本年は、大正12年9月1日に発生した関東大震災(1923)から100年の節目。 街中やメディアでは、関東大震災に関するパネル展や情報を目にする機会が多いように感じています。 産経新聞では、新型コロナウイルスによるパンデミックの経験を生かし「感染症や自然災害に強い社会づくり」を目指す会議体「ニューレジリエンスフォーラム」の共同代表、横倉義武・日本医師会名誉会長と河田恵昭・関西大特別任命教授に活動方針などについての対談記事が掲載されています。 ニューレジリエンスフォーラムは、
本日、正論10月号が届いたことを確認し、早速中身を見てみました。 目次の中で最も気になりましたのは「特集 どうする有事対応」です。 7月15日〜16日に行われた「台湾海峡危機政策シミュレーション」(主催:一般社団法人日本戦略研究フォーラム)に関する記事がまとめられています! 加えて、憲法BlueWaveの代表である私(神谷)が必ず確認するのが、「編集者へ 編集者から」という読者感想欄です。 なぜかというと、実は毎月、感想を投稿しているからなんです(笑) あまり公にはして
前回は、今通常国会(令和5年1月23日~6月21日)における憲法議論の内容について記しました。 今回は、あわせて議論が開始された「国民投票広報協議会」について紹介致します。 国民投票広報協議会とは、憲法改正案を国民に対して広報をする事務を行い、衆参両院から選任された国会議員(各10名ずつ)が委員となって組織し、憲法改正案の説明と賛成・反対の意見をテレビやラジオ、新聞等で広報する役割を担っています。 この協議会の設置は、憲法改正国民投票法で規定されています。 しかし、国
本気で憲法改正を実現しようと思うなら、「憲法改正が必要だ」という主張のみではなく、まず現状の議論を正確に認識することが大切だと考えています。 今国会では、パンデミックや大規模災害等の緊急事態において国会機能を維持する方法として、憲法改正が必要となる国会議員の任期延長と、現行の日本国憲法に規定されている参議院の緊急集会のあり方についての議論がなされました。 このことを聞いて、特に国防強化を望む人にとっては、退屈に思うかもしれません。 しかし、見方を変えると、それだけ具体的な
第211回国会が令和5年1月23日〜6月21日にわたって開催されました。 様々な法案が議論され、中には激しく賛否が分かれるものもありましたが、その中にあって、憲法改正議論はどれほど進んだのでしょうか。 そもそも憲法審査会とは・・・?と思う方も知るかもしれません。 衆議院憲法審査会のHPには、 「日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制について広範かつ総合的に調査を行い、憲法改正原案、日本国憲法に係る改正の発議又は国民投票に関する法律案等を審査する機関」 と説
8月19日(土)、日本維新の会、国民民主、無所属有志の会の三会派による、憲法改正に関するシンポジウムが開催されました! 以下のリンクから視聴可能です。 https://www.youtube.com/watch?v=qPG7gLfw43k 憲法改正の実現について、各代表の発言が印象的でした。 ○日本維新の会:馬場伸幸代表 「国民主権をうたっている憲法が、国民の審判(国民投票)を受けたことがないというのはブラックジョーク。時代に合った憲法改正を考えていくことが非常に重要
東日本大震災のわずか2ヶ月後に、インドネシアの若者500名が日本を励ますために作詞・作曲した歌「桜よ〜大好きな日本へ〜」。 その歌詞の一節には、 「桜よ 咲き誇れ 日本の真ん中で咲き誇れ」 「桜よ 咲き誇れ 世界の真ん中で咲き誇れ」 という言葉があり、その動画を見た安倍元総理も大変感動されたというエピソードを、安倍元総理の外交スピーチライターを務められた谷口智彦先生がご著書『安倍総理のスピーチ』に記しておられます。 では、日本とインドネシアとの関係は今後も良好であり続けら
皆さんは「親日国」というと、どのような国を思い浮かべますか? ありがたいことに、私達のご先祖様の弛みないご努力によって、日本に親しみを感じている国が多くあります。 今年の3月に開催した第6回TOKYO憲法トークライブでは、安倍元総理の外交スピーチライターを務められた谷口智彦先生にご講演いただきました。 その行事を推進するにあたり、憲法BlueWaveメンバーは谷口先生のご著書 『安部総理のスピーチ』を必読書として取り組みました。 その中でとても感動したのが「日本とインド
