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IT業界未経験者がエンジニアを目指すための具体的戦略

「IT業界に興味はあるけれど、自分にできるか不安…」そんな未経験者の方へ。

この記事では、これまで経験してきた以下のキャリアをもとに、未経験からIT企業へ就職するための具体的な戦略を解説していきます。

  1. 新卒でマニュアル制作会社に就職し、日本語マニュアルを担当

  2. ITベンチャー企業に出向し、AIドキュメント支援システムを開発

  3. SES企業に転職し、受託開発やSES業務に従事

これらの経験から得た知見をもとに、IT未経験者がエンジニアになれる方法とスケジュールを紹介します。

下の記事ではIT未経験の状態からどうやってITエンジニアになったかを紹介しています。年収を上げるための業界の選び方や転職の教科書的な本なども紹介しているので、良かったらチェックしてみてください!

それでは、IT業界への転職の具体的な戦略を見ていきましょう!

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IT業界未経験からITエンジニアになる方法

エンジニア採用の現状

最近のエンジニアの採用市場は売り手市場が続いていて、企業は優秀なエンジニアを確保するために必死になっています。

記事:「エンジニア採用が難しい理由と成功させるためのポイントとは?」によると、2020年から2024年にかけてエンジニアの求人倍率は3.2倍から4.3倍に上昇していて、今後もエンジニア人材の需要が供給を大きく上回っていくことが予想されます。

しかし、エンジニア経験者の応募率は2020年の28%から2024年には18%に減少している状態で、実務経験があるエンジニアの獲得が年々難しくなっています。

IT未経験者がエンジニアになるチャンスがある

経験豊富なエンジニアを確保しずらいIT業界は人材不足が深刻化していて、経済産業省が実施したIT人材需給に関する調査によると、2030年には最大で79万人のIT人材が不足すると予測されています。

また、レバレジーズ株式会社の調査によると、41.6%の企業が未経験エンジニアを「採用している」と回答し、「検討中」が29.8%となっていました。

このことから、企業は意欲や基礎的なプログラミング技術があるIT未経験者を採用する動きが出てきています。

ではどうすればITエンジニアになれるのかを次の章で具体例を見てみます。

IT業界未経験者がITエンジニアになるための転職スケジュール例

IT業界未経験の方がエンジニア転職を目指す際、効率的な学習スケジュールを立てることが重要です。ここでは初心者がスキルを身につけ、転職を成功させるための具体的なスケジュールと、その内容について説明します。

全体スケジュール例

以下は、プログラミングの基礎から転職活動までを段階的に進めるためのスケジュール例です。

1. プログラミング言語の書き方の習得(1ヶ月)

プログラミングの基本的な書き方や構文を学ぶことを目標にします。PythonやJavaScriptなどの初心者に向いたプログラミング言語を選びましょう。PythonやJavaScriptは直感的で分かりやすくWeb開発でもよく使用する言語のためおすすめです。

この段階では、以下の項目を意識して学習します。

  • 変数の宣言と利用方法

  • 配列やリストの操作

  • 簡単な出力や入力処理

学習方法

  • 書籍やUdemyなどのオンライン教材を利用

  • ハンズオン形式の演習問題を解く

2. 制御文の理解(1ヶ月)

プログラムの流れを制御する方法を理解し、条件分岐やループを使いこなすことを目標にします。条件分岐(if/else)やループ(for/while)を活用することで大体のプログラムを組めます。また、try-catchを使ったエラー処理も学習することで不測の事態に対応できる処理をコーディングできるようになります。

学習方法

  • 実際にコードを書いて動作を確認

  • 数当てゲームや簡単な計算プログラムなどのシンプルなプログラムを作成

3. 関数の理解(1ヶ月)

コードの再利用性を高めるために、関数を活用できることを目標にします。関数は、同じ処理を何度も記述する必要をなくし、コードの保守性を向上させます。この段階では、引数や戻り値の扱い方を学びます。

学習方法

  • 簡単なプログラムに関数を取り入れる

  • 引数や戻り値を活用して計算プログラムを作成

4. クラスの理解(1ヶ月)

