約3000億円をかけたベトナムの「眠らない街」が熱い
日本とベトナムを繋ぐ仕事をしていると、ベトナムニュースをよく読みます。先月から「ベトナム最大の島フーコックに、”眠らない街”が開業予定」というニュースを何度か見かけていました。
眠らない街、とは、ベトナム初の24時間・年中無休リゾート”フーコック・ユナイテッドセンター”のことです。
ベトナム初の24時間・年中無休リゾート
2021年4月21日、ベトナムの最南端に位置するフーコック島に、1000ヘクタールの敷地を使ったベトナム最大の娯楽リゾート複合施設が開業しました。
広大な土地に何があるかと言うと
複数の5つ星ホテル
ベトナム最大のテーマパーク
動物保護公園
ゴルフコース(18ホール)
ショッピング&エンタメエリア
カジノリゾート施設
コンベンションセンター施設
病院
教育施設
出資者は、ベトナム最大の財閥ビン・グループです。シンガポールやラスベガスと肩を並べる、国際的な観光都市を目指しているそう。ベトナムが、世界の観光市場に乗り出したことを意味します。
フーコック島はどんな島?
今、熱い注目を集めているフーコック島ですが、ベトナムの最南端の海に浮かぶ島です。カンボジアに近い位置ですが、ベトナム領です。
日本からの行き方は、まずベトナムの南部最大都市ホーチミンまで国際線で飛び、その後国内線で約1時間で到着するそうです。
フーコック島は、日本では知名度が低いですが、東南アジアでは有名なリゾートアイランド。5つ星ホテルのJ.W.マリオットも進出している島です。
コロナ禍でも挑戦するベトナム
日本はゴールデンウィークですが、外出規制があり、とてもリゾートへ行く雰囲気ではありません。ですが、ベトナムは違います。
このタイミングが良いかどうかは分かりませんが、コロナ禍でも国内最大のリゾート地を開業する、という意気込みが伝わってきます。
急成長を続けるベトナム。
フーコック・ユナイテッドセンターは、ベトナムの現在を知ることができる、絶好のスポットだと思います。
ベトナムの経済と食品ビジネスに興味がある方は、「GOVERSEE:ベトナムと食品ビジネスの情報サイト」にもお立ち寄りください。