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事業開発には「ムード」という戦略が必要だ。「勝つチーム」とそうじゃないチームとは。

明けました、本年もよろしくお願いします、おはようございますこんにちはこんばんは🎍

事業開発を主語にしたnoteを発信しようと決めて今回が3回目の投稿となります。

【第1回目カキコ】

【第2回目カキコ】

よければ過去の投稿も読んでみてくださいませ。

さて今日は事業開発における事業責任者の大事なお仕事、「ムード」について、私が考える必要なチームビルディングについてお話ししようと思います。
これまた抽象度が高い話ですが、意外とロジックもあって自分的に超大事だなぁと思ってゆるゆる自分らしく書いていこうと思います。

「勝つチーム」が絶対的に有しているコト

これまで私は様々なチームや事業組織で、責任者として仲間と共に「勝ち」「負け」を経験してきました。
小さいところだと3人のチームから、大きいところだと110名ほどの組織を管掌させてもらったこともありました。
そんな経験の中から見えた「勝つチーム」と「そうじゃないチーム」に共通する、(私的に)間違いのない事実についてお伝えします。

そしてまず本章では勝つチームが有しているコトを結論から述べようと思います。そしてその後それぞれについて少し深掘っていきます。


1.目標は「熱量」であり、それが一致している

これは詰まるところ「どこを目指すのか」がチーム全員で一致していることであると思っています。大きな目標も小さな目標もチームとして行き着く先はどこであろうが一緒ですよね、チームなんですから。
そんなチームが目指す先や、そもそも「勝ちの定義」を擦り合わせ、志を同じく突き進んでいく。
そしてこの熱量が同期された時にチームの最大出力が発揮されるのだと思っています。

スポーツで考えると一番わかりやすいかもしれません。
本気でチーム全員が「優勝」と言うわかりやすい目標を掲げた時に、優勝するために何をすべきかや、そもそもそのハードルを超えるために今何が足りないかを把握し、チーム全員で同期した上で初めてそれぞれにとって意義のある活動や練習になるのだと思います。
そして目標が無いチーム、熱量がバラバラなチームはどうでしょう。
間違いなく勝つべきチームの必然性は果たせないですよね。
本気で取組む人間、ぶら下がる人間、環境に甘える人間、できない言い訳をする人間。こんなチームはバラバラです。勝てません。

会社でも同じだと考えています。
目的(MVV)や目標(事業計画)を掲げ、共有し共感し入社しているはずです。その意思決定をした自分自身に甘えず、目的や熱量を同じくし、活動していくことでしか組織も「自分自身」も、成長も市場価値の向上も果たし得ません。無論チームで勝つなんてできません。

「勝つチーム」は目標、つまり熱量の同期をする努力を行い、抜かりなく徹底していると言うことです。
そして、当たり前に覚悟や決断には犠牲も伴います。そんな当然の事実も含め、目標を同じくすることを決めた自分自身やチームにコミットメントする集団を創っていかないといけないのが事業責任者の重要なお仕事だと考えています。

つまり上記のリンクの262の法則、これは「勝てないチーム」の言い訳でしか無いと思っています。(賛否両論あるかもだけど割と本気で。)
だって熱量に262なんて存在しないですもん、自分で決めてジョインしているんだから。ってことです。
ただ、熱は放置しておくと「冷える」ものです。事業責任者は常に「熱」を注ぎ続けるために戦略立案やコミュニケーションをデザインし、実行し続けなければならないと思っています。

2.各人が「プロ」として「やり抜く」ことを当たり前の目線に。

私たちはお金をいただいて「仕事」をしているプロフェッショナルです。(当たり前の話でごめんちゃい(*´-`))

目標を同じくしたチームにはこんな人しかいません、以下。
目標や決めたこと、これを如何してに実現するのか、そのために自分自身は何をすべきか、を考え決定し、結果を出すためにできることを常に「やり抜く」。そしてここには「甘え」「言い訳」は一切ないのです。

理屈はすごくシンプルです。
自分でやると決めたこと、チームでコミットすると決めたことをできるまでやり抜いているだけなんです。
「勝つチーム」はこういった意味での「プロフェッショナル」が集まっています。単に「技」が優れているだけでは「プロではない」と考えています。

