思春期の娘と行く北海道旅行記(実践編)
最初に、以前ノートに投稿した記事を年末に実行に移しました。
目次
1. はじめに:親子でめぐる「ザ・北海道」
2. 1日目:札幌の懐かしい思い出とニセコの魅力
3. 2日目:Japowとナイター、異国情緒あふれるニセコを満喫
4. 3日目:キロロの広大なゲレンデと札幌夜景
5. 最終日:札幌観光とSnow Miku Sky Townで締めくくり
6. まとめ:北海道が教えてくれた親子のかけがえのない時間
この記事を読むとわかること
• 北海道旅行で親子が楽しめるおすすめスポット
• ニセコやキロロなどスキーリゾートの魅力
• ふるさと納税を活用した旅行の実例
• 札幌市内観光の楽しみ方とグルメ体験
• 初音ミクファン必見のSnow Miku Sky Town情報
はじめに:親子でめぐる「ザ・北海道」
北海道で生まれ育った私にとって、この地はいつでも特別な存在です。今回の旅では、思春期の娘と一緒に「ザ・北海道」をテーマにした旅を計画しました。大自然や地元ならではのグルメ、異国情緒あふれるスキーリゾートなど、北海道の魅力を存分に味わうことができました。
この記事では、旅の様子を具体的に振り返りながら、親子での旅行の素晴らしさや、北海道ならではのおすすめスポットを詳しくご紹介します。娘とのかけがえのない時間が、読者の皆さんの旅の参考になれば幸いです。
思春期の娘と行く北海道旅行記:1日目
思春期の娘と一緒に北海道旅行へ行ってきました!今回はその1日目の出来事を記録します。
新千歳空港到着とレンタカー手続き
新千歳空港に到着後、空港からワンズレンタカーへ移動しました。千歳空港から1時間に3便のバスが出ているので、ほとんど待つことなくスムーズに移動。借りた車はトヨタのライズ。スタッドレスタイヤも装着済みで、冬道の心配もなく快適でした。レンタカー屋さんの説明は必要最低限で、北海道らしい効率の良さが印象的でした。
札幌スミレラーメンへ
まず向かったのは、札幌の名店「スミレラーメン」。味噌ラーメンとチャーハンを注文しました。娘は黙々と食べるので、あまり美味しくないのかなと思ったら、「美味しすぎて話すのを忘れてた」とのこと。親子で笑いながら食事を楽しみました。
コーチャンフォーミュンヘン大橋店でショッピング
次に訪れたのは、札幌の大型書店「コーチャンフォーミュンヘン大橋店」。文房具やファンシーグッズを実物で見て買えるのが楽しかったようで、娘も大満足。こんなに大きな店舗はなかなかないので、娘には新鮮だったようです。
藻岩山地区で思い出話
私が育った藻岩山地区を訪れ、幼少期の思い出や、通っていた小学校・中学校を娘に紹介しました。その後、中山峠を経由してニセコへ移動。中山峠では札幌市民のソウルフード「揚げ芋」を食べ、娘も「美味しい!」と大喜びでした。中山峠は猛吹雪‼️子供の頃から何本も食べたけど、やっぱり美味い。正直、昔の方が美味かった気はするけどね。
セイコーマート喜茂別店でひと休み
途中でセイコーマート喜茂別店に立ち寄り、軽く買い物を済ませて宿泊先へ向かいました。宿泊場所は羊蹄山の麓にある友人のペンション。森の中にあり、静かな環境と美しい景色が楽しめる素敵な場所でした。
ニセコでの夜
宿泊先に到着後、ニセコヒラフスキー場の麓にあるスキーショップ「トイル」を訪問。オーナーの高梨穣さんが作った「テシマスキー」を借りに行きました。外国人観光客で賑わうヒラフ坂の様子を娘に説明しつつ、ニセコ綺羅の湯で温泉を満喫。その後はコンビニで軽食を買い、宿泊先で友人とビールを飲みながら語り合いました。
↓↓↓テシマスキーの詳細は下記リンクから
https://tesmaski.jp/
娘は養蜂活動をしていることもあり、自然に詳しいペンションのオーナーの話に興味津々で、印象的なひとときでした。
明日はニセコアンヌプリでスキーを楽しみます!
