ロードオブドッグタウン
最近映画をみるといったら、ベトナム出張の飛行機の機内で適当に選んだ映画を適当にみるくらい。
機内でみる映画って、ラインナップがいまいちだし、途中で止まったりするので、全然集中できないんです。
つい最近行ったベトナム出張中も機内で、「スマホを落としただけなのに」っていう映画をみたんですけど、3秒に1回くらい止まるんです。
いや、このままのペースだと150分映画になるんやんけ、と思いながら90分くらい見たところで止めました。
北川景子が可愛かったんです、これはもうどうしようもないです。
映画の内容は全然あたまに入らないですけど、美女だけはずっとみてられる。これはもう世界の共通言語です。(ちょっと何いってるか分からない)
本題。
先日の3連休まとまった時間があったので友達に勧められた映画をみました。めちゃくちゃカッコよかったので、感想を書いてみようかなと。
で、今です。
ロードオブドッグタウンという映画でなんですけど、知ってます?スケボーやサーフィンを中心に若者の人生が描かれています。
その中でぼくが一番好きなシーンの話をします。
まずはかんたんな概要から。
スキップというサーフショップの店長を中心とした仲間がたくさんいます。サーフショップの関係者であったり、サーフショップに集まる子供たちであったり。
スキップはサーフショップに集まる子供たちにスケボーを教えるようになり、やがてチームを作ります。
このチームには天才3人の天才がいました。トニー、ステイシー、ジェイです。
この3人は大会に出るたびに賞をもらうくらいに成長し、どんどん有名になってきます。
トニー、ステイシー、ジェイがとあるスケボー雑誌に出たことがきっかけで、大手企業が運営するチームからヘッドハンティングの話をもちかけられます。
この辺りからスキップを中心としたチームに亀裂が入り始めます。
多額の移籍金を提示され、結局トニー、ステイシーはスキップのチームを離れることになります。(ジェイは入らない)
数年前は子供たちのあこがれ的な存在だったスキップはそこからどんどん落ちていきます。
・・・
長かったですね。もっとかんたんに説明します。
スキップカッコいい!
スケボー教えて
みんな上手くなる
大会で優勝
引き抜きに会う
チーム解散
スキップ落ちる
こんな感じ。
ぼくの一番好きなシーンの話でしたね。
スキップは落ちぶれて、最終的にお店の店長ではなくなるんです。パッと映像が切り替わったときに、今まで出てこなかった知らないひとが、
「この商品をセールにして」
みたいになんか敏腕経営者でっせ。的な感じでスキップがいたお店の店長さんをしています。
この瞬間にあれ?スキップどこに行ったの?って映画をみているひとは全員思ったはず。
お客さんが「サーフボードいつ仕上がるの?」という質問に敏腕経営者はお店の奥に入っていきます。
そして、スキップがドーンです。
最初は偉そうにみんなに指示を出したりぶいぶいいわして、子供たちのあこがれでもあったスキップが、完全に雇われる側に人間になっているんです。
でも、落ちぶれていない。めちゃくちゃ楽しそうにサーフボードをヤスリ掛けしてるんです。
なんでしょうね。
サーフィンが好きだ、おれにはこれしかない、居場所もここしかない、っていうかこれしかできない、べつに雇われる側になっても全然かまわない、好きなことができればそれでいい、最高のボードを作ってやる、お酒が飲みながら仕事ができるなんて最高、音楽も聴き放題だし、カラオケし放題やん、絶対いつかまた成り上がってやる。
みたいな情報がスキップの表情やしぐさ行動から一気に感じることができるんです。
ロードオブドッグタウンすべてこのシーンのための前振りじゃないかとさえ思いました。
いや、ほんとに。
<<<本日の一曲>>>
エビデンス脱退してたんや。ショック...
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