石蹴りって楽しい
こんにちは。KENTAです。
皆さんは何かにトライして失敗したとき、何をするのでしょうか。
よく聞く話では、「失敗したときは、なぜ失敗したのか考え、仮説を立ててもう一度トライする」というのがあります。
それ自体、正しいことだと僕は思います。
しかし、大体の人は短期的な成果を見がちで、途中で挫折し諦めてしまいます。
昔の僕もまさにこんな感じでした。
石蹴り
皆さんは石蹴りをしたことはありますか?
男子諸君は、やっていない人はほとんどいないと思います。
なぜなら、超楽しいから。
どのくらい生き残るか学校に着くまでで競走してみたりしたものです(笑)
なぜこの話をしたかと言うと、つい先日石蹴りをしたからです。
もちろん、ちょうど昼間で歩いている人がほとんどいない状態でです。
人がいるときは流石に危ないのでしないですけど。
超楽しかった!
そこの歩道は人が横並びに5人並んでも歩ける広さなので、余計に捗りました。
足を蹴る僕としては、真っ直ぐ遠くに飛ばしたい。
そして、蹴りにくくなるので、なるべく端で止まらないようにしたい。
しかし、そう上手くはいきません。
蹴り方によって飛び方が違って、ある蹴り方だと真っ直ぐ飛ぶけど、横回転を少し入れた蹴り方だと、カーブを描いて真ん中で止まる、そんな癖の強い子(石)でした。
端で何回も止まりました。その度に足裏で真ん中に戻します。このとき少しイラッとします。
けれども、何回も蹴っているとその子(石)のことが分かってくるんです。
こうしたら、こう飛んでくれるんだろうな。
この蹴り方で、もう少し強く蹴ると飛距離が伸びるな。
その通りになると、楽しくなってきます。
家が近づいてくると、少し寂しくなります。
けれども、最後に思ったように上手く飛ぶようになって良かった。そうじゃなきゃ、止めるに止めれなかった。
トライ&エラー
石蹴りはまさにトライ&エラーの連続でした。
真っ直ぐ遠くに飛ばすために、どのようにどのくらいの強さで蹴ればいいのか。
その試行錯誤を何度も何度も繰り返しました。
他のことでも同じことが言えると思います。
何をするために(目的、目標)どのように行動するのか(方法)
その目的が上手くいくまで何度もトライする。
けれども、石蹴りとやらなきゃいけないことは厳密には異なります。
石蹴りは楽しいけど、やらないといけないことをやるのは辛い。
こんな感じに考えている方も多いかと思います。
この2つの違いは、「簡単さ」と「フィードバックのタイムラグ」の2つがあります。
簡単さ
石蹴りって、めちゃくちゃ簡単ですよね。石を蹴ればいいだけですから。
けれども、やらなきゃいけないことは違う。目標も高く掲げがちだし、あまりやる気にもならない。
そのやる気にならない原因は、簡単さ、つまり簡単にその目標が達成できるかだと考えています。
誰しもが竈門炭治郎くんみたいに大岩を両断できるわけではありません。
みんな、小さい石から切っていかないと、あの修行の時点で挫折してしまいます。
そのためにも、自分のできる範囲の目標を立てて一つずつ達成していくことが大事です。
フィードバックのタイムラグ
石蹴りの場合、蹴った瞬間にフィードバックが返ってきます。
あれほど早いフィードバックは中々ないでしょう。
けれども、現実は異なります。
大きな目標ならば、少なくとも数年単位で成果が出るまで時間がかかりますし、そこまで中々耐えられるものではありません。
大きな目標ほどタイムラグが大きいならば、その大きい目標を小さくしていって、タイムラグをより短くしていけばいい。
小さくすればするほど管理が難しくなりますが、そのバランスを取れば、フィードバックがどんどん短くなっていって、石蹴りのときのように楽しく感じるのではないかと思います。
簡単に言うと、大きい目標と小さい目標を使い分けよう!ということです。
おわりに
こういう記事を書いていると「純粋に石蹴りを楽しめなくなっているなぁ」と感じます(笑)
少年心も忘れないでいたいなぁ。