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号砲ライラック

号砲ライラック

号砲ライラック
(ごうほうらいらっく)

物事を始めるのに最適な時期のこと。

号砲とは、開始の合図、
ピストル音のこと。
一斉にスタートするときに使われる。

ライラックとは、春から初夏に咲く花。
札幌市では毎年5月には祭りが開かれるほどの象徴。

これらから転じて、
小中学校などでは、気候の良い5月を運動会シーズンとし、
「号砲ライラック」と呼ぶようになった、らしい。

東京と、札幌と

それは突然のことだった。

国際オリンピック委員会(IOC)が、
2020東京五輪でのマラソンだけを札幌での開催に変更すると発表。

本番の号砲まで10ヶ月を切るタイミングでの変更は、
寝耳に水の印象。

関係者も一様に驚きを隠せなかったのである。

まさに、合意なき決定であった。


どうも、この辺りから、
ほんまにできるんやろか、と、
東京五輪の開催そのものがキナ臭い感じにはなってきていたように思う。

そして、年が明けて、2020年。

中国・武漢で発生した新型コロナウィルス感染症が、
世界中へと拡がっていった。

1月末には日本人で最初の感染者が報告され、
2月には各地で危機管理対策本部が設置され、
北海道では外出自粛要請と全校休校が発表されて、
3月には東京都もその流れに続き、
やがてその流れは全国へと拡がっていった。

時は流れて5月、
ライラックは人の目に愛でられることなく、
シーズンを終えてしまう。

その間に、2020東京五輪は延期が決定。

緊急事態宣言の解除、
外出自粛の緩和が進んでいくなかで、
最後まで解除されなかったのは、
首都圏と、北海道。

北海道から首都圏へと連鎖し、
そして、首都圏と北海道が最後まで残る。

東京五輪の開催地が厄介やねん。
最初も、最後も。

本当に、事実として、そうなのか、
それとも何らかの情報操作が行われてるのか、

来年の開催も含めて、
なんだか疑わしいような…。

そう考えるのは、私だけだろうか。


2021年の、無事の開催を願うばかりである。
最終決定は、来年のライラックの頃になるだろう。

Go For ! ライラック!!

豪放磊落

豪放磊落
(ごうほうらいらく)

豪放磊落とは、
心が広くて大らかな、些細なことを気にしない人のこと。
または、そのような様子をいう。

「豪放」、「磊落」、ともに広い心を意味する。

同じ意味合いの言葉を重ねて、大きいという意味を強調した言葉。

この先は、小さなことは気にせずに、大きな心掛けで、
号砲ライラックを目指して欲しいもの。

その昔、昭和の大スターと呼ばれた俳優さん、
飲みに行けば一晩で200万円を使い切ったというエピソードもあるほど。
豪放磊落なイメージそのもの。

あるとき、薬物を持っていたことがバレそうになり、
パンツの中に隠し持った。

ところが見事にバレて、
麻薬所持容疑で逮捕されたときには、
「俺はもうパンツをはかない」と言ったとか。

ちっちゃ~!


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