【質問】わが子が学校に行かなくなった。#わが子の気持ちは、どんなものなんでしょうか?
お子様はこれからの人生で悩み・考える時期が出てくるでしょう。
そんな時、どのようにすればわが子を支えてあげられるのでしょうか。
そのヒントはお子様が「学校に行かない」という選択をしたプロセスにあるように思います。
今回はそんなお話です。
オプション
「学校に行かない」と自らの意思で決めた子どもたちです。
「学校に行かない」とその道を選ぶ前に、学校に疑問を感じ始めている時期はあったはずです。
「なんか、変な感じだなぁ・・・」
そんな時期に何か子どもたちが困っている状況があったとしましょう。
そうしているうちに、
学校の先生や周囲から
「そういうことは学校に行けば解決するのに」
と声をかけてもらったり、
家で退屈にしている時に
ご近所さんが
「学校で遊べば楽しいのに」
と声をかけてくれているかもしれません。
この大人にとって、日常の中の些細な一言。
この周囲からの悪気のない一言が
子どもたちにとって負担だろうなと思います。
なぜかと言いますと、周囲は自分の悩みを「学校に行く」というたった1つの選択肢で解決しようとするからです。
初めは違和感だけかもしれませんが、おそらく徐々にストレスに変わっていくのだろうと予想します。
お子さまがさらに未来を見据えて暮らしていく。
とても楽しく、スリルがあって、ワクワクする未来です。
そんな未来を考える時、
ここでお話ししたことが関わってくるのだろうと思います。
実はここまでのお話は「学校に行く、行かない」という範囲の話ではなかったのです。
つまり、全ての答えを1つの選択肢に集約しようとする考え方・思考方法が、子どもたちにとってストレスなのです。
周囲の考え方は、ちょっとした日常のコミュニケーションで子どもたちに伝わるものです。
人間とはそういう生き物です。
ですので、10歳未満のお子様であっても当然感じとっています。
これからの人生で子どもたちが悩むことが出てくると思います。
そんな時、限りなく多くの選択肢を与えてあげると良いと思います。
そして、できることなら子どもたち自身でその選択肢を見つけていくことを見守ってあげると良いでしょう。
「〇〇ちゃん、〇〇くんなら、きっと素敵な方法が見つけるよ」と本音で声をかけてあげられそうでしたら、それが良いでしょう。
もし、少しでも心配があれば伝わってしまいますので、
そんな場合はそっと言葉にせず状況を見守ると良いです。
大人たちの時間に余裕を持った姿勢は、
道を探す子どもたちを勇気づけるはずです。
今回の記事は以上です。
お知らせ
「『学校へ行かない』と決めた子どもたちへ ~私達オトナができること~」
私が代表をつとめます「学校に行かないと決めた子どもたちのオンライン塾」が
毎月一度、大阪でお話し会を開催しております。
私が主催者としてお話・ガイドをさせていただきます。
無料でご参加いただけますので、誰かと子育てについて考えてみたいという方は気軽にご参加くださいませ。
当事者だけではなく、子どもたちの周囲の皆さまにもご参加いただいております。
また、このお話会を身近でお困りの方にシェアしていただけますととても嬉しです。
子どもたちとそのご家族により多くの笑顔が溢れますように。
詳細は以下からご確認くださいませ。
*次回開催の5月16日(月)は大阪会場ではなく、オンラインお話し会に変更になりました。
変更の理由は特別ゲストの参加が決定したためです。
席数には限りがございますが、note読者の皆さまに限定でお知らせさせていただきます。
どうぞお楽しみにお待ちくださいませ。
詳細は以下からご確認くださいませ。
▶︎2022年4月に開催されました「お話会」の様子はこちらからご覧いただけます
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