それの教育を受けてないんですよ。特に日本人は。
それなんで、じゃあその時に何がいいかっていうと、
やっぱりアート思考しかないんですよ。
クリエイティブ思考だから。
どういうことかっていうと、なんでデザイン思考とかクリエイティブっていうかと、
アーティストが作品を生み出す時のプロセスに非常に近いからなんですよ、その方法論が。
どういうことかっていうと、なんかこれ世の中が変だなとか、僕もよく建築家として感じてるんですけど、なんか世の中が変な方向に行ってるなとか、
なんかこの流れに違和感があるなって直感があったわけですね。
その直感に対して、その直感を信じて、その直感を社会問題として捉えて、課題として捉えて、それを解決するにはどうしたらいいかっていうのが、
非常に僕ら建築家とかクリエイターの多くの皆さんが、アーティストの皆さんが、
作品を作り出すのと非常に同じようなプロセスを踏まないと、今からの、課題って解決できないと思うんですよ。
多分それを、これが背景にあるんじゃないかと思うし、それが今シュタイナーだと、現代社会のマッチングをするとしたら、そこに何か僕は解決策っていうか、大きなヒントがあるような気がしてます。
AI時代の差別化
【長倉】
今おっしゃってくれたように、おそらくもう一個は、例えばビフォーアフターインターネットみたいなところの中で、おそらくビフォーインターネットの世界は、こうやれば、ある程度結果が見えるみたいな世界だったと思うんですよね。
インターネットが出てきて、いろんな情報がみんながアクセスできるようになったと。
さらに今AIとかも出てきちゃって、もう本当に正解が全くわからないと。正解がある程度ある状況の中で何か動くのと、
正解が全くない中で動くのって全く違くて、世の中がやっぱり正解がないなっていうのに、なんとなくみんな気づき始めて。
そこでアート思考っていうところが出てきたのかななんていうふうに思うんですけども。
【ヒグチ】
おっしゃるとおりですね。
【長倉】
そんな中で、僕自身は、結構、音楽とか映画とかに小さい頃から結構影響を受けたので、やっぱりアーティストの人たちっていうのは、
じゃあ何をもってアーティストなのか、何をもって天才なのかみたいなところで言うと、
やっぱり今の普通の人が見えないものが見える人たちが僕はアーティストだなと思ってまして。
それが予言的ではあるんですけども、でもやっぱりそれが見える人たちがアーティストだなと思ってて、
そうするとこれからの時代、その理屈でなんかこういうふうに世の中がなるよねっていうのは全然わからない時代において、
よりアート思考的な考え方ってめちゃくちゃ重要なんじゃないかなと。
その時に、とはいえアート思考で何なのって言われた時に、やっぱりそこまで体系立てられてないと思ってまして、その時に、シュタイナーみたいな。
多くの人の影響を与えてシュタイナー教育みたいのがある程度確立している人っていうのを参考にするっていうのは結構ありなんじゃないかなというふうに思うんですよね。
【ヒグチ】
そうですね。まさしく僕も同じで、それはありだと思います。で、やはりAIのネットも大きかったんですけど、AIでも決定的になったと思うんですよ。
というのは、70点ぐらいまではAIが作ってくれるんですよ。
例えば何かの答え、成果、何かの作品だとしても、そのぐらいの点数は取れるんですけど、そしたらみんなネット環境につなげば、このレベルは取れるわけです。作れちゃうわけ。
それじゃあ、抜きんでることができない。いわゆる差別化できない。
その時に、自分の個性とか世界とか、それに乗っけたものを世の中に出さないと、これ仕事にもならないし、仕事としての仕事にもならない。
学生さんだったら、その回答っていうのかな、なんか与えられた課題に対しての自分なりの、答えっていうのが出せないと思うんですよね。
そこにやはりシュタイナーのクリエイティブ思考とか野生の考えとか、そういったものが求められて、それをやはりさすがヨーロッパ人だなと思うのが。
日本でも似たような考えは確かに東洋思想ではあるんですけど、体系化されてないんですよね。どちらかっていうと背中を見て覚えろみたいな、師匠の。
さすがヨーロッパで結構シュタイナーは、体系立ててそれを示してくれてるんで、シュタイナー教育をよくご存じの方はわかると思うんですけど、
それがあるんで僕、それも皆さんに伝えやすいかなというところがあります。
【長倉】
まあ確かにね、体系立てられてないとやっぱり、再現性も含めて伝えづらいですもんね。
まあそれで僕が思ったのは本当に、今回ですね、ヒグチさんと出会わせてもらって、実はね、日本語版のいろんなシュタイナーの本とかもあるんですけれども、本当にいい本もあるんですよね。
そういうのはかなり難解な本が多いなというふうに思って、ずっと思ってたんですよね。
シュタイナーを僕自身ももっと知りたいなと思ってたんだけど、
やはり本がやっぱり難解というか、非常に難しいなというふうに思ってました。