つまりこれは、レベル感やできることできないことのステージの上下を指しているものでは無いと言うことです。できなかったこと一足飛びにできるようになる、はなかなか難しいでしょうし、困難や課題・壁は自分に解決できる範囲でしか舞い降りてきません。
自分で決めたことなんだから、自分がやるべきことなんだから何としてもやり抜こうぜ、そんなお話です。

私自身もよく言い訳をしてしまいます。

  • 新規事業なんだから・・・

  • リソース不足だし・・・

  • これ以上時間ないんだけど・・・

  • 体調が良くなくて・・・

  • 両親が癌になっちゃって・・・

その度に戒めます。

  • 新規事業、飛び込んだのは俺やないか、何言うとんねん!

  • リソース不足?俺がもっと働かんかい!

  • これ以上時間ない?寝てるし飯食ってるし、移動時間があるやんけ!

  • 体調が良くない?言い訳するなら休めよ。休めないなら体調管理せーよ!

  • 両親が癌?知らん!みんな色々あるねん、そんなん一緒や!

人に押し付けられたことを上記で実現するのはまぁ違うと思いますが、自分で決めたことですもんね。それが「プロ」で「勝つチーム」だと感じます。


Booster開発ベンジャーズ

そして上記のような仲間がいるチームってめっちゃ諦め悪いんですよ。そりゃそうだと思いません?決めたことをできるまでやり抜いている連中が集団になって同じ目標を追いかけているんですよ?
勝つまでやめないんです。負けを認めないんです。

私自身も昔から心に思って少年時代から過ごしていたことがあります。
「喧嘩は、負けた!って言うまで負けてない(勝ってもないけどw)」

ガリバー時代も、現在のRepro Boosterも同じです。
※なのでBoosterは間も無く「勝つ」と思っています。
チームでやり抜いてきましたし、今もやり抜いています。
こんな仲間と仕事をしていると、当たり前レベルも上がりますし、置いていかれる怖さなんてのもあったりして「勝つ」べく要素やスキル、心構えが半強制的に整っていくんです、本当に。

甘えて、誰かや何かのせいにしているそんな暇なさそうですよね?
自分で決めたことをいかにして実現するか。これしか考えていないものですから、そんな組織はこんなチームに仕上がっていくわけです。

3.勝つ「顔」「雰囲気」が漂っている。

これまでに語ってきたチームって、皆が当たり前に勝つ顔しているんですよ。そしてこれって勝つ雰囲気になっているし、当たり前基準が上がっているので、幸運やチャンスもめちゃくちゃ降ってくるんですよね。

逆に「勝てないチーム」は勝てない雰囲気があります。

  • 言い訳が多いし、もたれ掛かる

  • どこか他人事で、外向き

  • できなかった、が当たり前になっている

  • できない理由が飛び交う

  • そして、それに「馴れ合い」「指摘しない」

私の過去を振り返ってもそうでした。勝ってきたチームは遠慮も言い訳もできません。そんな空気じゃないんですよね。w
トークストレートに素晴らしいことは賞賛するし、ダメな時は指摘する。

これが日常的に行われているチームは必然性を持って「勝つ」んです。
そして「勝つ」ことしか基準にないので「勝ち以外」は主張する権利がないんです、大袈裟で過激ですけどマジで。

ラップアップするでぇ

これって僕自身は感覚的で属人化した仕事だと思っていないんです。事業責任者なら誰もがやったほうがいいし、できる領域で、そしてここには事業が成長する「ロジック」が存在していると思っています。

だからここに書いたことは私自身が一番体現できるように頑張ってみてます(とか言ってまだまだ難しいけどねw)

  • 思いやり ≠ 馴れ合い

  • 配慮 ≠ 遠慮

  • 振り返り ≠ 言い訳

と言うことを事業責任者として「戒め」ながら、こんな仲間や組織が少しづつ社内でも浸透していくと、めっちゃ強いしかっこいい仕事ができそうじゃないですか?


間も無くお風呂が沸きます、この辺で失礼しようと思います。
少しでも皆さんの「きっかけ」になれば幸いです。
ご笑覧いただきありがとうございました。

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