HELIAR classicフード探索の旅|KONIHOOD
HELIAR classic 50mm F1.5用のレンズフードを早速一つ試しに買ってみた話です。
レンズフードの選択肢
先日書いた購入報告の記事の中で、レンズフードに少し不満があるという話をしていました。
レンズフードについては購入前から気になっておりあらかじめ下調べしていました。HELIAR classicのフィルター径は49mmなので、それに対応したレンズフードであれば非純正のものでも装着可能なはずです。レンズフードの装着方式としては主にバヨネット式、ねじ込み式、かぶせ式になりますが、HELIAR classicはレンズ先端にバヨネット式用の爪はないので当然使用できません。従って、ねじ込み式かかぶせ式の中から探すことになります。
ねじ込み式レンズフード
ねじ込み式のレンズフードは色々と販売されていますが、保護フィルターと併用する場合は純正フードと同様に連結する形で使用するものが多く、純正フードの不満点を解消できません。その中でも一部のレンズフードは内部にねじ切りがありフィルターを装着できるようになっています。その中でも購入候補に挙げていたのは以下の2つです。
どちらも悪くはないのですが28mmの広角まで使用可能とされており、50mmレンズで使用した場合の遮光効果には疑問が残ります。純正フードもかなり浅いので果たしてどのくらい効果があるのかはわかりませんが… F-Fotoのワイドタイプではないクラシックメタルレンズフードであればもう少し良いかなと思うのですが、こちらは内部のねじ切りがないのが残念です。
かぶせ式レンズフード
かぶせ式のレンズフードはほとんど現行品がなく中古で販売されている昔の時代のものから選ぶことになります。Antiquaryというお店がレンズフードを多数取り扱っているようなので、こちらのサイト内検索でフィルター径49mmもしくは内径51mmと検索し、引っかかったものから候補を探してみました。
その中で目をつけたのが2つあります。1つはKONIHOOD、もう1つはOM標準レンズ用フードです。
KONIHOODはストレートな形状で、OM用フードは根元で少し広がる形状ですね。どちらもシンプルなので形的に似合わないことはない気がしています。
OM用の方は根元のシルバーの光沢感がHELIAR classicのニッケルメッキの光沢感と合うような気がして興味があったのですが、大きすぎないか少し心配だったのと、ニッケルとシルバーでは色味が違うこと、レンズとフードで黒色の質感の違いが大きそうなことが理由で一旦見送りました。
KONIHOODについては"KONIHOOD"という文字の主張が強すぎる気はしますが、黒塗装の光沢感が強めでHELIAR classicのブラックペイントに近そうで良さそうですし、他に気になる点もあまりないので最初に試すのはこれにしようと決めました。
他のものだとPENTAXのTakumar 28mm用の角型フードなんかは似合うんじゃないかと思いましたが28mm用なのとファインダーのケラレが心配なので一旦見送りました。角型フードもいつか試してみたいのですが…
KONIHOODを購入
ということで目をつけていたKONIHOODを購入しました。早速装着です。保護フィルターをつけた状態で純正フードと比較してみます。
どうでしょう。個人的には純正フードよりも似合っている気がします。やはり純正フードは間にフィルターが挟まってしまうのが気になるのに対してKONIHOODであればそれがありません。フードとレンズで質感の違いは当然あるのですが期待通りある程度近くはあるのであまり気になりません。形状的にはレンズ鏡筒は少し凹凸がありエッジもやや丸みのある印象なのに対して、レンズフードはフラットなストレート型でややエッジが立っておりその点で多少違和感はあります。ただ個人的には許容範囲で、保護フィルターが挟まるデメリットの方が大きいと考えます。
"KONIHOOD"の文字を前面にするか背面にするかの2パターンでも比較してみました。
”KONIHOOD"のフォントなど雰囲気は嫌いではありませんが、やはり裏側の"JAPAN"+マイナスネジの方がすっきりした見た目になります。気分で変えてみますが基本は裏面をメインに使ってみようと思います。
おわりに
早速HELIAR classicのためのレンズフードを1つ購入し試してみたという話でした。今のところレンズの描写自体は好印象で楽しく使っていけそうだと思っていますが、描写だけでなく外観についてもさらに好きになりたいので、引き続きレンズフード含めて検討していきたいと思います。もし他に似合うフードの案がありましたらぜひ教えてください。
追記:その後短いKONIHOODを購入しました。
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