8月17日。 昨日はインドネシアが独立を宣言した、インドネシアの独立記念日です。 この日と一緒に語られる「ムルデカ」という言葉は、「独立」や「自由」を意味するマレー語です。 ということで、昨日はお世話になっている方のご縁で、「第9回日本インドネシア友好ーインドネシア独立の英雄スディルマン将軍像献花式」に初めて参列させていただきました。 スディルマン将軍とは、インドネシアにおける日本軍政時代、日本軍の軍事訓練を受けて郷土防衛義勇軍(略称:PETA(ペタ))の大隊長を務め、独
昨日は終戦78年目の節目でした。3〜4日前には台風接近の心配もありましたが、西にずれ、東京においては晴れの天気となりました。 憲法BlueWaveメンバーも靖國神社に参拝し、黙祷を捧げて参りました。 さて、この「慰霊」ということについて、第3回TOKYO憲法トークライブにご出講いただいた河野克俊先生(第5代統合幕僚長)のお話が今でも鮮明に記憶に残っておりますので、紹介させていただきます。 今では多くの方々が知るようになりました、安倍元総理が硫黄島に視察された際のエピソー
本日は、終戦から78年目の8月15日。 この日を迎えるにあたり、昭和天皇がお詠みになられた終戦時の和歌(御製)を思い起こしました。 折にふれて(昭和20年) 爆撃にたふれゆく民の上をおもひいくさとめけり身はいかならむとも (昭和20年) 身はいかになるともいくさとどめけりただたふれゆく民をおもひて 終戦時の感想(昭和20年) 海の外(と)の陸(くが)に小島にのこる民のうへ安かれとただいのるなり 敗戦後、日本はGHQに占領・統治されることとなりますが、次の二つの御製も
引き続き、第1回TOKYO憲法トークライブにてご講演いただいたケント・ギルバート先生のお話で、とても印象的な話がありました。 それは、「軍人への感謝」です。 日本の場合でも、平成30年に行われた「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」(内閣府)によると、「自衛隊に対して良い印象を持っている」又は「どちらかというと良い印象をもっている」と回答された方は約90%に達し、自衛隊に対する評価は高まっています。↓↓(自衛隊山梨地方協力本部HP) https://onl.tw/3wGpX
平成30年10月に開催した「第1回TOKYO憲法トークライブ」。 メインゲストは、カリフォルニア州弁護士のケント・ギルバート先生。 基調講演の後には日本人大学生2人、在日ウクライナ人学生1人が加わり、パネルディスカッションを行いました。 在日ウクライナ人学生のナザレンコ・アンドリーさんは、祖国の実例を紹介し、国軍を持つことの重要性を語りました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1991(平成3)年、ウクライナはソ連から独立した時
「憲法改正の議論について考えるきっかけをつくりたい」 そのような思いで憲法BlueWaveが主催してきたイベントが「TOKYO憲法トークライブ」です。 平成30年の結成以来、過去5年間にわたり6回開催してきました。 その記念すべき第1回目の講師は、カリフォルニア州弁護士のケント・ギルバート先生です! そのご講演を収録した憲法BlueWaveの書籍『今こそ問う!日本の平和と憲法改正』から、特に印象的だった箇所を紹介致します。 講演中、ケント先生は参加者に「平和主義ってな
これまで、憲法BlueWaveが主催してきた「TOKYO憲法トークライブ」。 その第1~6回までの内容が一冊にまとまり、この度書籍化することができました✨ 今まで憲法BlueWaveの活動を応援してくださった皆様、また書籍化を実現してくださった明成社様、本当にありがとうございます! 平成30年に結成して以来、積み重ねてきた成果が「形」になり、とても嬉しく思っています! 計8名の講師によるご講演と、参加者からの質問をまとめており、内容も大変充実していますので、ぜひ一人でも多く