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【岩手グルメ】割り醤せんべい×喜久盛 死後さばきにあう

 おばんでがす〜(朝読んでいる方は、おはようござりす〜)。
 ご当地グルメネタです。

 僕は宮城県出身で、今は福島に住んでいるので、この地域+東北全般の食べものの紹介をしていきます。実際食べたもの、あるいは調理したものを書いていきます。ご当地グルメに合わせた、日本酒の紹介もします(たまに方言出ますが、基本仙台弁です。福島弁ではありません。念のため)。

 今回は、岩手の割り醤せんべい。醤油味の南部せんべいです。

由来

 割り醤せんべいは、岩手県二戸市の南部せんべいメーカー、小松製菓(巖手屋)の商品です。

 では、そもそも南部せんべいの由来は?

 南部煎餅の由来はいくつかありますが、600年ほど前(建徳年間)、長慶天皇が南部地方巡幸の際、家臣が付近の農家から手に入れたそば粉を練って丸い形に焼き、胡麻をふったものを天皇に供したというものが代表的です。
 その後、今から450年ほど前には南部藩の野戦食として食べられていました。また、南部藩の領民は白いお米は手に入りませんでしたので、そばや大麦を主原料として主食や間食用として食べておりました。

 明治時代に入り小麦粉が主原料となった頃から商品として本格的につくられるようになり、1952(昭和27)年、砂糖の統制解除とともに洋菓子が普及し、一時哀退しておりましたが、全国で実演即売をおこなうなどのPRをした結果、岩手の代表的銘菓として評価を得るようになりました。

小松製菓HPより

 

つくりかた、食べ方

 ここは、つくるより大人しく買いましょう。
 割り醤せんべいは、東北の高速のSAや、みやげ屋などで見かけます。とは言っても、普通の南部せんべいと違い、必ずどこにでも置いてあるわけではありません。意外とマニアックな商品です。僕は見かけたら必ず買います。

amazonの商品ページはありますが、販売はしていません…。↓

類似商品の柿ピー入りはこちら。こちらは売っているようです。↓

 

 食べかたは、おやつにしてもよし。酒の肴にしてもよし。

酒!飲まずにはいられないッ!

 

合わせる日本酒

 さて、今日の日本酒は。岩手県北上市の喜久盛酒造から「喜久盛 死後さばきにあう 生原酒」。喜久盛はラベルが変なのが多いのですが、特に目を引いたのがこの作品でした。

 

 「死後さばきにあう」はいわゆる「キリスト看板」でおなじみ?です(東北では、田舎の道では必ず見かけます)。それをラベルにするとは…。

https://dying.thebase.in/items/13378182 より

 ちなみに「キリスト看板」を制作、配布しているのは、宮城県丸森町に本部がある、聖書配布協力会とのこと。丸森町といえば、2019年10月の台風19号で大被害が起きたところ。あと僕の出生地(どうでもいい)。
 なんか東京とかでも街宣活動をやっているとか…?

 

 さて、気になる味は。
 口開け当初はセメ臭が感じられ、個人的には少し苦手。ラベル同様クセが強い…。
 しかしながら、3日〜7日経過でだいぶまろやかに。割り醤せんべいのように、濃い味付けのものと相性抜群。
 

 いぎなりうめえぇぇぇぇぇ

 

 

 んでまず、おみょうぬづ〜(それでは、また明日)。

東北グルメ・日本酒シリーズは↓

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齋藤健太@未来会計・渋沢栄一研究・東北の日本酒
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