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ひまわりママ一家 特性のエピソード⑥
「息子」「やることは一つずつ」
私は、フルタイムで働いていた時期、毎日追われ続けてあっという間の1日を迎えていた。
帰ってくると、寝るまでが戦争。夕飯の支度、夕飯を食べさせる、お風呂に入れる、宿題を見る・・・。
あっと言う間に寝る時間がやってきた。
世のお母さんたちはきっとうんうんとうなづいてくれることだと思う。
そんな時、たまに、寝る前に、「あっ!宿題をやり忘れた!」なんて言われてしまった日には顔面蒼白。お怒りモード全開になってしまう。
そしていつも、「おもちゃ出しっぱなしだよ」「宿題したの?」「明日の準備は?」と立て続け。息子は、立て続けに言った後は、息子は、その場でフリーズしていたことが多々あったなあという事を覚えている。
息子の脳の中身は、まず、「おもちゃが出しっぱなし」と言われたことで今やっていることを中断するという事に集中する。
そのタイミングで、また、「宿題したの?」と声をかけられたことで、やっていなかったと宿題の方に切り替わってしまう。
そこで、また次の事をいってしまうと、頭の中は追いついていかず、どの言葉に注目すれば良かったのかがわからなくなり、フリーズしてしまう。
これを学んだ私は、今でも、いっぺんにいろいろ言うのはやめようと努力し、一つずつを心がけているがなかなか・・・。
反省してしまう場面は現在でも多々ある。
「娘」「私の子育ては甘やかし?」
私はよく、亡くなった母にこんな事をよく言われていました。
娘を甘やかしすぎやしないか?過保護なんじゃないか?
確かに、仕草や口から出る言葉もかわいくてしょうがなくてと言う所はあって、小学生のお友達同士の悩みの時も全面的に味方になっていたように思う。
でも、そういう所が甘やかしだったのだろうかと疑問に感じていた。
「親の育て方は子どもの行動の原因ではなく、結果かもしれない」
と心療内科医の明橋大二先生はおっしゃっている。
過保護だから、いろいろなじめないのではなく、敏感な特性があるからなかなかなじめなかったり、不安が強くなる。
HSCは空腹や疲労、恥ずかしさやイライラなど不快な状況になるとすぐに不安定になったり、言う事が聞けなくなったりする。それを避けるために子供の要求を受け入れることは「甘やかし」ではなく必要なことなのである。
ともおっしゃっていた。
自分の子育てはこれでよかった?のだと安心。
ちょっとうれしかった。