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ひょんなことから落語を聞き始めた。落語を聞いたら、大人の仲間入りができると思ったのか。落語を聞いたら、頭が良いと思われると思ったのか。それとも、音楽以外に何か新しいものを聞いてみたかったのか。 家の近くに落語が聞ける場所はない。図書館で借りた落語のCDを聞く。名前も初めて知る噺家。扇子で蕎麦をすすり、キセルで煙草を吸う。扇子を大きく開き、酒を飲み干す。顔の向きで人物が切り替わり、何人もの人が現れる。何とも不思議な世界。 図書館のCDでは飽き足らず、CDショップでまだ聞いたこと
コミュニケーションの難しさを痛切に実感する。伝えたくても、うまく伝わらない。母国語なのに、うまく伝わらない。 カナダで、英語がうまく伝わらないことは何度もあった。サブウェイの注文ですらうまく伝わらない。林業学校の課題で自分の意見がうまく伝わらない。職場で上司に文句を言うが、うまく伝わらない。 それでも、友人や同僚に気持ちや言いたいことが伝わった時、幸せだと感じた。毎日のコミュニケーションで幸せを感じるの?林業学校や職場では毎日が勝負の場で、伝わることは些細だったかもしれない
「広告をつくったことがないんです」 企画メシの講座を受けながら、言い訳がましく、何度もつぶやく。企画も広告も、今の仕事とは繋がりがないことを反芻する。なぜ、この講座に参加しているのか?なぜ、仕事と関係ないことを時間をかけて学ぶのか? 自分の広告をつくる。課題は、動画でもパワポでも何でもOK。 シンプルにつくろう。名前と目立つ経歴を入れる。何か得意なこと、できることのアピールも書いておこう。自分のできることって何だろう。森林の知識か、カナダに居た経験か。知識や経験は、広告に入