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振り返れば狂言三昧の二〇二一年
和ろうてござるか〜
だんだん日が短くなり
明後日には昼がいちばん短い冬至でござる
二〇二一年はあと十日ほどとなってござる
今年のトピックを三つばかり挙げて
振り返りをしてみては?と勧められ
ちとやってみようと思うてござる
このブログでは狂言好きのわたくしけんすけ福のかみが
もっとも狂言らしい登場人物“太郎冠者”となって
狂言へとご案内するべく描いてござる
なにとぞ和らいだお心もちにて読うでくださりませ〜
三番の狂言を披露
まず一つ目は延期や中止の会もござったが
八月と九月に発表会が催され
また十一月には狂言を奉納することが出来たことでござる
昨年は延期や中止の嵐でござって
都合五つの舞台が霧消してしもうてござったが
そんな中もただお稽古は続けられたことに感謝してござる
八月九月十一月の三舞台はそうしたお稽古の積み重ねのお陰もござって
それぞれ別の演目『寝音曲』『文蔵』『鬼瓦』すべてシテ(主役)を
させてもろうて有り難いことでござる
狂言面を打ち始め
二つ目は、五月に狂言面の展示会を観に行き狂言面打ち師の岩崎たつお師と逢い
翌月より狂言面『賢徳』を打ち始めてござる
少しずつ彫り進めるうちに
顔が現れてくると
ますます面白うなってまいりまする
noteで狂言を伝えてござる
そして三つ目は
狂言を披露めるべく十月より始めたこのnoteでござる
三か月を経て未だ試行錯誤ではござるが
少しずつでも
狂言が人口に膾炙するよう
楽しゅう続けて参ろうと存ずる
二〇二一年のトピックスを三つ挙げてみてござるが
やはりと申すべきであろうか
全てが狂言関連でござった
かくの如く狂言がわたくしの生活の大きな部分を占めていられることを
幸せに存じてござる
こんにったこの辺りにいたしましょう
またお目に掛かれましたら嬉しゅうござる🤗
この狂言noteはけんすけ福のかみが
大蔵流茂山千五郎家 島田洋海社中にて
狂言を学んだことをモトに
実際に狂言を(できれば生で)観て
和らいでもらいたいと願うて描いてござる🖋