『カッコいい』とか『ダサい』とかは『カルチャー』の下層概念
なに当たり前のこと言ってんの?ってなりそうで、あんまり考えてることアウトプットしてこなかったんですが、あんまり気にせずに思ってること書いていこうかなあと思います。
タイトルの通りなんですが、コトやモノ、振る舞いに対する、「カッコいい」「ダサい」「イケてる」「イケてない」って、評価する人の主観的な好き嫌いではなく、評価する人が属している「カルチャーとのマッチ度」なんじゃないかと思います。
つまり
「カッコいい!」「イケてる!」→(カルチャーにマッチしている!)
「ダサい...」「イケてない...」→(カルチャーにマッチしていない)
一つの事象に対しての評価は、その人が属するカルチャーに左右されます。たとえば、ファッション。HIPHOP界隈でダボっとしたファッションが良しとされているのは、HIPHOPの発祥となった、ニューヨークの黒人地域にすむ貧困層の人々が、兄弟のおさがりや、長く着れるように大きいサイズの服を着ていたことがルーツで、それがHIPHOPのカルチャー的にカッコいいとされているからです。
同じ音楽でも、ロックンロールカルチャーに属する人たちは、ダボっとした腰パンよりも、ぴっちりのスキニージーンズを良しとしたりします。
ケンカして勝つ方がカッコいいというカルチャーもあれば、手を出さず我慢するのがカッコいいカルチャーもあるし、“皆勤賞”がカッコいいカルチャーもあれば、無理せず休んで効率よく働くのがカッコいいカルチャーもある...
やっぱり「カッコよさ」は個人個人の趣味嗜好というより、カルチャーにマッチしているかどうか。が大きい気がします。
昔ギャルだった人が、ギャルファッションを卒業して、大人キレイ系ファッションになったりするのも、その人自身のセンスや好みが変わったのではなく、「属するカルチャーが変わった」ということなんじゃないかなと思います。
そして、新しいカルチャーをつくるということは、「新しいかっこよさの基準を作る」ということなんじゃないかなと、お風呂に入りながら考えてました。
散文失礼しました。
以上です。
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