思春期の娘と行く北海道旅行記:2日目
2日目はスキーを満喫する一日となりました。
朝の始まりとアンヌプリスキー場へ
ペンションで地元の食材を使った美味しい朝食をいただき、いざニセコアンヌプリスキー場へ。今回のスキーチケットはふるさと納税の返礼品で事前に準備しておきました。
スキー板は事前にスキー宅急便で送っており、到着時に無事受け取ることができました。少し不安もありましたが、スムーズな対応に感謝です。
ニセコのJapowを満喫
今シーズンは雪が豊富で、ニセコ特有の軽くてふわふわの「Japow(ジャパウ)」を思いっきり堪能!娘と一緒に朝から夜までたっぷり滑りました。特にナイターでは、ライトアップされた雪景色の中で滑る特別感を楽しむことができました。
国際色豊かなスキー場
滑っていると、ほとんどの利用者が外国人で、日本人と一緒にゴンドラに乗ることは一度もありませんでした。聞こえてくるのは英語や中国語などの外国語ばかり。英語を一生懸命勉強している娘にとって、この環境はとても刺激的だったようです。
夕食難民とすき家での待ち時間
ナイターまで滑り続けた結果、夕食の時間が遅くなり、近くの「すき家」へ向かいましたが、約30分待ち。ニセコエリア全体が混雑しているのを感じました。本当は京極温泉でコロッケカレーを食べたかったのですが、レストランの営業時間に間に合わず断念。コロッケカレーはとても美味しいので、次回はリベンジしたいところです。倶知安、ニセコエリアはインバウンドの需要に飲食店が追いついていない状況です。特に値段も高いので、ニセコでの食事をメインに考えている方は、予約をオススメします。ヒラフ地区からはやや遠いものの、俱知安駅周辺は比較的安くて良いお店もありますよ。
テシマスキーの感動
この日借りたテシマスキーは、これまでのスキーの概念を覆すような素晴らしいものでした。詳しいインプレッションは割愛しますが、思わず欲しくなるほどの性能でした。
疲れた体を癒し就寝
一日中スキーを楽しんだ後、宿泊場所に戻ると、親子ともども疲れてすぐに就寝。心地よい疲労感とともに、充実した1日が終わりました。
思春期の娘と行く北海道旅行記:3日目
3日目はキロロスキー場と札幌観光を楽しんだ、充実した一日でした。
朝からキロロスキー場へ
この日もふるさと納税でゲットしたスキーチケットを活用し、キロロスキー場へ向かいました。アンヌプリに比べると空いていて、広々としたゲレンデが快適でした。さらに、天候に恵まれ圧雪がしっかりとされており、とても滑りやすいコンディション。娘も「とにかく楽しい!」と終始笑顔で、結局16:30までしっかり滑りました。
驚きのレストラン価格
ただ、キロロで驚いたのはレストランの値段。メニューはどれも2,500円以上で、大半が3,000円ほど。昔に比べて倍近く値上がりしており、スキー場の変化を感じました。私にはちょいと、高級すぎです。娘と2人でピザ食べました。ピザ一枚とジャーマンポテトで2,400円結構いい値段です。食事を、楽しみたいなら札幌ベースで楽しむのがオススメです。
札幌藻岩山で夜景を堪能
スキーを満喫した後は、札幌藻岩山へ移動し、ロープウェイで山頂へ。日本新三大夜景に選ばれるだけあって、見渡す札幌の夜景は圧巻でした。娘も「本当にきれいだね」と感動していました。
私自身、藻岩山にはトレーニングの一環で何度も登ったことがありますが、改めて見る夜景から、札幌の街が大きくなったことを実感しました。
ちなみに、ロープウェイとケーブルカーの往復料金は、市民なら1,100円、それ以外は2,000円。夜景を楽しむには十分価値のある体験でした。
