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最近の子どもは運動神経が悪いのか❓
昨今、子どもの運動能力の低下(子どものロコもティブシンドローム)について取り上げられることが多くなっています。
子どもたちの運動のやり過ぎによるスポーツ障害と、肥満など生活習慣の乱れから来る運動不足の2極化が目立つようです。
運動面では、ゲームやデジタルデバイスの普及と外遊び場が少なくなったことにより、外遊びの機会が減り運動不足の子どもが増えています。
驚くことに子どもたちの現状は、片足立ちができない、しゃがみ込むができないなどの基本動作のできていない子が急増しています。
そして、投げる動作ができない、自身の倒立はおろか倒立する子を支えられないなど、少し前の時代には考えられなかったことです。
子どもは身体を使って遊ぶことで走ったり、飛んだり、投げたりなどの様々な運動を経験することで身についていきます。また、違う年代の友達と触れ合うことで集団の中で社会性も身についていきます。
幼少期から学童期にかけて神経の発達が一番伸びるとされています。色々な動きを身につけていることで将来、特定のスポーツ技術が身につきやすくなります。
このような成長の機会を奪われてるのが最近の子供たちです。身体は成長しているの運動能力は伸びていない、いわゆる運動神経が悪いと表現されます。
コーディネーショントレーニングとは❓
目や耳などの感覚器から入ってきた情報を、脳で上手に処理し、体に的確な指令をだす神経回路を育てるトレーニングです。
コーディネーション能力は7つの能力に分けられています。
定位能力
空間や動いているものと自分の位置関係を把握する能力、ボールとの距離や落下地点の予測など
識別能力
道具やスポーツ用具などを上手に操作する
変換能力
状況の変化に合わせて、素早く動きを切り替える
リズム能力
耳や目からの情報をイメージし現実化する 動きのタイミング、力の調整なども
バランス能力
バランスを正しく保ち、崩れた態勢を立て直す
反応能力
合図に素早く反応し、適切に対応する
連結能力
体の関節や筋肉の動きをタイミングよく無駄なく同調させる
これら7つの能力が複雑に組み合わさって行われています。特にスポーツの場面では多くの感覚器からの情報を処理して身体に各部位に指令を出す能力が必要とされています。
コーディネーショントレーニングの要素
両側性:前後、左右、上下などの体の使い方
複合性:複数の動きを組み合わせる
対応性:いつもと違うボールの形、重さなどの変化に対応する
不規則性:タイミングなどランダムにして行う
変化度:慣れてきたら運動のレベルを上げて変化させていく
まとめ
・シンプルに外で遊ぶ、昔ながらの運動を行うことでコーディネーション能力は高まっていきます
・遊ぶ場所、時間、仲間など三間を提供してあげることが大切です
・複数の動きで脳は活性し鍛えられ、更に幼少期から行うことで運動神経は鍛えられます。
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