強みを伸ばす
組織を構築していくうえで大事なのはどちらだろう?
”強みを伸ばす”
”弱点を克服する”
私は現在3社目で働いており、業種は今までの2社とは全く違う業種。
そして立ち位置もエンジニアではない。
そして上記のような強みか弱点かで常に迷っている。
私が上司から求められているのは強みは期待されずに弱点を徹底的に伸ばすような指導をされている。
逆に私の部下には強みを生かすような指示をしている。
なぜ多くの上司は弱みを克服させようとして強みに目を向けないのか?
それは【自分の立ち位置を守るため】だと思う。
そもそもの上司の顧客の設定が間違えている場合が多いと思う。上司の顧客はその上司。つまり自分の利益に直結する相手になっているように思う。
部下が強みを生かして来ると自分の立場が危ないと考えるのだろうか。
では会社という組織の中で本来の顧客とは誰だろう?
それは大きくは会社のプロダクトを購入してくれる人。
会社の目的とは何であろう?
それは顧客に満足してもらう対価としてお金を頂く事。
そう考えると強みと弱みのどちらが重要かが分かると思う。
弱みを伸ばしたところで頑張っても平均点だし、それが強みの人間を超えることは無い。
強みを生かしたら、それは無限の可能性があると思うし平均点を越えることも難しくない。
しいて言うなら大谷翔平選手に二刀流をやらせるかキャッチャーをやらせるかと同じだと思う。
彼がキャッチャーをやっても突出した選手にはならないだろう。しかし二刀流を極めたときに突出する。
こう考えるとやはり強みを伸ばすことに集中し、弱みは害のない程度に克服する程度の働き方が良いのかもしれない。
適材適所という言葉もあるので。
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