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旅RUNキュレーションVol.62(第41回瀬戸内海タートル・フルマラソン全国大会)

※有料設定にしていますが、ほとんどタダで読めます。

大会名
 第41回瀬戸内海タートル・フルマラソン全国大会(https://setonaikai-turtle-m.com)
レース種類
 フルマラソン (このほかにもハーフマラソンの部、10kmの部があります。)
開催日
 2023年1月22日(日)
開催場所
 香川県小豆島土庄町
参加費
 5,000円

2023年最初のランニング大会参加! 年の初めからいきなりフルマラソンにチャレンジです。場所は香川県小豆島、瀬戸内海タートル・フルマラソン全国大会です。
前々から出場を狙っていた大会だったので昨年8月の段階で小豆島に宿を抑えていた。なので前日に香川入りして小豆島に前泊。会場ほど近くの天空ホテル海廬。

窓からの景色が素敵なホテル

高速船で土庄港に着いたら電話一本でバス送迎してくれます。温泉も楽しめて、しかも翌朝はマラソンスタート会場まで送迎してくれるというサービスも。朝8時に送迎バスに乗って5分くらいで会場入り。至れり尽くせりです。

ホテルの人がマイクロバスで会場まで送ってくれました

朝8時過ぎに会場到着。まず驚くのは、世界一狭い海峡土渕海峡のすぐそばがスタート地点だってこと。なんかいいな、こういうの。

世界一狭い海峡「土渕海峡」

荷物預けは無し。中央公民館が更衣室として開放されているのだけど基本的に荷物はここに置きっぱにするしかない。貴重品とかが心配な人はホテルとかに預けるのが良いと思います。僕はこういう時、ほとんどの荷物をチェーンで巻いて鍵でロックする程度の対応をして荷物置いていきます。まぁ、マラソン大会でほとんど盗難に 遭ったことないし(一度だけ、参加賞のメロン置きっぱにしていたら盗まれたけど)。あ、自己責任ですよ。貴重品は持って走るとかが良いと思います。

男子更衣場所は中央公民館です
入り口で検温があります
室内は暖か。そして人いっぱい。

身支度をしてGO。寒い予報だったのだけど陽が照っていて思ったよりもあったかい。軽くビニールポンチョで防寒してカイロ持っておくくらいで十分。
参加者が少なめだからなのかトイレの個数は余裕がある感じだった。常設トイレ普通に使えた。
会場では8時40分くらいから吹奏楽の演奏が行われた。

スタート前の吹奏楽

そしてその後、開会式。この大会も例によって3年ぶりの開催。再開してくれてありがとう!って感じですね。

開会式。町長さんは10kmマラソンを走ったそうです。
このお方の選手宣誓がよかった!

なお、この大会、コロナ対応がほとんどない。体調管理チェックシートは配られたものの提出不要。

体調管理チェックシート。1週間前からチェックです。

更衣室に入るときに検温されただけで、腕輪して走れとかそういうのもなし。去年のエントリー時はワクチン2回打っていないやつは参加拒否されたレベルだったのだが(前回大会は結局中止になったが)、ガラッとノーマルに戻ってきた感じですね。
一方、自分については実は2週間前に体調を崩してしまった。1週間前までには健康チェックシートを満たすレベルで回復したので参加を決意したわけだが、練習が十分にできていない。スローペースで18km走ったとか、その程度。不安。今日はとにかくタイムには拘らず完走を目指す! 制限時間5時間半なので拘らなすぎると完走できなくなるのでその点注意。
フルマラソンのスタート時刻は9時半。開会式終了後(9時15分くらい)にスタート前に召集が入る。スタートの横断幕のかかったところに人が集まったのだが、実はスタートはそこではなく隣のレーンだったりして、大会運営がゆるい笑
流れで前方に並んでしまったが、最前列は3時間半以内を目指す人向けだそう。タイム設定もなんかゆるいな。

スタート地点先頭
スタートゲート号砲地点
ほぼ最前列から

ということでスタートへ。カウントダウンが入って9時半に号砲。前の方に並んでいたので詰まらせないようにダッシュを試みるも、自分の前の人がだらりと走り出すのでダッシュ失敗。前の人は詰まらせちゃダメだよとにかく。

スタート後のランナー渋滞はほぼ無し!

