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薪能プレイベントで狂言も観てござる

和ろうてござるか〜

京都の平安神宮で毎年開催される
薪能も73回目

ここ七、八年ほどは
二日ずつの日程うち一日は
参加申してござる

毎年プレイベントと申して
狂言一番と
能の一部ダイジェストを観せる舞台が
無料で開かれまする

昨年は京都駅前の地下街ポルタと
京都市役所前広場でござったが
今年はイオンモール北大路のセンタープラザで開催されてござる

このnoteでは狂言好きのわたくしけんすけ福のかみがもっとも狂言らしい登場人物“太郎冠者”となって狂言へとご案内するべく描いてござる
なにとぞ和らいだお心もちにて読うでくださりませ〜

狂言草子「南無三寶」より一部改

京都能学会会長のシテ方 
 井上裕久師の挨拶の後

囃子方四人が暫し奏じ(曲名は不明)て退き

大蔵流茂山千五郎家による
狂言『土筆(つくづくし)』
シテは井口竜也師
アドは山下守之師
しっかりまるっと演じられるかと思いきや
中ほどを端折ってござったが
違和感もなく最後の相撲勝負でアドが勝ってござる

能は昨今の源氏物語流行りにのって
葵上(あおいのうえ)
寝込む葵上を着物で表現し
そこへ訪れのろいころそうとする
六条御息所の怨霊
最後は修験者の小聖に
調伏されるのでござるが
ここではほんのいいとこ取り
御息所がただ悪くて
退治されるように見えまするが
本編ではそんな単純なことでは
ないのでござる

改めてゆるりと観てみとうなってござる

こんにったこの辺りにいたしましょう
またお目に掛かれましたら嬉しゅうござる🤗





#京都薪能
#茂山千五郎家
#狂言
#島田洋海社中


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