日本語版になっている本が。で、それがわかりづらかったと。ヒグチさんに出会ってですね、わかりやすく説明してくれました。というふうに思って、
今回ですね、皆さんにヒグチさんから話を聞いてもらいたいなと思うんですけども、
その中で今、クリエイティブと野生という話があったんですけども、この前ですね、実際動画を見た人だったら同じことになっちゃうかもしれないんですけども、
やっぱり野生みたいな部分の重要性みたいなのをですね、ヒグチさんも語ってくれまして、シュタイナーがそういうことを言っているんじゃないかということなんですけども、
なぜ今、野生が重要なのか、みたいなところはありますか。
「野生」を取り戻す重要性
【ヒグチ】
やはり、さっき申し上げたように、右肩上がりの経済がいけているときは、課題がどんどんこっちへやってきてくれたわけですよ。ところが今も、こういう時代で経済が停滞して、これからも人口もどんどん減るという国において、
やっぱり自分から課題を作って、その時にやはり、必要になるのが、僕は野生の思考だと思ってて、
どういうことかっていうと、今までの日本の教育はどういうものかっていうと、答えありきなんですね。よくこれ、長倉さんともいろんなところで話しさせてもらいましたけど、
なんでゲームの攻略本が出るのって、意味わかんないですよねって話をよく二人でしてたことがあるんです。だって、ゲームってそれ、攻略するプロセスが面白い。最初から答えがわかる、そういうものが売れるってこと。
【長倉】
それが本当に100万部ぐらい売れるんですよ、本当に。
【ヒグチ】
だから、100万人の人がそういう方がいいって思ってるわけですよね。そうすると、それ、答えが最初に知りたいわけですよね、攻略する前に。
【長倉】
だから、答えがあるものに、答えがあるってわかってるんだけど、それをやることで、答え合わせをする。
だから、答え合わせをする。合わせをすることが快感になってたんですよね。
【ヒグチ】
それだとなかなかこれからの時代厳しいと思います。っていうのは、だって自分の知らない課題が毎日のように飛んできて、それをどうやって解決すればいいかっていうのは、
だから今までの教育を全部壊さなきゃいけないと思うんです。
特に今までっていうとちょっとあれなんで、明治からの日本の戦後教育。これを僕は壊さないと、それは無理だと思う、絶対に。
コメント欄の質疑応答
【長倉】
いや、本当にそう思いますね。今ね、ちょうどコメント欄に、
とありますね。そんな中でですね、シュタイナーを学べないという今の状況の中で、ちゃんとですね、社会人だったり大人がシュタイナーの考え方とか学べる機会って今本当にないなと思っていて、その中で、しかもね、分かりやすくっていうことで、今後、一緒にいろいろ発信していきたいなというふうに思ってまして、
今、ヒグチさんがおっしゃってくれたようにですね、日本の教育、日本の国っていうものはですね、今本当に岐路に立たされているなと思ってまして、
僕もよく言っているようにですね、高度成長期時代は確かに日本の教育はうまく世界マッチした。
これは簡単に言えば、ロボットのようにですね、言ったことを真面目にやる国民をたくさん作るということだと思うんですよ。それがうまくいったと。
でも今、ロボットとかAIがある中で、ロボットと同じことをやる人間っていらないじゃないですか。
日本は人口が減っていくということを考えたときに、ロボットと違う生き方をしなきゃいけないのに、いまだに教育がロボット化を求めているということだかなというふうに思うんですね。
だからこれを見ている親御さんたち、もし子どもさんがいる人たちも含めて、やはりこれからは日本の学校教育というものに対して、全てを否定したいとか、学校の先生を否定したいとは全然思わないですけれども、
仕組みとして、システムとして、もう完全に時代遅れだというのは認識してほしいなというふうに思いますよね。
【ヒグチ】
そういうふうに思います。僕も否定できない立場で。というのは、大学も大学院も国立大学で、官立の学校を出てますので、本当にいいところを受けさせてもらって、今の僕があるので。
ただですね、時代はAIで大きく変わる。
先ほど申し上げたように。70点まではネット環境さえあれば誰でも手にできるんですよね。
じゃあここから僕が建築家としてどうやって生き残るかってことを考えたときには、やはりシュタイナーをフル稼働する必要がありますね。
できれば、とはいえ受験には不利なんですよ。予備校的にシュタイナーが学べたりとか。しっかりスコアはうまく使い上げて。なるべく小さいうち、幼稚園とか小学校とか。小さいうちに、小学校とか。人間形成にシュタイナーがの、
俳優の斎藤工君のような、人間形成のときにシュタイナーを。で、スコアはスコアで、しっかり日本の社会システムを否定するんじゃなくて、付き合っていくと。したたかに。それも野生の思考の一つだと思うんで、シュタイナーというところですね。
