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ひまわりママ一家 特性のエピソード⑬

「息子」「一緒に解決策を考える」

息子は、理由がはっきりしている時もあるが、訳がわからずもやもやしてしまう時がある。
そんな時は、自分の部屋にこもり、好きな事をする。まあ、もちろんユーチューブが中心のようだが。
部屋から出てくるまでは一切の声掛けをやめるようにしている。

部屋から出て来た時には、気持ちは少しすっきり出来ているようだ。
何か一緒に考えられるいい方法はなかったのだろうかと考えていたことがある。

まず、何が不安なのか子どもの話を聞いて寄り添う姿勢を見せる。

もしかしたら、聞いてもらいたいだけかもしれない。
解決策が欲しいのかもしれない。

話が一段落したら、
「どうしたら解決出来そう?」
「少し、時間を取ったら、不安は解決できるかな?」
「その不安を和らげるために何が出来るかな?」
など、声掛けしながら一緒に解決方法を考えていく。

「大人が解決策を出す」のではなく、「一緒に話し合う」のがポイントらしい。

それを繰り返していくことで、自ら不安を解決できる力が子どもの中に育っていくのだと言う。


「娘」「本人のペースを尊重する」

うちの娘は本当にマイペース。

だから、かえってあせらせてしまうと、頭の中が混乱してパニックを引き起こし、黙ってしまうか、親にだったら怒りまくる。そんな感じ。
怒ったり、笑ったりが激しい娘です。

HSCの大原則。「その子のペースを尊重する」

「いやだ」と言えば、本当にいやだし、「怖い」と言えば本当に怖い。
そんな時は、ついつい、大丈夫かなと思ってしまうものだが、
本当に嫌で、本当に怖いのだと認めてあげることが必要だと言う。

子ども自身は本当はこの先、どうしたらいいのかをよくわかっている。
でも、不安だし、解決するのに時間がかかるから「まって」と言っている。
大丈夫だとわかったら、きっと一歩を出すことが出来る。

逆に無理強いすると、パニックになってしまう。
そのことがトラウマになってしまうのだ。

そう考えると、うちの娘はトラウマばかりかもしれない。
でも、今は元気だから自分で立て直してきたんだろうな。

ひと一番敏感な子は、ひと一番安心感が必要なのだ。


「発達障害・グレーゾーンのこがグーンと伸びた
                 声かけ、接し方大全 」  

「HSCの子育てハッピーアドバイス」 
                        より

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