オブジェクト指向プログラミングの基礎を学び、クラスやオブジェクトの概念を理解することを目標にします。クラスは、プログラムを効率的に設計するための重要な要素です。この段階では以下を学びます。

  • クラスとインスタンスの違い

  • メソッドやプロパティの定義方法

  • 継承やポリモーフィズムの基礎

学習方法

  • 簡単なオブジェクト指向プログラムを作成

  • ユーザー管理システムや図書館の書籍管理などのプログラムを作成

5. Webアプリの基礎理解(3ヶ月)

Webアプリケーションの仕組みを理解し、基本的なフロントエンドとバックエンドの技術を習得することを目標にします。

この段階では、以下の技術を重点的に学びます。

  • フロントエンド: HTML, CSS, JavaScript

  • バックエンド: Node.jsやDjangoなどを使用した簡単なAPIやデータベースの概念

  • データベース: 基本的なSQLクエリの書き方

学習方法

  • 教材を使った基礎学習

  • ToDoリストなどの簡単なWebアプリの作成

6. Webアプリ開発の実践(3ヶ月)

実際のWebアプリを開発しながら、実務に近いスキルを身につけることを目標にします。実際のプロジェクトを想定した開発を行います。以下のポイントに注力しましょう。

  • チーム開発を意識したGitの利用

  • デプロイ(例: HerokuやVercel)

  • API連携やCRUD操作の実装

学習方法

  • チュートリアルやプロジェクトベースの学習

  • ブログサイトや簡易ECサイトなどの小規模なWebアプリを完成させる

7. ポートフォリオの作成(1ヶ月)

自身のスキルをアピールできるポートフォリオを作成することを目標にします。ポートフォリオは採用担当者に自分のスキルや取り組みを示す重要なツールですので、以下の内容を盛り込みましょう。

  • 自己紹介とスキルセット

  • 開発したアプリケーションの概要とGitHubリンク

  • 使用した技術スタック

学習方法

  • ポートフォリオ専用のWebサイトを作成

  • レスポンシブデザインを意識する

8. 転職エージェントへの相談(1ヶ月)

プロのキャリアアドバイザーと相談し、Web開発の技術が身につけられる企業を選択できるようにすることを目標にします。転職エージェントを利用することで自分の市場価値を把握し、最適なポジションを見つけることができます。

活動内容

  • IT業界に強いエージェントを選ぶ

  • 履歴書や職務経歴書の添削を依頼

  • 模擬面接の実施

9. 転職活動(3ヶ月)

実際に作成したポートフォリオや履歴書を活用して転職活動し、希望する企業への転職を実現することを目標にします。転職活動では、応募企業の研究や面接準備が重要です。以下を意識しましょう。

  • 技術面接の対策(アルゴリズムやデータ構造の基礎)

  • 自己PRや志望動機の明確化

  • オンライン面接のマナー

活動内容

  • 1週間に数社応募を目指す

  • 応募後は振り返りを行い、次に活かす

チーム開発を経験するためには

エンジニアとしての実践的なスキルを身につけるには、プログラミングの学習だけでなく、チーム開発の経験が非常に重要です。 初心者でも、実際の現場に近い環境でスムーズに学べる方法を探している方におすすめのオンラインプラットフォームが登場しました。

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「IT業界に挑戦したいけど、どのエージェントに相談すればいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか?そんな方におすすめなのが、IT未経験者専門の転職サイト「テックゲート転職」です。

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まとめ

未経験からIT業界を目指すためには、基礎的なスキルの習得から実践的な経験まで、一歩一歩積み上げていくことが重要です。また、業界専任のエージェントを活用することで、転職活動を効率的かつ効果的に進められます。できればプログラミングの学習だけでなく、ポートフォリオの作成やチーム開発の経験をすればIT企業への就職が有利になります。

自分自身の成長を実感できるエンジニアへの道のりは決して短くはありませんが、努力を重ねれば必ず結果がついてきます。この記事が、未経験からエンジニアを目指す皆さんの背中を押すきっかけになれば嬉しいです。

この記事以外にもさまざまな記事を投稿していますので、ぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね!

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ケン吉
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