そういう風な形で、シュタイナーを学べるような環境を、長倉さんやチーム長倉の皆さんと作れたらいいなって僕は思ってます。
ただ今、ないんですよね。だから、そんな環境を作れたらなと思います。
【長倉】
はい。ということで、ちょっとここでコメント欄を拾っていきたいなと思うんですけども、
【長倉】
まあ別にね、背中を見て学ぶことが悪いわけじゃなくてですね、背中を見なくても学べる環境を作った方がいいんじゃないかなということですね。
【長倉】
プロンプトとかもですね、もはやもうどうでもよくなってきてるというか、もうほぼ会話感覚でできるっていうね、逆にそれが恐怖だなとは思いますけども、っていうのがあったりとかします。
【ヒグチ】
まあ、中学生以降でも全然学べるし、まあそういう機会をね、まさに作ろうかなと思っているんですけども。あの、僕自身が大学生なので十分ですよ。中学生になったら、本当に羨ましい限りですよね。
【長倉】
まあそうですね、まさに。
【長倉】
教員というかあれですよね、やっぱりシステムの問題ですよね。
だから僕とかもいつも思うんですけど、日本の教育を批判しますけど、別に教員を批判しているわけじゃなくてですね、むしろ教員には気の毒だと思っています、本当に。
なので全然、でも逆にね、やめないでそこで踏ん張って、シュタイナー教育とか学んでですね、何らかの形でというのはいいかなと思います。
【長倉】
これはね、僕はしょうがないと思ってるんですね。どういうことかっていうと、やっぱり正解を求めるっていう生き方をされてきて、その正解の一つがシュタイナーなんじゃないかなってまず来ると思うんですよ。
【長倉】
ということなんですけども。
これはね、僕はおそらく足りない。学んでいる人が少ない。学んでいる人はそんなにいないと思うんで、子どもの総数に対してですね。これはしょうがないのかなと思います、現状はね。
【ヒグチ】
いわゆるどっちかっていうと、僕みたいに日本社会のシステムから疎まれるというか、ドロップアウトするような人たちを集めたら、すぐにでも、アーティスト系の人とか、映画やってる人とか集めればすぐにできると思いますね。
【長倉】
ありがとうございます。全然微妙じゃなくて、僕もちろん主観かもしれないですけど、
もちろんシュタイナーっていうのは有名だったけど、これからより重要になってくると僕は思ってます。
【ヒグチ】
その通りですね。
【長倉】
そうですね、まさに。まあそういうものをですね、今後いろいろやっていけたらなと思います。
【長倉】
ということなんですけど、やはりね、問いを立てるってことなんですよね。さっきヒグチさんも言ってもらいましたけど、今までは問いが来るのを待ってたんですよね。そして正解もあったという状況。
だから問いと正解が同時にあったっていうね、時代だったと思うんですけども、
これからやっぱり自分の問いを立てれる人間にならなきゃいけないということで、そのときにやっぱりシュタイナー的に考え方を知ってるか知らないかで結構重要なのかなという話でですね、
今回ヒグチさんにシュタイナーの話をですね、皆さんにお伝えするという機会を作らせてもらいましたということですね。
【ヒグチ】
そうですね。そしてその社会システムと一致してたんですよね、それが。そうですね。
【長倉】
すごいですね。本当に現役の教員の方が結構見てくれてるっていうのは逆に嬉しいなと思いますし、
もちろん今の学校のシステムの中でいきなり普通の学校で働いている方がシュタイナーを取り入れたらなかなか難しいかもしれないんですけれども、
でもやっぱりそれを知ってるか知らないかって結構重要だなと思いまして、本当に僕、学校の先生って別にすごい良い仕事だと思うんですよね。
僕は若者向けのコミュニティをやっていく中で、やっぱり現状のシステムとか環境に絶望してですね、せっかく志を持って学校の先生になったのに辞めた子とか、
あともう一つは多いのが看護師の人とかですね、病院のシステムなのか働く環境が悪かったのか、絶望してですね、
入ってくることが多いんですけれども、例えば今の話のコミュニティってめちゃくちゃ良い仕事だと思うんですよ。私でいうと看護師とかですね、
学校の先生とか、その人たちが絶望、本当に人の役に立つという意味で、やる気を持って入ったのに絶望を感じさせるというのは何かというとシステムの問題なんですよね。
それをやっぱり、せっかくそういうところに命を懸けようという若者がいるのに、それができないこの国というかこの環境というのは良くないなと思ってまして、
だからこそですね、皆さんの考えていること、教員になって、おそらく子どもの可能性を広げるとかそういうことを考えている人たちが間違ってないし、
そういうバックボーンとしてシュタイナーの教育を学ぶとか、シュタイナーのことを学ぶということは僕はすごくいいなというふうに思っているんですね。
今後ですね、間違いなく普通の学校、普通の学校って言えないんですけども、いわゆる、いわゆる普通の学校ですね、じゃない教育っていうのはこれからね、
