【経費 Part②】3パターンに分かれる経費の会計処理🧮:エッセンシャル会計学 No.59🏭
会計・財務についてもっと学びたい🔥
会計業務や経理、財務、簿記についての基本的な知識を持つことは、ビジネスパーソンにとって重要であると感じています。
今後、定期的に投稿していく【エッセンシャル会計学シリーズ】では、会計業務の重要性から経理や財務の役割まで、私が勉強したことをわかりやすくアウトプットしていきたいと思います🔥
さらに、経理業務の具体的な内容や財務業務の目的、簿記の種類と特徴についても詳しく掘り下げていきたいです💛
そして、日商簿記検定2級合格を最終的な目標として会計学を勉強していきたいと思います!
ビジネスにおける財務情報の管理や経営判断の基盤となる知識を身につけるため、ご一読いただけますと幸いです💖
前回のお復習い📑
経費の会計処理💴
経費の仕訳と勘定記入については、3通りの方法があると言われています。
今回は、それらの方法についてアウトプットしていきます💖
なお、本稿の説明を簡便にするために、以下の経費が発生しているということを前提として説明していきます!
外注加工賃:20,000円(当月現金支払額)
※原価計算期間と一致
減価償却費:年間計上額120,000円
電力量:当月支払額21,000円
当月測定額25,000円
①経費に関する諸勘定を設ける方法
「経費に関する諸勘定を設ける方法」は、経費が発生したときに「減価償却費」勘定等の各経費勘定に記入し、 消費したときに、直接経費は「仕掛品」勘定へ、間接経費は「製造間接費」勘定へ とそれぞれ振り替える方法です。
<経費発生時>
外注加工賃:20,000/現 金:20,000
減価償却費:10,000/減価償却累計額:10,000
電 力 量:25,000/未 払 金:25,000
<経費消費時>
仕掛品:20,000/外注加工賃:20,000
製造間接費:10,000/減価償却費:10,000
製造間接費:25,000/電力量:25,000
②経費勘定を設ける方法
「経費勘定を設ける方法」は、経費が発生したときにすべて「経費」勘定に記入し、消費したとき に、直接経費は「仕掛品」勘定へ、間接経費は「製造間接費」勘定へとそれぞれ振り替える方法です。
※簡便的な方法ですね📝
<経費発生時>
経費:20,000/現 金:20,000
経費:10,000/減価償却累計額:10,000
経費:25,000/未 払 金:25,000
<経費消費時>
仕 掛 品:20,000/経費:20,000
製造間接費:10,000/経費:10,000
製造間接費:25,000/経費:25,000
③経費に関する勘定自体を設けない方法
「経費に関する勘定自体を設けない方法」は、経費が発生したときに経費に関する諸勘定を設けません。
そして、経費を消費したときに、直接経費は「仕掛品」勘定へ、間接経費は「製造間接費」勘定へと、それぞれ"直接"振り替える方法になります。
<経費消費時>
仕 掛 品:20,000/現 金:20,000
製造間接費:10,000/減価償却累計額:10,000
製造間接費:25,000/未 払 金:25,000
このように、経費に関する勘定を経由しない場合
仕掛品勘定や製造間接費勘定へ仕訳をすることがより簡便になっているような気がします。
経費勘定を用いるかどうかは、問題文に記載されていますので、しっかり読んで、適切な方法で解答するようにしましょう。
本日の解説はここまでとします💖
次回からは、「製造間接費」についてアウトプットしていきたいと思います!
日商簿記2級取得に向けて、コツコツと勉強して参ります🔥
私が考える会計学を学ぶ意義💖
会計知識は、経理や会計士だけが理解していればいいというわけではありません🔥
なぜならば会計は、経理や監査法人の会計士だけではなく、営業や管理職、経営全般まで、会社に所属している全て人にとって必須の知識であると考えているからです!
ほとんどすべての会社は、営利団体であると思われます!
つまり、ボランティアではなく、利益を追求し、事業活動を行い、会社は成長していくことを本質的な目的にしていることでしょう。
私も株式会社に就職を予定している以上、利益の出る仕組み、お金の流れは確実理解をしておく必要があることを自覚しています。
例えば、営業マンだとしても、売上の目標や予算作成に関わることがあると思います!
そして、その予算の仕組みも、売上の処理も、全て会計が関係しているのです。
また、営業の売上は経理が処理をし、会社の利益がいくらになるかを算出していくことになります!
総じて、会計を知ることで、会社にどれほどのインパクトをもたらしているのかを把握でき、予算の作成においても精緻に行えるようになると言えますね💖
また、数字に強くなり、定量的な分析に基づく思考法やビジネスが行えるようになるでしょう。
そして、会計の知識を洗練していけば将来的に経営者の視点を手に入れることができると思いますので、新規プロジェクトにアサインされたり、昇格のきっかけにもなり得るかもしれません🔥
会計の基礎知識である「財務3表の理解」を中心に理解を深め、財務3表とは何か?
これを見て、何をどう判断するのか?などを考えていきたいですよね
この知識があるのとないとでは、今後の仕事の仕方が大きく変わることに間違いはないでしょう。
これからの時代はグローバルに活躍できる人材というのがより一層求められると思います!
私の投稿でも会計の基礎を身に着けるのであれば、英語も交えて知識をつけると、今後ますます活躍できるフィールドが広がっていくと考えていますので、グローバルスタンダードにも挑戦していくことにしましょう🔥
なお、参考資料は以下の通りです。
おすすめマガジンのご紹介🔔
こちらに24卒としての私の就職活動体験記をまとめたマガジンをご紹介させていただきます👍
様々な観点から就職活動について考察していますので、ご一読いただけますと幸いです。
改めて、就職活動は
本当に「ご縁」だと感じました🍀
だからこそ、ご縁を大切に
そして、選んだ道を正解にできるよう
これからも努力していきたいなと思います🔥
今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご愛読いただき誠に有難うございました!
あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏
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