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ひまわりママ一家 特性のエピソード㉓

「息子」「気持ちを共感する」

パニックを学校などで起こしても、家では穏やかな表情が続く家庭はたくさんあるだろうと思う。

もちろん、我が家もそうだった。

学校から、息子がパニックを起こした話を聞かされるとびっくりしてしまう。
「うちの息子は集団だとそんなに豹変してしまう瞬間があるのだ」と、思ってしまう。

でも、家では、なかなかそんな場面を見かけない。

実は、共感する手順と言うものがあるようだ。

まず、集団でいた時にパニックを起こした時は、その集団から離し、引き離す必要がある。

それから、
① 不安定になっている原因を聞く。
  本人の口からしゃべることで落ち着きを取り戻すこと
  があると言う。

② 不安・イライラに共感する。
  必ず!どんな些細な事であっても、本人にとっては大問題なのだから。

③ ほほ笑み、さわって、共感させる。共感してあげた後は、背中や腕など     
  を軽くさわって安心させてあげる。

  頭をなでられたりが嫌な子もいる。触れる場所や触れ方などは注意
  していく。

うちも、べたべた触られるのはあまり好きではないので、気を付けていこうと思った。

「娘」「先生からのサポート」

HSCは友だちを作るのに時間がかかることがある。

うちの娘ももちろんそうだった。
でも、今は、それを乗り越えて毎日高校に通っている。
友だちの数が少なくても、とても心の支えになっているようだ。

学校でも、先生たちからのサポートが数多くある。

もともと仲の良かった子を同じクラスにしてもらったり、席を近くにしたり、2人組で作業をしたり・・・。

本当に感謝をしてもしつくせないぐらい。

あと、うちの娘は面倒みがとてもいいと思っている。
母が言うのも恥ずかしいのだが。

でも、良く世話をしてくれるので、頼りにされてしまったりする。

あまり、頼りにされてしまっても、一生懸命しすぎて疲れてしまうので、あまりお願いしないようにと思っている。

先生が、もし、そんな場面に遭遇したら、「いつも、ありがとう。でも、困ったことがあったら先生に言ってね」と言葉で助け舟を出してくれないかなあと感じた。

世のHSCの子供たちに向けても、是非してもらいたい対応だと感じた。


       「発達障害・グレーゾーンの子がグーンと伸びた
                       声かけ・接し方大 全」

       「HSCの子育てハッピーアドバイス」

                               より

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