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ironman コペンハーゲン トラブル発生!

いよいよヨーロッパに向かう。

まずは大阪からスロベニアに向かった。

フライトが急遽キャンセルになったり、色々トラブルがありつつも、無事に着いてスロベニアで1泊した。すごい綺麗な場所だった。

コペンハーゲンもきっと素晴らしい場所なんだろうなとワクワクしながら、翌日コペンハーゲンに向かった。

無事に着いてホテルで、自転車を見てみるとバイクの一部が割れていた。頭が真っ白になった。

とても小さい部分だったが、フレームの一部なので修復はもう不可能なダメージだった。

一瞬でもうこのバイクは使えないとわかった。

そのショックより、とりあえずどうするかで頭がいっぱいだった。

しかしまだ火曜日だったからレースまで5日あるから意外と冷静で、どうにかなるだろうと根拠のない自信はあった。

とりあえずコペンハーゲンのレンタルバイクをネットで探したり、現地の自転車屋に行ったがなかなか貸してくれるショップは見当たらなかった。

そこでFacebookの『ironman Copenhagen 2024』という非公式のグループページがあり、そこに今の状況を説明し、もし誰か貸してくれる人がいたら貸して欲しいと書き込んだらすぐに沢山の返信があった。

なんてデンマーク人優しいんだ、、、

計6人ぐらいから返信があって、その中で自分のバイクに似てるのを選ばさてもらった。

Renéという現地の人で、このグループページの創立者で、もう20年ぐらいトライアスロンをしてるベテランのおじさんだ。

ここ5年ほどは膝が痛くてレースには参加してなくて、バイクを使ってないから貸してくれると言ってくれた。

本当に優しい人で、他にも何から何までサポートしてくれた。

自転車が潰れたのは残念だが、こんな人優しい人に出会えた自分は幸せだと思えた。

今回自分のレースナンバーが1390で、サンキュー1番みたいな感じだから、このレースは僕を今まで支えてくれた人たちに感謝をするレースにしたいと思った。

René のバイクに自分の持ってきたホイールとハンドルを移植し、なるべく自分のバイクに近いようにさせてもらった。

やれることをできるだけし、いざレースを迎えた。


貸してもらったバイクに自分のホイール等を移植させてもらった


バイクを貸してくれた恩人Reneと

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