エッセイ「打ち込むことがあることで不安・混乱に巻き込まれない」
時間が膨大に余っている時、漠然とした不安に包まれたことはないだろうか?
それはやがて、大きな心理的混乱を生む。
それはなぜか?
「今、やるべきこと」が見えていないからだ。
では「今、やるべきこと」が見えると、不安にもならないし、混乱もしない。
それが今回の記事の要点だ。
なぜ、今やるべきことが見えないと不安・混乱になるのか?
その理由を以下述べる。
なぜ、やるべきことが見えないと、不安・混乱になるのか?
不安と混乱の源は「未知であること」だ。
やるべきことが見えないことも「未知であること」である。
人はわからないことがあると「不安・混乱」に陥る。
それは「何をしたらいいのかわからない」という未知のものがあり、その未知であることを解決できないから「不安・混乱」に陥る。
そして、人は何か常に生産的なことをするように、本能に植え付けられている。
その本能から「することがない」という状態になると、常に「すること」を考えすぎて結局見つからず、混乱に陥ってしまうというロジックだ。
僕の場合は「常に成長したい」という欲求が強く、だらだら受け身でYouTubeを観たりベッドでゴロゴロしていると一分も立たないうちに罪悪感と焦燥感に包まれてしまう。
それでは、不安・混乱の起こる理由を定義づけたところで、不安・混乱の解消法を以下述べたい。
やるべきことがないのなら、やるべきことを作ったらいい
この「何をしたらいいかわからない」という未知に対する不安・混乱は「未知を知」にしたらいい。
そう、
今回は僕の例を挙げよう。
僕は今まで、やりたいことが多すぎて、何をしていいのかわからなくなり、不安になり、混乱に陥っていた。
僕のやりたいことは多岐に渡る。
音楽鑑賞、読書、執筆、YouTube鑑賞、プログラミングの勉強、エクセルでの関数・VBAの勉強、ギター演奏、歌うこと、散歩、家族との会話。
ここまで多いと、どこから手をつけたらいいかわからないのも当然だ。
そこで僕は、答えのないものに答えを出すことにした。
どうやって答えを出したかというと「答えを作った」のだ。
「人生デザイン講座」という本にもこう書いてある。
これは、僕の意訳だが、することがわからず不安になり、混乱に陥ってしまうのなら、自分で答えをつくてしまえばいいのである。
そこで、僕は「時間が空いた時にすること」を明確化した。
そのプロセスは一週間かけて自分の行動を観察し、そこから「自分が最も成長」でき「最も続けることが容易なこと」という条件で見つけ出した行動だ。
それが、読書することと、執筆することだ。
それを見つけてから、休日の朝、早起きした朝、時間が有り余っている時、するべきことを明確化したので、漠然とした不安・混乱に陥らなくなった。
また、読書すること、執筆すること、つまり勉強が僕の使命であり、生き甲斐だと思えるようになった。
ここでの勉強とは、学生のする座学でなく、困難、課題に立ち向かうということだ。
生きがいや使命を持っている人は強い。
ブレないからだ。
僕もブレずにいこうと思う。
皆さんも、漠然とした不安・混乱があるときは「時間がある時する成長できることリスト」を作って欲しい、しかもそれをできるだけシンプルにしてほしい。
皆さんの健闘を祈ります。
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