麺を粉から、スープを骨ガラから作ってみて
こんにちわ。
@osamu036110です。
以前、新規事業立ち上げで、国内でつけ麺事業立ち上げに携わり、香港でスープ試作に携わったり、麺を粉から作ったり、スープを鶏ガラ、ゲンコツなどから作ったりした経験があります。
ラーメンはもちろん、つけ麺も作った経験はまったくないど素人
それまでは、ラーメン一杯つくるのに、どれだけの労力がかかるのか、お客としてカウンターからのぞいたりして見たことはあっても、坐骨神経痛になるぐらい、お店の人の立ち仕事の大変さは知りもしなかったわけです。
おもしろいのは、使ってる小麦粉はパンで使うもの
麺を製麺機で、小麦粉やかんすい、水や塩などと合わせて、製麺機で作っていくわけですが、これがなかなかおもしろい発見がある。
それは、何が面白いかと言うと、つけ麺の麺を作っているのに、麺のモチモチした食感や甘みを出したいので、パン屋さんが使っているような、こだわりの小麦粉を使って、麺を製麺していた。
出来上がりの麺は、もちろんモチモチしているし、ほんのり甘みも感じ、食べた後の腹持ちもかなり良くて、モチモチ感の理由がわかった。
以前、わたしがピザ生地を作った時と同じで、作る人、製麺室の温度、分量などによって、全然麺の仕上がりが変わってしまう。
麺のゆで方、ゆで時間によっても、お客様の口に運ばれるまで、同じ店の麺なのに、まったく別の麺を食べているんじゃないかと感じてしまうぐらい、同じ麺をお客様へ提供していくことは、ある意味難しい。
ラーメン(つけ麺)は奥が深いんです
スープに関しても、1日かけて寸胴で作っていくんですが、これがまた大変で、15分おきにかき混ぜて、火が当たっている寸胴の底にある骨を、しっかりかき混ぜながら、焦がさないように神経を使って混ぜていく。
さらに、かきまぜながら、骨をつぶしながら混ぜたりすると、また良いダシが出たりで、本当奥が深い。
わたしにとって、麺づくりとスープづくりは、貴重な体験です。
おいしいラーメンやつけ麺には、理由がある。
しかし、いま、わたしはほとんどラーメンやつけ麺を食べない。
いろんな経験をすると、見えてくることがたくさんある。つけ麺もつくることで、いろいろな視点がもてることで、自分の判断軸になっている。
経験と理論の両方があることで、まわりに流されない判断ができるのかと。
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