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ひまわりママ一家 特性のエピソード⑤

「息子の話」「集団に適応しづらい」

小学校の運動会の練習。「集団行動」と言うものがあり、毎日のように練習に励んでいた。
一列になったり、六角形の形になるために動いたり。
みんなは頑張って覚えていくのだが、息子は何度やっても覚えられなかったらしい。
移動になると違う場所に行ってしまったり。
身近にいた子がとても親切で、お母さんのようにいつも「こっちだよ」と手を引っ張っていってくれたおかげで、何とか本番までたどり着いたが、本番当日も行く場所を間違えてしまう。

運動会当日まで、毎日、本当に表情が暗かった。

やだったんだろうな。
したくなかったんだろうな。
でも、よく頑張ったと思う。

息子のように発達障害をもっていると、「集団」の中ではイライラやパニックを起こしやすくなる。運動会、音楽祭、文化祭などの行事、練習の時にその傾向が強くなる。

① 集団で行動するのが苦手
② 予定が変更になると対応できない
③ 失敗経験が積み重なる

思い返してみれば、運動会への取り組みはものすごい本人なりのストレスを抱えていたんだろうなあと思った。
そして、その中で、やりとげた息子は本当に尊敬する。

「娘」「かんしゃくが激しく文句が多い」

小さい頃から痛かったり、怒ったりするとものすごいかんしゃくだった。

最近、子宮頸がんのワクチンを打って、全部で3回のうち、2回目を打った。
筋肉注射だから、腕がとてもだるかったようだ。
その差は個人差があるとは思うが、娘にはとても痛かったのだろう。
帰ってきてから、ふと、腕が触れた。
すると・・・。
「痛い!」「痛い!」「痛い!」の連続。
普通にすれ違っただけだと思ったので、「大丈夫?」と言っただけだったが。
それが、娘は気に食わなかったのだろう。
しばらく、なでてあげて「ごめんね。痛かったね」とそばにいた。
長かったが、怒りは収まり普通通り。

ん?今までの痛みのギャーギャーは何だったのか。

HSCの子は慎重で、内向的で、ひきごもりがちの子が多いと言われているが、感情反応が強い子もいるようだ。

わが娘はまさにそのようだ。

かんしゃくが多くあり、ささいな事で大げさに騒いだりするなど。
過度に落ち込んでしまう。

今回の事もそうだが、すぐに騒いだりするので、親もついついいらいらしてしまう。

お互いがイライラしないためには「自分のコントロールができること」がいいらしい。

これからは、自分の意見を口に出して言えるように「~って言っていいんだよ」とか、
自分の思いが言えるようになれるように母としてまだまだ頑張らなければいけないと感じた。

いいところもいっぱいある娘だから。

今日は少し、長くなってしまった。

思い出の振り返りはまた今度。

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