ひまわりママ一家 特性のエピソード 53
「息子」「冠婚葬祭」
障害があったりすると、きちんとその場にいられるかな、どこかに行ったりしないかと心配事は尽きなかった。
息子は、親戚の結婚式に参加した時、慣れないだだっぴろい場所で豪華な食事を目の前にしながら、一口食べてはその場からあちこち行こうとする場面を思い出す。
今は、集中することがたくさんあるのか、いつもどしんとした様子。
振り返ってみると、本当に成長すると落ち着いてくるのだなあとしみじみ感じるものだ。
そのような時の対応としては・・・。
①環境調整
休憩のために出入りしても目立たない位置、本人が抵抗を感じない位置を考える。
②手順書づくり
本人にわかりやすくするために、具体的に細かくスケジュールで示す工夫をが必要。
③時間が長くなった時の対策
・終わりがわかるようにタイマーを使う。時間つぶしのために様々なグッ
ズを活用する
・何かを配ってもらったりなどの役割を与える、いったん席を外して休憩
する
など
入学式、卒業式などで、これらの中で有効なものを試しておき、練習する体験も重要であるようだ。
「娘」「気を回しすぎて仕事を増やしている」
頼まれたことは断れない娘。「いい?」「お願い。」なんて頼まれると、まあできるかなと思いつつ引き受けて、気づけばいっぱいいっぱい。
終わった後にはもうぐったりしている。
そんな時は、
自分自身の仕事を全うするために「本当にしなければならないことはなんだろう」と時々立ち止まって考えることが必要らしい。先回りして、人のフォローをすることが、本当に相手の為になるのだろうかと考えても良い。
まずはよく考える。
紙に書いて「見える化」もいいようだ。
実は必要なかったという事もあるかもしれない。
うんうん。これは、絶対に娘に伝えていこうと思った。
自分に得がある行動をしていきたいから。
「自閉スペクトラム症 マイペースな君に 家族はすったもんだ」
「HSPにはこう見えている」
より
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