やっぱり調整不足なのか、ダッシュをするもすぐに息が切れる。いつもはもう少し頑張れるのだが、今日はやっぱりダメだ。幸い、スタート後のコースの詰まりはなかったので邪魔にならないように減速しながら無理せず走る。
瀬戸内タートルフルマラソンのコースはスタート地点以外はなんと交通制限なし。普通に車が走る道路の海沿いがわを走るように指示される感じ。交通量自体が少ないのと、大会への理解が島民にあるから成り立つ運営だな。
島あるあるで、島民の方の応援があったかい。人は少ないけど一人一人があったかくてとてもいい感じ。
そしてこれも島あるあるで、コースの起伏が激しい。標高差は20mくらいなんだけど、起伏が短距離で何度も何度も続くので勾配がきつい。くだりは楽しいけどのぼりが辛い。ヨロンマラソンとかよりはマシだけど大変。

上り坂が多い

さらに、小豆島なので瀬戸内海の景色が綺麗。穏やかな海、これぞ瀬戸内海。風が弱かったのは良かった。松本マラソンやみえ松坂マラソンではアゲンストの風に苦しんだので、久しぶりに風に苦しまない大会。

穏やかな瀬戸内海

辛いのはコース上の給水所が少なめなところ。

給水所。手前にはスペシャルドリンクを置いてもらうことができます

最大で7kmくらいに渡って給水がない状態。しかも給水所は事前にWeb等では公開されず、前日にもらう大会要項で初めて知るというね。

ちなみにこの要綱には載っていないが、スタートから8km地点にも給水所(スポドリ無し)がありました。

折り返しコースなのだが、後半になるとスポーツドリンクが品切れになってしまっている感じで、ほぼ水だけで対応しなければならない(最後の給水だけはスポドリ残ってました)。
スペシャルドリンク設置に対応してくれているので、気になる人はスペシャルドリンクを給水所に配置してもらった方がいいかもしれないです。

さて、ハーフで折り返し。タイムはこの時点で2時間越え。やっぱり今日はダメダメ。でも、今日のような折り返しコースはハーフで折り返すとあとは帰るだけ!って感じになるので精神的には割と良いね。

フル折り返し地点。ここだけ路面が土です。

後半になるとさらにスピードが出なくなる。平地でもキロ7分くらいに落ちてしまう感じでやっぱり今日は調子悪い。応援に励まされながらなんとか距離を踏んでいく感じ。

ゴール前3kmの上り坂

残り3kmくらいからカウントダウンの距離表示が出てくるのでそれを励みにして頑張る。

後3km
後2km
後1km

最後は世界最小土渕海峡を乗り越えて、フィニッシュ! タイムは4時間25分かかってしまった。でも香川県フルマラソン初完走できた!良かった。

ゴール直前に世界一狭い海峡を渡りますよ
フィニッシュゲートは係の人がゴールテープを切ってくれます

フィニッシュ後給水は紙コップ方式でアクエリアス飲み放題。

アクエリアスは紙コップでの提供

そして、あったかいそうめん(にゅうめん)の接待、お弁当まで配られる。

にゅうめん

そしてなんと小豆島観光協会賞なる謎賞品が当たったりで、タートルフルマラソンはホスピタリティ高いや。

おみやげ1割引券は全員もらえます。
左の醤油とラー油は全員もらえます。小豆島観光協会賞は10人もらえるそうです
賞がやたら多い。参加者の4割くらいの人が何らか当たる感じです。景気良い!

公民館で身支度をして帰路へ。港への送迎もバッチリ。マイクロバスに詰め詰めに乗る感じで、僕は助手席に乗って土庄港まで送ってもらいました。港までの時間は10分弱くらいかな。すぐですね。

マイクロバスの助手席。お弁当は持ち帰り中。
乗船20分前からきっぷが売られ始めます
高速船の乗り場

コースはキツめだけどホスピタリティ高い大会でおすすめ。ちなみに参加賞の時点で醤油とラー油ももらえます。地方大会あるあるですね。参加費5000円とは思えん。
小豆島のみなさま、開催ありがとうございました!とても楽しかったです。

全国47都道府県フルマラソン制覇プロジェクトは34県目香川県を制覇!残り13県。
香川県を走り切ったので、四国全県フルマラソン走破達成です!
(とくしまマラソン2017→第56回愛媛マラソン→高知龍馬マラソン2020→第41回瀬戸内海タートルフルマラソンで四国制覇)

ちなみに今日の大会で「今日走ればフルマラソン35県目」みたいなメッセージを貼って走っていた方を見かけたんですが、僕は1歩出遅れだな。追い越せるように頑張るぞっと。

今回の旅RUN費用

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