今もそれこそオルタナティブ教育みたいなところで注目されてますけど、今後そうなっていくと思うんですね。そうするとやっぱりシュタイナーのことを学んでたりとかすることによって、
そういう職場、新たな職場っていうのは見つかると思うんですよ。それが求められている時代だと思いますので、だからですね、ぜひシュタイナの研究を皆さんしてもらっていいなと思います。
【ヒグチ】
そうですね、アート思考で最も大事なことが、オルタナティブの提案ができるかどうかだと思うんです。
それと今、長倉さんが挙げてくださった2つの職業の方、これ僕も他人事には思えなくて、僕も音楽と出会ってなかったら、おそらくお医者さんになってくる。
しかも母親もおじいちゃんおばあちゃんもですね、教員をしてまして、僕の弟は今、養護学校で教頭をしているので、家族構成の中にいると、
この人たちの仕事の素晴らしさと、大変さとかも分かっているつもりでいるので、
その人たちがもう一つね、さっきのサードプレイスじゃないですけど、もう一つなんかこう、そういうところで活躍できて、
さらにそれを本業にしてもいいし、今の学校の方とか職場の方で何か活用していただけるものを、長倉さんやチーム長倉の皆さんと提供できる場を作れたらなと思っています。
シュタイナーを大人でも学べる場
【長倉】
ということで、これはですね、本当に実際ですね、今、ヒグチさんと計画してまして、もちろんシュタイナーのを学ぶっていうのはそうですけども、
いろんな一緒にね、場所に行ったりとか、前回は今回動画を見られた方は分かっていると思うんですけども、神島というところでですね、収録させてもらったりとかですね、
情報を学ぶだけじゃなくて、やっぱり僕は体で感じてほしい。なというのが一番強いので。
なので、一緒にいろんなところに行きながら学べるみたいな環境を今計画していますので、ぜひそちらを期待してもらいたいなと思います。
ただ、今回は1回目なので、すごいそんな人数を取らないで、小人数でやりたいなと思いますので、もし参加されたい方は積極的に参加の意向を示してもらいたいなと思います。
質疑応答続き
【長倉】
ということなんですけども、これはね、あんまりどうでもいい話なんですね、結構意外と。
日本って別に学校に行かなくても卒業できたりとか、全然するんですね。
僕も実際、うちの子とかは海外から、入ってきた時に、やっぱりもう、一条校にいない状態なんですよね。一条校というのはいわゆる普通の学校なんですけども、もちろんその役所からいろいろ言われるんですけども、じゃあ結果的にですね、
もう関係ないですよ。今の日本の大学なんて、はっきり言ってですね、人が少なすぎてですね、何でもいろんなAO入試というね、名のもと、誰でも入れるみたいな状況にもなってますんで、ここは全然気にしないでも大丈夫かなというふうに思いますね。
【長倉】
まさにそうですね。
【長倉】
ここですよね。やっぱり効率的に生きるとか、いわゆるさっきの話でいうと、高度成長期時代の教育というのはまさにロボットになるための教育で、でもロボットの方が明らかに優秀なので、まあ野生的、人間らしさの方が今後は価値が出るっていうのはもう、かなり明確かなと思うんですけどね。
【ヒグチ】
その通りですね。だからコスパとかタイパ、最近はタイパまで出てきてて、あんまりそういうのはなんかどうなんでしょっていう感じ。無駄をもっとね、無駄をした方がよりシュタイナー的じゃないかなと思います。
【長倉】
シュタイナー的でもあるし、シュタイナー的っていうのがこれからの未来にとって僕は重要かなというふうに思ってますね。
【長倉】
ということなんですけども。ヒグチさんもその拠点の一つにベルリンがあると思うんですけど、そこでやっぱり西洋人の方と関わる機会があるんですけど、この辺の話っていうのはどう思われますでしょうか。
【ヒグチ】
そうです。まさしくその通り。何にも感じてくれないし、行動してくれないっていうのが西洋の方だと思います。
これは明治のいい言葉だと思うんですけど、たまにはいい言葉が明治にもあるんだと思うんです。「和魂洋才」っていわゆる、
才の部分はヨーロッパに学んで、魂は日本の方がいいかなと。
今回の長倉さん、そしてチーム長倉の皆さんから頂いた企画の中で、
僕は大事にしているのが、「和魂洋才」でシュタイナーをどう切り口として構築していくかっていうのが、僕の一つのミッションでもあると思ってて、
だからその辺ですかね、魂はやっぱり譲れないところがある。ただ、良いものはどんどん取り入れて、したたかに世界で勝っていかなきゃいけない。
これから特に、もうネットの時代なんて、AIの時代ですから、もう言葉が通じる、通じないって、もうどうでもいい話になって。特に何を求められるかって言ったら、やっぱり魂の部分じゃないかなと思う。
【長倉】
まさにね、ここでね、例えば今日、これを見ている方がもうすでに200人以上いるわけですけども、そういう状況の中で、
これもね、ある種、運命というか縁というか、部分はあるのかなというふうに思うんですね。
