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賃貸部屋探し、実は不動産会社選びが一番難しい。

寝る前に書く。

これから自分のnoteでは、日常起こったことやふと感じたこと、悩みなども踏まえていろんなことを書いていこうと思う。理由としては一番自分が書きたいことがその時その時で変わるので、一つのジャンルに絞ってしまうと書けなくなるから。
で、ほかにnoteを執筆している人たちの記事をいろいろと呼んでみた結果、noteの中では敬語じゃなくて~だ、である調でいいのかな~と思ったので、しばらくそれを続けてみるね。

今日は賃貸を探しに来たお客様のお話。

日々営業しているといろんな人たちとお会いする機会がある。
お会いしたお客様には必ず「うちの会社以外で不動産屋さんに行ったことあるんですか~?」とヒアリングする。
ほとんどの人が同時並行でほかの不動産会社も回っていることが多い。

なので逆に言うと当社は、
一番最初にネットで探して来店してもらうタイプの不動産会社ではなく、あらかた探したけどピンとくる物件が無くて困っているときに連絡が来るタイプのようらしい。

不動産会社を数件回って物件が決められないパターンは大きく分けて2つ。
ひとつはお客様の問題、もうひとつは不動産屋の問題だ。

お客様の問題は内容によっては厄介なことも少なくない。いわゆるクレーマーは基本的に相手にしない。仲介手数料を満額払わない人もちょっと・・・となる。最初から手数料半額のお店に行けばいいのに、なぜ交渉してくるのか。

実は圧倒的に多いのが物件を紹介する側の不動産屋の問題。
不動産屋は現在およそ35万店舗あるといわれていて、コンビニが全国に6万店舗と考えるとかなり多い。あなたの住む街の駅前にも2~3件、多い時にはそれ以上お店があるのではないだろうか。
そんな数ある不動産会社から2~3店舗選ぶとなると、当然ハズレの業者もいるわけだ。

この仕事を何年も続けてきて実感しているのは、要望を言葉で伝えても、相手は理解していないことが多いということ。これはお客様側からすると、本当に時間の無駄になる。
不思議なことに、お客様から直接話を聞いた営業マンが、要望とはかけ離れた的外れな物件を紹介することはザラにある。

例えば、お客様が「家賃10万円まで」の物件を探しているとする。
何も考えない不動産営業マンは、8~10万円の物件を紹介する。5万円以下の物件を紹介することはしない。なぜならお客様が求めているのはその価格帯ではないから、10万円まで出せるお客様に低価格を進めると仲介手数料が下がる、などいろいろ考えるのだろう。
だがまず考えてほしい。

お客様が最初に設定した「10万円」という予算の根拠は何?

今住んでいる部屋より安いのか?高いのか?なぜ10万円の設定なのか?
掘り下げていくと、実はそのお客様には「10万円の物件が合わない」ことがある。
5万円の物件で満足することもあるし、逆に言えば15万円まで出さないと希望の物件がない場合がある。

ここを誤解してる営業は決めきれない。お客様の言葉をそのまま鵜吞みにしているようだと、成果は上がらない。
本当に大事なことは「お客様も知らなかった自分に合う物件探し」のお手伝いだし、私たちの仕事はまさにそれなので、ライバルである他社(もっと言えば私以外)の営業マンはどうかそのまま、お客様の言葉を鵜吞みにするだけの営業マンのままでいてほしい。

業界のレベルはこれ以上上がらない。なぜなら無資格でも不動産営業はできるから。
この業界、思っていた以上にレベルが低いので、当たり前のことができる人が成功できる。

不動産は楽しいよ。

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