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20代デザイナー、デザイン史を学ぶ④〜全体をみる〜

こんばんは、今日はデザイン史について書いていきたいと思います。このシリーズが始まって思ったことは、あるところを掘り下げる前にまず、全体の概要を自分の中で整理した方がよいと思いました。

そう思ったのでデザイン史で使われる単語を簡単にまとめてみます。

〜1900年代

アーツ&クラフツ運動
ウィリアム・モリスが主導したデザイン運動
ジャポニズム
19世紀後半にヨーロッパで流行した日本趣味
アール・ヌーヴォー
ヨーロッパを中心に開花した国際的な美術運動

1900〜1940年代

ドイツ工作連盟
機械生産を肯定し、製品の質的向上を目的として、ドイツに設立された団体
デ・ステイル
画家テオ・ファン・ドゥースブルフを中心とした前衛芸術冊子、および画家や建築家の国際的な活動
バウハウス
ドイツ中部の街ワイマール共和国に設立された、美術学校
アール・デコ
ヨーロッパおよびアメリカ合衆国(ニューヨーク)を中心に流行、発展した装飾の一傾向。

1940〜現代

インダストリアルデザイン
工業製品の形状や色彩、材質などのバランスを見極めながら細かい使用を決定し、大量に生産することを前提としたデザイン活動ドイツのデザイン
アメリカのデザイン
アメリカで行われたデザイン
イタリアのデザイン
イタリアで行われたデザイン
スカンジナビアデザイン
北欧で行われたデザイン
ウルム造形大学

1953年、当時の西ドイツにあるウルム市に設立された造形大学

1960〜現代

ミニマリズム
必要最小限まで省略する表現スタイル
ユニバーサルデザイン
文化・言語・国籍や年齢・性別・能力などの違いにかかわらず、出来るだけ多くの人が利用できることを目指した デザイン
エコデザイン
地球に配慮したデザイン

2000〜現代

デザイン思考
デザイナーがデザインを行う過程で用いる活用した思考方法
UXデザイン
サービスやプロダクトを通じたユーザーの顧客体験のすべてを設計すること

かなりざっくりまとめましたが、やはりここが重要と思ったところは随時追加していきます。こうしてまとめてみると単語が整理されてなんとなく流れがわかってきました。しかしこうしてみるとデザイン史と言われる言葉はここ100年で中心にでてきたことに驚きました。

わずか100年でこんなにも変わるのですから、今から100年後も大きく変わる可能性があります。そういった未来も予測するためにも過去の出来事、特にデザインに関わっていく者としてはデザイン史を学ぶことは非常に役立つことだと思いました。

また、これ以外にも個人的に気になる出来事もまとめていけたらと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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吉澤健太
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