だから本当にまさに、僕らもやっぱり皆さん、今聞いている方がいるっていうのはね、奇跡の出会いかなというふうに思っています。
【長倉】
まさにそうなんですけども、僕はね、危険とは言わないですけど、オルタナティブ教育みたいなのが、今ね、日本で不登校児とか増えてる中で、いろんなもの出てきてるんですよ、実際ね。
そんな中で、いろんなことやられてる方がいます。探求だなんだとか、いろいろあるんですけども、
それは危険っていう意味じゃないんですけども、なんていうのかな、やっぱりシュタイナー教育って歴史があるんで、全世界に広まってる。
ヴァルドルフっていう学校なんてアメリカにいっぱいあるわけで、そこ卒業生がいっぱい成功してるわけですよね。
そういう意味で、やっぱりちゃんと体系立てられてる、先ほども言われました、体系立てられたりとか、実際長い歴史の中で証明されてるものなんですね。
もちろん新しいものが全て悪いってわけじゃないですけども、やっぱりそういう部分っていうのは、やっぱりちょっと皆さん考えないと、
やっぱりその場その場でですね、なんとなくいいなと思ってやるよりは、やっぱりちゃんとそこを出た人たちが活躍してるものを学んだ方がいいと思います。
【ヒグチ】
選択肢があった方がいいですよね。冒頭に長倉さんが言われたように、別にシュタイナーが正解というわけではないので、ただ選択肢の一つとしてオルタナティブがいくつあるかっていう。たくさんあった方がいい選択肢は。絶対豊かなんで。
【長倉】
だからシュタイナーを学んで、じゃあ他も学んじゃいけないとは全然思わないんで。いろんなものを学ぶ中の一つの選択肢としてシュタイナーってあった方が、間違いなくいいと思うんですよ。やっぱりそれは今言った通り、歴史がある程度証明しているのかなというふうに思います。
【長倉】
まあこれもですね、いつか時代が変わるのかなと思いますし、もう日本のシステムというのは限界に来ているというのは皆さんわかっていると思います。これは必ず崩壊するのかなというふうに思います。
【長倉】
ぜひ!おそらくですね、明日あたりにこういうことが起こるかもしれません。こういうことをやろうというのは、皆さんに告知しようかなと思っています。
【長倉】
まさにそうですね。ただ、学校という環境が、特に日本の学校の環境というのは、
僕はよく話していますけど、アメリカで自分の子供を育ててアメリカの教育を見ていて、スタンフォードオンラインハイスクールの星校長の話を聞いていても、
間違いなく日本の学校はちょっと遅れすぎていると、現代に合っていないので、子供たちがかわいそうだなとはちょっと感じますね。
【長倉】
本当にそうですよ。今、時代に合っているというか、時代がやっと追いついた。みたいな感じです。特に日本ですね。
【長倉】
そうですね、だからさっき言った通り、シュタイナーじゃなきゃいけないということを言いたいわけじゃなくて、その選択肢の一つにシュタイナーを入れるのがいいんじゃないかなということですね。
【長倉】
ということなんですけれども、これはちょっと僕、あんまり詳しくないんですけれども。
【ヒグチ】
そうですね、動画の中で話した音楽を見ると、僕はシュタイナー教育の特徴をお話ししたと思うんですけれども、
いわゆる音楽を学ぶのは、まず教科書もなく、楽器もないところから自分で作るという、
いわゆる、手の感覚とか、それとか、感覚の部分ですよね。その子の持っている。
そういったものを大切にするっていう、そういう表れの一つかなと思うんですよね。だからそれが結局は野生につながるっていう部分になりますね。
【長倉】
すごいですね。そういう人がですね、今後も僕らと一緒に活動してくれたら嬉しいなと思いますね。
やっぱり、抗うじゃないですけど、日本のシステムの抗ってきた結果ですね、娘さんもお孫さんも自分らしく生きてるっていうのは一番の証明だと思いますんで。
【ヒグチ】
しかもその今、お名前を挙げられた方たちがまさしく、そうなんですよね、そこから芸術家の方だったり、芸術家を生んだ環境、学校を作られた人たちであって、
ただ残念なのは、時代背景だと思うんですけど、アカって言われちゃってて、どうっすかっていうと、非常にそういうレッテルを張られちゃって、いいことを言ってても、赤化思想とか
それが残念なんですけど、むしろこれからの時代は、もう何度も申し上げますけど、それが主流になってくると。
【長倉】
はい、そうですね。
【長倉】
本当にそうですね。今こそ必要なんですよ、本当に。で、それを理解している人、それを知っている人を日本に増やすことが僕は重要だなと思っていますね。
【長倉】
ありがとうございます。
まさに。それはやっている方向が正しいと思いますし、シュタイナーも建築家なんでですね、インテリアデザインと親和性があると思いますので、ぜひこの機会にシュタイナーを学ぶのがいいのかなと思います。
シュタイナーを学ぶのにオススメの本は、、、日本にはない?
