『目の下の手術してから3日目の腫れ具合、30代女性脱脂後』
下まぶたの手術から三日目の写真
目の下の膨らみ、たるみ、クマ、目袋などと呼ばれる状態にお悩みの方は多いかと存じます。
その膨らみを取るために脱脂(だっし)と呼ばれる手術をたくさんしております。
ネットで検索するといろいろな画像が出てきます。
中には腫れや内出血がひどいものもありますが、
普段のカウンセリングでは「上手に丁寧に手術すればそんなことはないんだよ」と説明させていただいております。
写真の方は
・30代女性
・右のみ脱脂後
・手術から3日目
・ノーメイク
での写真となります。
どんな手術でも痛みは当日がピーク、
1番腫れるのは手術から2日目、3日目くらいと言われています。
脱脂は1番腫れているときでもこの程度で済むことが多いです。
もちろん誰が手術するか、当日安静にできるか?などいろいろな条件でダウンタイムは変わってきますが。
(向かって左、患者さんの右だけ手術しています)
医者になってからいろいろな病院、クリニックに勤めてきました。
僕より手術が上手な先生はたくさんいるはずなのですが、
患者さんの生活のことをあまり想像してなかったり、ダウンタイムのことを軽視しているのか
「手術はうまいほど早く終わらせられるようになる」
「僕はこの手術を15分で終わらせられる」
みたいなことばかりを誇る先生がかなり多いなという印象です。
間違ってはいないのだけれどもそれだけではないぞと言いたい。
「いやいや、今回の手術、血がめちゃくちゃ出てますけど、、、」
「細かい左右差とか確認してないですけど大丈夫なのかな、、、」
みたいに感じることも多いわけです。
そうするといくら速くても患者さんにとっては良い手術とは言えないわけですね。
医者は患者さんがいないと存在意義がないです。
さらに手術は医者のものではなくて患者さんのものなのです。
患者さんがその手術で幸せにならないとやる意味がないんですね。
決して手術は医者のものであってはならないわけです。
技術で優れていても、人として優れていないと
意味がない、もったいないよなぁ、ということをよく思っております。
せめて自分はそういう手術をしないように気を付けようと気を引き締めております。