【最新版!国際収支統計】経常収支黒字幅の拡大とその要因分析🚗:日経新聞解説✨ 2023/08/09
日本経済新聞の記事で
注目したい内容がありましたので
記事にしたいと思います💖
長いですが、目次をご活用いただきまして
どうぞ最後までご覧ください!
経常黒字、上期11%増 資源高一服、車輸出が好調
記事に対するコメント📝
まずは、国際収支状況(国際収支統計)について理解を深めましょう
国際収支統計とは、一定の期間における居住者と非居住者の間で行われたあらゆる対外経済取引(財貨、サービス、証券等の各種経済金融取引、それらに伴って生じる決済資金の流れ等)を体系的に記録した統計になります📝
また、財務省による貿易統計も確認しておくことにしましょう
また、円安トレンドという中で、日経新聞が公表している為替レートの動向も確認しておくことにします📝
今回の経済学的コメントですが、こちらの関連記事をご覧いただきたく存じます👍
経常収支(Current Account)について解説しています
一般的なインプリケーションになりますが
「経常収支が黒字の国は通貨高になりやすく、赤字の国は通貨安になりやすい」という国際経済学のスタンダードな見解があります
その理由は、経常収支が対外純債権の変化に結びつき、その国のリスクプレミアムを変化させるためであるとされていますね📝
長期的には、経常収支がバランス化するような通貨価値の変化が起きると考えられています
ただし、経常収支の変化がすぐに為替レートに反映されることは少ないです
また、どの程度の期間で経常収支が為替レートに影響するかは一定していないということも興味深い点であると思います📝
円ドル相場に関しては、日本の経常収支黒字
米国の経常収支赤字を背景に
急激な円高ドル安が進む時期があったことは
ご存じではないでしょうか??
※現在は、円安トレンドが強いですが
昔は「円高」に輸出産業がマイナスの影響を
受けてしまうという時期があったことも事実ですね📝
経常収支の主な構成要素🌟
経常収支は大きく5つの分類から構成されています
貿易・サービス収支(純輸出)
経常収支(第一次+第二次)
資本移転等収支
金融収支
誤差脱漏
各項目の詳細については、財務省のHPより
ご確認の程宜しくお願いいたします
ここで重要な関係式を解説します
経常収支=貿易・サービス収支+所得収支
+資本移転収支+誤差脱漏=
金融収支=対外純資産の増加
こちらの国際収支の勘定式についても非常に大切なインプリケーションがあるので、ぜひ覚えていただけると幸いです💖
国民所得恒等式をベースとして「経常収支と対外純資産」の基本的な関係について理解を深めることができれば、このような貿易統計に関する日経新聞記事を読み進め、より理解を深めることができると思います
ぜひ、このような知見を日常生活やビジネスで活かせるように、インプットを継続していくことが大切ですね
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今後とも何卒よろしくお願い申し上げます📚
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エッセンシャル経済学理論集、ならびに
【国際経済学🌏】の基礎理論をまとめています
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最後までご愛読いただき誠に有難うございます!
あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏
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