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ひまわりママ一家 特性のエピソード⑪

「息子」「うるさい時」

小さい頃、息子と娘を連れて電車で出かけた時などよくあったような気がする。
楽しくなるとキャーキャー言い、とても大きな声を出して、ふざけてしまっていたものだ。
そんな時は、「しー!」と大きな声で注意していた。
でも、それは、正しくなかったようだ。

まわりの空気が読めず、大きな声になってしまう事もあるだろう。
そして、大人も負けじと大きな声を出してしまう事はあるのではないだろうか。

海外で良く使われている手法がある。

それは、そのような場面で、人差し指を唇に当てて、無音声で「しー」のポーズをしてみるのがいいらしいというのだ。
最初の「しー」が大きければ、だんだん「しー」を小さくしていき、手を下ろしていくのがいいと言う。

もう、大人になっているから、そんなことは少ないと思うが、やってみよう!

「娘」「共感する」

娘と車に乗っていて、信号待ちをしていた時。
横断歩道を何人も広がって渡っているのを見かけた。

「あんなに広がっていたら危ないよ」と娘が言った。
私は、「おしゃべりするのが楽しいんだろうねえ。広がっちゃってね」と言った。

すると、娘は自分の思いが否定されたと気になったのか、黙り込んでしまうときがあった。
よくよく考えれば、娘はそんな答えは求めていなかった。

「そうだね。危ないから広がって渡ってはいけないよね」
と肯定してほしかったのだ。

自分の気持ちがわかってくれただけで、安心するのだ。

今度からは、素直に、思いを受け止めていこうと思った。

「発達障害・グレーゾーンのこがグーンと伸びた
                 声かけ、接し方大全 」  

「HSCの子育てハッピーアドバイス」 
                        より

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