【長倉】
さっきも話したんですけどもね、もちろんいろいろなものがあるんですけども、本当にね、一応ね、僕は本とか書いたりとか出版社にいる人間なんですけども、僕が読んでも難しいんですよ。
だから、いろいろあると思うんですけど、分かんないと思うんですよ、本当に。これはしょうがないんですね。
だからそのために今回ですね、ヒグチさんと一緒に活動をして、より多くの人たちにシュタイナーを学んでもらおうということでですね、
僕の得意技っていうのはですね、難しいことを簡単に伝えるというのが得意技なんで、それをね、やっていきたいなというふうに思うんですけども
最低限学ぶみたいなのありますか。
【ヒグチ】
日本人のためのことにこだわるところで、それと長倉さんやチーム長倉さんの皆さんからの条件として、シュタイナー研究の専門用語は一切使わない。
僕は建築家で、クリエイターなもんですから、デザインのところはなるべく少なくて、条件をいただいたんで、私も今、そうですね、
また長倉さんやチーム長倉さんの皆さんと今、本もどうでしょう、6冊ぐらい。そうですね。荒原稿は私の方で仕上げさせてもらってるんで。
出版もこれからしてくださるし、後、講座もやっていくので、むしろ今いい本って言われても、
和訳した本、ドイツ語とか英語の本では何冊かこれはいいんじゃないかっていうのはありますけど、
和訳した本では正直私シュタイナー研究家としてもお勧めできる本はないです。
【長倉】
はい。本当にそうですね。だから本当にやっぱり難しいというか、翻訳された本に関しては別にそれが悪い本とは全然思わないですよ。思わない。
ただやっぱり、僕も読めないぐらいのレベルなんで、それは結構大変かなというふうに思いますね。
【長倉】
活動に賛同してくれるとですね、僕らも嬉しいです。嬉しいです。リアルな声を聞けたんで。
ということで、皆さんのコメントも拾わせてもらいましたが、もうそろそろ1時間経ったので。
本が読めなくなった現代人
【長倉】
本当に高橋先生がだめって言うのではなくて、時代も含めて、昔はみんな読めたんですよ。
昔の本は難しいんですけど、昔は読めたんですよね。昔って、僕が出版業界だからあえて言いますけども、昔は本しかなかったんですよ。
YouTubeもなければ、インスタもなければ。 だから本しかなかったんで、みんな本しか読む機会がない。
そして部屋に帰れば、もうインターネットも繋がらないし、 LINEも繋がらないんで、もう一人になるしかないんですよ。
そんな中で本を読むっていうことが。当たり前だったんですよね。そんな中でみんな読解力っていうのはすごいついてたんですけども
今の時代、本当にテレビ見たって、YouTube見たって、テロップが出る。
本当に読解なんか、これは別の話ですけど、読解力っていうのは日本人が世界的に落ちてると思うんですけども、そんな中で高橋先生の本を読むっていうのは普通できないんですよ。
僕もできないぐらいなんで。
【ヒグチ】
おすすめはしませんね。今の時代。
【長倉】
そうそう。持ってるのは良いと思うんですよね。持ってるのは良いですけど、本当に読めないと思います。普通に。別に読みたくは読んでもらってもいいですけど、多分読めないなというふうに思っているっていう感じですね。
【ヒグチ】
辞書を引きながら旅行とかって、喫茶店にそういう難しい分厚い哲学書の本を持ち込んで、ジャズ喫茶とか。
【長倉】
そうですね。それがかっこいいみたいな。スタイルなんですよ。
【ヒグチ】
辞書を片手に引くなんて、たぶん今はやらないでしょ。おしゃれなカフェでやらないでしょ。
【長倉】
それがスタイルだね。1990年代ぐらいまではですね、例えば。
『ホーキング世界を語る』みたいな、宇宙を語るとか、
ああいう誰もたぶん最後まで読んだことがないような本がベストセラー。
だから要するになんかそういう本を持ってるとか 買ってるってだけで価値がある時代があったんですよね。そういう時代でなんだけど、
今は明らかに違うんでね。やっぱりどれだけ簡単か。だから僕なんかも本を自分でも書いてますけども、やっぱりどれだけ簡単にするかっていうのが出版社に要望なんですね。
それに、あらがうこともできるんですけど、でも出版社もね、やっぱ商売なんで。売れた方がいいと思いますんで、やるっていう形ですね。
質疑応答の続き
【長倉】
これもね、あんまりね、ちょっと僕は危険だなと思ったの。じゃあ、シュタイナーならどこでもいいのかとか、モンテッソーリならどこでもいいのかじゃないと思うんですね。
