僕が父親として育児休暇を取得した経緯と具体的な方法
ついにワールドカップ決勝ですね。
日本は負けてしまいましたが、
僕の優勝予想は『フランス』です!!
この記事を書くにあたって
フランスって育休取得率どれくらいなのか?
調べてみました。
すると、、
労働者の約7割の父親が
育児休暇を取得している
ただ、
ヨーロッパの中では遅れている。。。とのこと。
私は二つの衝撃があった。
70%すご!!!
遅れている。。
ってどんだけヨーロッパの取得率高いの!?
ということで、、
私の育児休暇までの道のりを書いていこうと思う。
目次
1.育児休暇を取得するまで
2.育児休暇をどのように取得したのか?
3.育児休暇までの準備
4.最終出勤日の時の気持ち
1.育児休暇を取得するまで
当初、私は育児休暇の取得を全く考えていなかった。
しかしながら、
最終的には育児休暇を取得して良かったと思えた。
逆にいうと、
取得していなかったら後悔していたとも思う。
理由としては、3つある。
①パートナー(妻)が専業主婦であり、「家のことは大丈夫だから仕事してきな!!」タイプなので任せて問題ないと思っていた
自分が長期休暇取得をすることで、世帯収入が下がる事が懸念であった
漠然と長期間休めると思っていなかった
このような状況なので、
妻が妊娠7か月になるまで、
育児休暇取得を全く考えていなかった。
ところが、7-8か月ごろに妻が私に言った
「相談なんだけど、、、育児休暇取得できる?」
「・・・え?」
そう、私は自分が置かれている状況を理解していなかったのだ。
今回の出産は第2子であり、長男が2歳の状況であった。
長男は2歳で目まぐるしく成長していった。
お掃除ロボットのようにどこにでもぶつかる
ウサイン・ボルトのようなスタートダッシュ
オペラ歌手のように大きな声で泣く
まさに、小さい怪獣であった。
レベルアップしていく息子と
反対に妻のお腹は大きくなり
息子への対応が難しくなっている状況であった。
それは大変だ、、、、
この結果、私は育児休暇取得を本格的に考える様になったが、
先ほどの取得を考えていなかった理由である
「②世帯年収が下がるのではないか?」
「③長期休暇は難しいのではないか?」
という2つの懸念について考えることになった。
2.育児休暇をどのように取得したのか?
私は悩んでいた。
本当に育児休暇を取得して良いのもなのか?
ちょうどそのタイミングで人事に
育児休暇のアドバイスをもらえる方と
面談の機会をもらうことになる。
その方から様々なアドバイスをもらった。
・育児休暇を取得することのメリット
・金銭的な変化
・育児休暇取得のプロセスや提出書類など
家に帰り、妻に相談をした、、
「取れるなら、育児休暇を取得してほしい」
「分かった、相談してみる!!!」
分かったと言ったものの、
本当に取得できるか?心配になってきた。
その理由は、
私は人事ではあるが、採用チームに所属している
採用は営業職と若干似ていて、
少しでも早く採用ができるように
日々数値や目標を追うような業務内容である
自分がいなくなったらどうなるのだろう??
そう思っていた。
緊張をしながら上司に相談をしたら拍子抜けした。
「いいんじゃん!取得しなよ♪」
私には上司が矢沢永吉に見えた。そんな即答できるの!?
この一言に救われたと言うか、決心をしたと思う。
続いて上司は私に言う
「取得することは全力で応援するから、
その気持ちをチームのメンバーに相談してみなよ」
なるほど、、、
まずは相談してみようと思い、チームのメンバーに相談をした
「いいじゃないですか。やってみなよ♪」
・・・僕の周りには矢沢永吉しかいないのか?
とても前向きに考えてもらえた。
そして私は決心した。
育児休暇を取得しようと
振り返ってみると、、、
ここで上司やチームメンバーに少しでも嫌な顔をされたら
育児休暇は取得しないでおこうと思っていた。
今でもチームメンバーには感謝している。
3.育児休暇までの準備
正式に育児休暇を取得することを決心した。
やったことは下記の通り。
①取得時期の調整
まずいつからいつまで取得するのか?
ここはパートナー(妻)と話した結果1か月となった。
ただ、1か月はあっという間なので、
3-6か月取得したほうが良いと振り返る。
これは次回で伝えたい。
②仕事で関わる人への相談→報告
次に採用で関わる支店長やマネージャーへ相談をした。
いわゆる私のお客様だ。
上司からは「報告では無く、相談をしてみな?」と言われた。
「相談なのですが…」
「いいじゃん、あとは任せて!」
と全ての採用に関わるマネージャーが
明るく答えてくれた。
そのミーティングでは
私がいない間の仕組みや組織について話をした。
もちろん相談だけではなく、
今後どのように業務が進むのか、サポート体制の説明の準備もしていた。
③引き継ぎ先や業務分担計画
これを機に業務をすべて分かりやすく表にまとめることにした
続けて、それに関わる時間を明記
最後に誰にその業務をお願いするのか?を決めていった。
上司は、
予算を使い外部ベンダーからのサポートが受けられるように
準備してくれていた。
④事務手続き
事務手続きは、
3,4つほど書類程提出した書類があったが、
基本的には記載事項を入力して郵送をすれば完了!
期限内に郵送しなければいけない書類があり、
見落としそうになって急遽対応もした。
【育児休暇 提出書類】 で調べると色々出てくるので
気になる方は下調べしても良いかも。
4.最終出勤日の時の気持ち
そんなこんなで育児休暇まえ最終出勤日を迎えた。
最終日を迎えた自分には、
<会社を辞める時ってこんな感情なのかな?>
転職したことが無い自分はそう思った。
妙に寂しい気持ちになるが、
1か月すれば戻ってこれると思う。
ただ、1か月仕事を休んだことが無い自分は
焦りに近いものを感じた。
そこで、同僚にかけられた言葉を思い出した。
「子どもの成長は、
一生に一度しかない貴重な時間の連続だから
しっかりと経験してみて…」
次の日、
育児休暇一日目が始まった。。。
次回、育児休暇中の生活と復職について書いていこうと思います。
2022/12/16 齋藤 健太 (Saito_Kenta/ランスタッド人事)