昭和天皇がお詠みになられた終戦時の和歌
本日は、終戦から78年目の8月15日。
この日を迎えるにあたり、昭和天皇がお詠みになられた終戦時の和歌(御製)を思い起こしました。
折にふれて(昭和20年)
爆撃にたふれゆく民の上をおもひいくさとめけり身はいかならむとも
(昭和20年)
身はいかになるともいくさとどめけりただたふれゆく民をおもひて
終戦時の感想(昭和20年)
海の外(と)の陸(くが)に小島にのこる民のうへ安かれとただいのるなり
敗戦後、日本はGHQに占領・統治されることとなりますが、次の二つの御製も胸に留めておきたいです。
松上雪(昭和21年)
ふりつもるみ雪にたへていろかへぬ松ぞををしき人もかくあれ
平和条約発行の日を迎へて(昭和27年)
風さゆるみ冬は過ぎてまちにまちし八重桜咲く春となりけり
合掌
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