やっぱり結局ね、親が学んでなきゃ意味ないんですよ。意外と日本の親御さんって、学校とか幼稚園とか保育園にですね、頼りすぎというか。
だから、自分が知識を持ってなければ、どこに行かせたってしょうがないと思うんですね。
それがシュタイナーだって言ったって、インチキなことやってる人っているかもしれないじゃないですか。
結構いるんですよね、実際。なので、自分が学ぶってことをちょっと忘れないでほしいなというふうに思いますね。
【長倉】
まさにそうです。そうですね。それを先ほど言いましたね。特にヒグチさんが心に残っている言葉はありますか、と思います。どうでしょうか。
【ヒグチ】
やっぱり、繰り返し彼の抗議記録とか講演記録を持つ中で、やっぱり霊的進化って、見事に高橋先生たちや先人の方が上手い和訳をしたので。
【長倉】
そうですね。霊的進化って、今でもキャッチーな感じですよね。
【ヒグチ】
そうですね。ただ、それをさっき長倉さんがおっしゃったように、悪用して、シュタイナーの名物をもとにスピリチュアルで商売している人間もたくさんいますから、
それをやはりきちっと学んでいただいて、判断していただくのがいいかなと思います。
【長倉】
だから、みんなね、さっきの冒頭の話なんですけど、日本人ってやっぱり正解を求めがちじゃないですか。
じゃあ、いろいろ何か疑問を持った時に、シュタイナーが正解なのかなとかじゃなくて。
ちゃんと自分たりに学んでですね、学んでいく中で、シュタイナー以外もいろいろあると思うんですよ。
でもその中の一個としてシュタイナーをね、選択肢に入れてその中で考え方を入れるのがいいのかなというふうに思います。
【長倉】
いや、まさにそうですね。いや、だから本当に悪いわけじゃないんですよ。難しい本が悪いとは全然思わないし、それはそれでね、必要だと思うんですけど。
でも、僕がやろうとしていることは、より多くの人ですね。より多くの人にシュタイナー、せっかくね、シュタイナーという考え方だったりシュタイナーの思想ってあるわけで、
それをより多くの人、難しいものが読めない人にも伝えたいなというふうに思ってですね。
伝えるためにやっぱりいろんな人に協力してもらわなきゃいけないんですね。だから今日ね、ライブ配信、見ている人にはぜひ一緒に活動してもらいたいなと思っております。
【長倉】
本当にですね、親が学ぶことが僕は重要かなと思います。
【長倉】
いや、まさにそうかなというふうに思いますね。
【長倉】
ということなんですけれども、いや、本当にそうですね。
小さい時に親が知っているかどうかって、めちゃくちゃ重要かなというふうに思います。
はい、ということでですね、もう10時になったんで、そろそろ時間になりましたということでですね、
今回ちょっとですね、ヒグチさんに時間をいただきまして、本当に結構ね、本当に思った以上の反響でですね、
多くの人に、こう、ヒグチさんとの対談動画を見てもらいましたと。
普通ね、4話に分けるとですね、ほとんどの人見ないんですよ、4話なんて。でも4話まで結構多くの人が見てくれたっていうのは、やはりこう、対談が面白かったし、やっぱシュタイナーってものに興味がある。
で、もっと言うとですね、現代においてシュタイナーに興味が持ってるって時点で、かなりね、感度が高いのかなというふうに思うんですよね。
今後ですね、本当にシュタイナーの学びも含めてですね、ヒグチさんとですね、いろんな活動していきたいなと思いますんで、
今後ともですね、僕らからの情報を、ぜひ皆さんね、待ってもらいたいなというふうに思います。
今後僕たちがやっていく活動についての紹介を、情報を送っていきたいなと思いますので、そちらを楽しみにしてもらいたいなと思います。
ちょっと一気にですね、今またコメントが入ったんで、
【長倉】
もちろんね、日本が全部ダメとも思わないし、僕の場合はね、子供アメリカに育ったのもありますけど、じゃあアメリカもいいところもあれば悪いところもある。
ただそれも含めてね、選択肢かなというふうに思いますんで、そういう話もですね、僕の一緒にね、ヒグチさんとやっていく中で、リアルな海外教育みたいな話もできるかなと思ってますんで、ぜひ楽しみにしてもらいたいなと思います。
【長倉】
あれですよね、霊的進化。あれがね、やっぱり一番ウケたんですよね。
【ヒグチ】
そうなんですか。
なぜ今回「霊的進化」というワードが刺さったのか?
