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#6 使われない事を願って作られるもの

【 第一部 消火器は何ゴミ? 】

昨日は、消火器の居場所についての話をしましたが、本日は消火器の廃棄方法についてのお話。

と、本題の前に、話は少し横道に逸れます。

産業革命を経て、身の回りにモノの溢れるこの時代において、どんな製品も「使用すること」を前提に生まれていますよね。
食品、消費財はもちろん、椅子もテーブルもテレビも玩具もゲーム機も使う前提。絵画や彫刻だって、インテリアや鑑賞という使用方法がある。

そんな中、消火器というプロダクトは、「使われない事を願って」生まれてくる、稀有なプロダクトです。

消火器に限らず、防災用品にはそういう側面があると言えるのかもしれないですね。

そんな数奇な運命を持って生まれる消火器は、そのほとんどが、願い通りに使われる事なく、その使命を全うし、廃棄されることになります。

特に住宅用消火器は、家の中に備えられているので、中には新品の如き姿で、廃棄されるため、「こんなに綺麗なのに廃棄するのは勿体ない」と言われたり。

また、時として、「使わなかったから、新たに買う必要はない」なんてことも。

本来なら、喜ぶべき事なのに。

話は戻って、さて、消火器は何ゴミでしょうか?不燃?資源?粗大?

正解は、、、

全部不正解です!
#ごめんて

先に例に挙げたゴミとしては、全て回収してもらえないんです。自治体や所轄の消防署に問い合わせしても、メーカーの問い合わせ窓口を紹介される事になります。

消火器は、2011年頃からリサイクルの仕組みが全国的に運用されていて、専門の窓口でしか回収が出来ません。

専門の窓口って?と、思いますよね。

専門の窓口は、下記から検索出来ます。

https://www.ferpc.jp/accept/sp/

これ、僕が言うと怒られるかもしれないですが、一般家庭での廃棄回収を前提とした仕組みではないので、イマイチ利便性が良くない、もしくは費用がかかります。※およそ2000円〜3000円

でも、これが今の制度上では限界なのです。

もっともっと、住宅における消火器の普及を増やしていこうと思ったら、もっともっと、ユーザビリティを高める必要があると思っています。ごめんなさい。

救いがあるとすると、新品の消火器の購入と引き換えに、無償での下取りを受けてくれるところはあります。

ホームセンターやガス会社などです。

もし消火器の廃棄方法に困ったら、消火器に記載してある、メーカーに連絡をしてみてください。どこのメーカーの消火器であっても、お近くの専門窓口を紹介してくれます。

明日は、消火器の使用方法と消火のコツについてお話しします。

【 第二部 弱みを晒す強み 】

さて、僕はいつからだったか、できるだけ自然体で居ることを心がけているつもり。

格好付けたり、虚勢を張っても、多くの場合うまくいかない。って、思ったことがきっかけだったと思う。

今思えば、それはバンド活動から学んだ事かもしれないなと思う。

例えば、小さいながらもライブのステージに立ったとき、格好をつければ、格好をつけている様に映るし、虚勢を張れば、去勢を張った様に映る。

そんな風に思った時から、全力で表現する事と、格好をつけることの違いを意識する様になった。

それとは少し違うけど、弱みを見せる、素直に出来ない事を出来ないと言う、間違いを認める事って大切だなって。

僕がそれを強く意識したのは、マネージャーとして部下を持った時からで、最初はどうやったらマネージャー的に映るかということを、すごく意識していたけれど、自分の等身大を開示することからしか、心から信頼して仕事やミッションを任せ切る事って出来ないかもしれないなと思った。

今日、キングコングの西野亮廣さんとロンドンブーツの淳さんの対談を見てたんだけど、僕が思っていた以上にロンブーの淳さんは自然体なヒトなんだなぁと思った。

いくつになっても、自然体でいたいものよなぁ。

今日はこの辺で。

最後まで読んでくれてありがとう。

また明日。

防災をライフスタイルに。

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