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ひまわりママ一家 特性のエピソード⑭

「息子」「負ける経験をさせる」

息子はゲームなどで、負けたりするのが大嫌いだった。

小さい頃、我が家ではカードゲームの「UNO」と言うゲームが流行っていた。
勝った時は満面の笑みでにこにこだが、負けると、急にぷいっと横を向く。

「もうやらない」

と言い放ち、自分の遊びに戻ったりとそんな繰り返しだった。
今は、プイっとはしないまでも、負けると顔をひくひくして黙ってしまう事もあった。
でも・・・。
方法があったんだ・・・。

勝負が始まった瞬間、イメージは「勝ち」の見通しでいっぱいになるらしい。
負けた瞬間に見通しが崩れるので、混乱してしまうらしい。

「勝ちへのこだわりが強すぎる子」は「負ける経験」を積ませて慣れさせていくといいらしい。

 ゲームを一緒にしながら、「負ける寸前まで追い詰める」
 最後の最後で勝たせる。
 の繰り返しをする。

続けていくことで、負けそうになっても、穏やかな表情になったりする時が出てくるようだ。
そんな時は「まっいっか」と言わせ、気が楽になるスキルを教えてあげるといいらしい。

う~ん。難しい。私にできるだろうか・・・。

「娘」「自信がついてきたら背中を押す」

定時制高校に通っている娘。今、バイトをしている。

初めての体験だし、覚えることも多く、帰ってくると自信をなくしている態度が見える時も。
「できない」とアピールしていても、「ダメだったらもういいんじゃない?」とか「がんばれ」としか言う事が出来なかった。

そんな時こそ、

あくまで控えめに
「大丈夫。あなたならできる!」と背中を押すといいと言うのだ。

子どもは、その一言を聞いて、勇気を振りしぼってチャレンジし、うまくいけば、それがまた自信につながる。

「子どものペースを尊重する」と言う事と、「ちょっと背中を押す」ことは矛盾するようだが、実は両方、大切な事だと言う。

これも、出来るかなあ。

   「発達障害・グレーゾーンの子がグーンと伸びた
                                                                  声かけ・接し方大 全」  

   「HSCの子育てハッピーアドバイス」

                         より


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