8/18 いよいよレース当日。 3時半に起きて、日本から持ってきた特大どら焼きと尾西のごはんを食べて、レース会場に向かった。 緊張はしてなかった。今年はレースに沢山出てるからもうレース慣れはしていた。 そして本番を想定した練習は沢山していたからただ自分のできることをやるだけという気持ちだった。 ただ、このレースで最後のレースになるかもしれないと思うと、少しうるっときた。 何の涙かは分からないが、トライアスロンから去る寂しさ、約10年色々あったがよく今まで続けてきたな
いよいよヨーロッパに向かう。 まずは大阪からスロベニアに向かった。 フライトが急遽キャンセルになったり、色々トラブルがありつつも、無事に着いてスロベニアで1泊した。すごい綺麗な場所だった。 コペンハーゲンもきっと素晴らしい場所なんだろうなとワクワクしながら、翌日コペンハーゲンに向かった。 無事に着いてホテルで、自転車を見てみるとバイクの一部が割れていた。頭が真っ白になった。 とても小さい部分だったが、フレームの一部なので修復はもう不可能なダメージだった。 一瞬でも
6月のアイアンマン・フィリピンが終わった後、僕はホテルのベッドで絶望感に打ちひしがれていた。 本来はこのレースで世界選手権(コナ)の切符を獲得するつもりだった。そして8月のアイアンマン・コペンハーゲンはただの思い出レースとして出るつもりだった。 しかし、フィリピンのレースは当日の謎の絶不調(おそらく水中毒)で大失敗に終わってしまった。そしてコナの切符を逃してしまった。 この時もうコナへの道は終わったと思っていた。 なぜならコペンハーゲンのレースは世界屈指のハイレベルな
またこの大会に来てしまった。 ironman Philippines at Subic bay 6年前、24才の時に人生2回目のアイアンマンで出場した大会。その時はとにかく暑く、でも意外と良いタイムと順位でゴールできてこの大会には良い印象が残っていた。 今回、僕がここに来た目的はただ一つ もう一度、アイアンマン世界選手権(通称コナ ハワイ島のコナで行われるため)に出るため。2年前、念願のコナに出れたにも関わらず、直前で風邪を引き完走出来なかった。あの日から一度もあの悔
現地に着き、順調に調整していった。 ただ少し、心拍数がいつもより高めなのは気になっていた。 そして当日、睡眠中のOura ringの結果を見ると ここ最近では最悪の結果が出ていた。 とりあえず今はそんなことは考えても仕方ないのでウォーミングアップしに走り行くがキロ7分でも130といつもより20ぐらい高くびっくりした。 ベストパフォーマンスを発揮するのは難しいかなと思ったが とにかく今の全力を出そう。 そう腹に括った。 そしてスタート。 スイムは練習した成果が
今から遡ること1年前。 当時付き合っていた彼女と別れ、ただただ衰弱していた。 2週間で7キロほど痩せて、60kgを切る勢いだった。 食欲も湧かず、トライアスロンなどする気力なんて全くなかった。 でもなんというか、とにかく何かに没頭し、気持ちを切り替えたいと思っていた。 それは自分にはトライアスロンしかなかった。 そのあたりから少し体を動かし、ジョギングレベルまでは出来るようになった。 そして漠然と翌年のコナを目指したいと思い始める。 もうトライアスロンを初めて
2020年 8月 コロナの影響で、夏のレースが無くなり もう今年は全ての大会が中止の雰囲気がしてきた。 何かやりきれない気持ちがあったから 「自分でレースを作って、そこに今年のエネルギーを全て注ごう」 そう考えた。 元々自分は1人で何か挑戦するのが好きで いつも痛い目に合うけど その分すごい達成感があった。 そこでまず考えたのは、100マイルレース⛰ 100マイルレースとは、トレイルランナーなら憧れる100マイル(160km)山を走る大会 いつか挑戦した
朝6時にスタートして70km おばあちゃん家に着いた次点で 13時間が経過していた。 予想外の暑さで 正直クタクタになっていた。 「情けねー。 今日で今年のエネルギー全部出して燃え尽きるつもりやったのに」 帰れるんか? やめるんか? そう思っていると 「車で帰る?」 そう家族に聞かれた。 いや、ここで辞めるのはかっこ悪すぎる。 絶対後悔するわ。 そう思った自分は 予定を変更し直した。 この状態で、もう一度六甲縦走は危ない。 何かあって、家族に迷
これをやると決めて1週間... コロナの緊急事態宣言も終わったし 毎日ワクワクドキドキしてた。 この感覚が好き。 どんな世界が待っているんだろう。 どんな苦しさが待っているんだろう。 そして、どんな感動が待っているんだろう。 これがレースの醍醐味。 この感覚が好きだからレースに没頭していると言っても過言ではない。 そして前日、 パッキング中にザックに自作のゼッケンを付けた。 胸に付けたら恥ずかしいから 小さくザックに付ける笑 旅の感覚がしてきた、、
1、一番コスパがいいギアはエアロヘルメット この写真は去年のコナを制したイデンですが、エアロヘルメットを被ってヘルメットから背中までが綺麗に直線になっています。そうすると前からの空気が綺麗に背中まで流れてくれるので一気に速くなります。 (ただエアロヘルメットは夏は暑いので、レースによっては着用しない方がいい場合があります) 2、腕に少し角度を付けるのが最近のトレンド DHバーを水平に付けると、前から見ると、どうしても腕の間から空気が入って、胸とお腹に当たって抵抗になりま