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呂-ホ-は】カルチャー教室にて狂言を習うこと

和ろうてござるか〜

一貫してわたくしの語るところは
‘ござる調'となっておりまする
これはおおむね狂言の登場人物が
客席に向こうて話す口調を旨としてござる

カルチャー教室での狂言は半年六カ月が一区切りとなってござれば
この半年ごとに狂言一番、小舞一番を習うてござる

狂言は団体稽古で生徒は役の数に応じて振り分けて所作を交えて台詞を稽古しまする

例えば
◎狂言『口真似』生徒七名ならば
太郎冠者三名、主人二名、客二名で
◎狂言『柑子』生徒八名ならば
太郎冠者四名、主人四名となりまする

毎度同じ役をするのではなく
都度入れかわって担当してござる
最後に舞台で披露するわけではござらぬによって、台詞や所作を覚えるのが目標ではござらぬ

普段観ることしかしない狂言を
実体験することでより楽しめたり
理解が深まるのではないかと思うてござる

一方小舞(謡)は半年の最後に
一通り一人ずつ舞う
プチ発表会(教室内で)がござる

半年の間狂言と同じく
みんな揃うて
繰り返し謡を謡い
舞の型を真似て舞うてござるが

最終回には
一人づつ順番に舞うのでござる

先生の講評をもらい
それぞれの進捗に合うた改善点など
教えてもらえまする

途中でわからなくなったとしても
横に先生が付いて舞ってもらえまする

この小舞が苦手と仰らるるお方もござるが
わたくしは得意とは言わずも
とても好いてござる

狂言の中で舞われることも多ござるによって
小舞をしかと稽古することは
狂言を上達するに大切なことでもござる

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