3話で目が冴えましたということなんですけど、改めてあれですかね、霊的進化みたいなところっていうのは、なんでこう、今ね、反響がありますけども、ヒグチさんの中でなんでウケたかなっていうのは感じることありますか。
【ヒグチ】
まあ、わかりやすく。流行りの言葉で言えば、あの。風の時代が来てるっていうのと、2025年問題っていうのが今話題になってて、特に社会経済学的にもある問題、これは団塊の世代がいよいよ、団塊の世代っていうのは。
まあ、わかりやすく。流行りの言葉で言えば、あの。風の時代が来てるっていうのと、2025年問題っていうのが今話題になってて、特に社会経済学的にもある問題、これは団塊の世代がいよいよ、団塊の世代っていうのは。
北野武さん代表とするあの年代ですね。 70歳ぐらいですよ。70以上ぐらい。いよいよその人たちが動けなくなった。いわゆるそういうことがどうなるかっていうと、この日本の経済的な力がさらに劣るということが分かってるっていうことですよね。
そういう中においてやはり皆さんが、じゃあ次のパラダイムは何なんだろうって、不安になって探している中、そういう時にやはり、さっきありましたけど、日本と西洋の違いとか共通点とかお話ありましたけど、
やっぱりそこになってた、立ち戻れるのが、日本の神道の考え方だったり、すっかり中国のものですけど、日本に根付いた仏教だったりしたときに、
やっぱり一霊四魂とか、霊視大衆っていう、いわゆるボディとかフィジカルじゃなくて、魂の部分、霊的な部分が大事なんだよっていうのが、
実はこれ昔から日本にはあって、親和性が高い考えなんですよ。ここに見事にシュタイナーも、分かってるところでもインド哲学は相当あってらっしゃるのが分かるんですよね。
ヨガとか、それはよく分かるので、やっぱりそういったエッセンスが入ってる部分が、非常に今になって、シュタイナーがこれほどの反響を受けた。
そういうところがあるっていうのは、そういった背景があって、皆さんが、皆さんの魂が求めてるんじゃないかと思うんで。見事に響いてるんじゃないですかね。
で、先人、高橋先生はじめ先人の皆さんが見事に、あの、ワードを 霊的進化っていう言葉で訳してくださったんで、おかげで、まあ今これだけの 200人以上の人が、この今、この瞬間に集まっている 奇跡が起きてるんじゃないかと思います。
【長倉】
僕は今回ですね、ヒグチさんにもちろんシュタイナーをこう簡単に、簡単に分かりやすく解説してもらいたいっていうのもあるんですが、その、ただそこだけじゃないなと思ってまして
今言った通りやっぱ日本人の魂、やっぱなんでこうみんなそれに影響を受けるのか、それに反応するのかって やっぱ元々あったと思うんですよね、そういう魂が 日本人の中に。
その霊的というか、まあそういう まあ今で言うスピリチュアルみたいな話かもしれないですけども
やっぱそれを何か何らかの形で抑え込まれていった、っていうのもあったりとかして、なんかそこの部分もですね。
ヒグチさんと一緒にやろうとしている活動は、日本人、本当に再三言ってますけど、日本人のためにシュタイナーって話をしているのはどういうことかというと、
日本人がもともと持っていたんじゃないかと、そういうカルチャーの中にいたんじゃないか、そして僕らの先祖というのはそういう感覚で生きていたんじゃないかということで、そういう先祖に帰るみたいな部分も含めてですね
いろんな活動をしていきたいなと。だからちょっとね
今後の活動、本当に長い目での活動でいうとですね、本当にいろんな遺跡を回ったりとか、いろんなですね、日本人のルーツみたいなところですね、ヒグチさんと一緒に行くように、そういう活動もですね、シュタイナーに限らずやっていきたいなと思いますので、ぜひですね、楽しみにしてもらいたいなと思います。
はい、ということでですね。
ヒグチさん本当にありがとうございました!
【ヒグチ】
ありがとうございます!
【近日公開予定】大人がシュタイナーを学べる環境を企画中!
【長倉】
ということで、明日また皆さんに連絡させていただきたいと思います。
具体的には、ヒグチさんからシュタイナーを学び、そして、日本の魂を学びというところを、皆さんに伝えるようなコミュニティというかですね、そういうことをやっていきたいなと思いますので、ぜひ。
今回ですね、本当に初めてやるので、本当に特別な条件で皆さんに参加してもらいたいなと思いますので、ぜひですね、どうせ参加するなら最初から参加した方がいいかと思いますので、そちらの情報を待っていただければなと思います。
はい、ということで、ヒグチさん、今日はどうもありがとうございました。
【ヒグチ】
はい、こちらこそ。皆さん、最後までありがとうございました。
【長倉】
はい、ありがとうございます。お会いできる日を楽しみにしております。
【ヒグチ】
そうですね。リアルにたくさん会う機会をいっぱい作ろうと思いますので、ぜひ来ていただきたいなと思います。
【長倉】
はい、ということで、終わりにしたいと思います。じゃあ、ヒグチさん、どうもありがとうございました!
【ヒグチ】
ありがとうございました!