星野リゾートOMO3に宿泊
この日の宿泊先は星野リゾートOMO3。スキー好きの星野社長らしく、館内にはスキー用のワックスサービスがあり、ススキノの街歩きマップも用意されていて便利でした。
ホワイトイルミネーションと大通り公園
チェックイン後は、ホワイトイルミネーションを見に大通り公園へ。他のイルミネーションとは一線を画す美しい白の光に、娘も驚いた様子。「こんなにきれいなの初めて見た!」とご機嫌でした。その後、テレビ塔に登り、大通り公園を一望。札幌の街を眺めながら最高の景色を楽しみました。友達のために、ユキオのテレビ塔限定版をお土産に購入しました。
幻の羊でジンギスカンを堪能
最後は路面電車でススキノに戻り、ジンギスカン専門店「幻の羊札幌ススキノジンギスカーン」へ。予約なしにもかかわらず、親切に案内してもらい、最高のジンギスカンを堪能しました。特にヒレ肉が絶品で、娘も「ジンギスカンってこんなに美味しいんだね」と感動していました。
思春期の娘と行く北海道旅行記:最終日
最終日は札幌市内観光と空港でのショッピングを楽しみ、北海道旅行を締めくくりました。
札幌市内観光:時計台と赤レンガ庁舎
朝、ホテルをチェックアウトした後は、札幌市内観光へ。まずは札幌時計台を訪れ、そのクラシックな佇まいを楽しみました。続いて向かったのは、道庁赤レンガ庁舎。歴史を感じさせる建物と周囲の庭園に、娘も「北海道っぽいね」と興味津々でした。
札幌駅でショッピング
札幌駅では少し買い物を楽しみました。駅構内の賑わいとお土産ショップの豊富さに、旅行の最後のひとときを満喫。
Snow Miku Sky Townで特別な時間
新千歳空港に着いたら、娘が楽しみにしていた「Snow Miku Sky Town」へ。初音ミクが大好きな娘にとって、この空間は夢のような場所。グッズを見たり、展示を楽しんだりして大満足の様子でした。
帰りのフライト
旅行最後の思い出を胸に、帰りの飛行機に乗り込みました。窓から見える雪景色を眺めながら、「また来ようね」と娘と話し、親子で過ごした特別な旅が幕を閉じました。
まとめ
今回、改めて「ザ・北海道的な旅行」をしてみて、改めて感じたのは、やっぱり私は札幌が、そして北海道が大好きなんだということです。娘にとっては、ただの一つの旅行の思い出かもしれません。しかし、私にとっては、この時間はかけがえのない宝物のようなひとときとなりました。
旅行で感じたこと
今回の旅を通して、いくつかの気づきがありました。まず、思春期の娘が特に興味を持っていたのは夜景です。藻岩山から眺めた札幌の夜景や、テレビ塔からの景色に心を奪われている姿が印象的でした。普段はスマホやゲームに夢中な娘が、こうした美しい風景に感動してくれるのは、親としてとても嬉しい発見でした。
また、道産子として「当たり前」と思っていたものも、娘と一緒に新鮮な目で見るとその素晴らしさに気づかされました。藻岩山や赤レンガ庁舎、そして札幌時計台といった定番の観光地も、彼女にとっては新鮮で特別な場所だったようです。
さらに、娘が自分の生まれた場所を巡ることで、何か感じるものがあったように思います。札幌やニセコの風景、地元の人たちとのふれあいを通して、北海道が自分のルーツであることを少し意識してくれたのかもしれません。この旅が、彼女にとっても心に残るものになったなら、それだけで親として本当に幸せです。
親子で同じ景色を見て、同じ体験を共有することができたこの旅行は、これからも私の心に深く刻まれることでしょう。そして最後に一言、やっぱり北海道で飲むビールは格別に美味しい!