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もつべきものは友達ですが、、、【横の関係】をうまく築けていなかった
こんにちわ〜
@osamu036110です。
20歳で、沖縄行きを決めた理由の一つに、幼稚園から知っていて、自宅からすぐそばに住んでいた、幼なじみのマーシーこと矢部ちゃんが、沖縄になぜかいた。矢部ちゃんは、双子の兄弟で、もう一人のアンパンマンこと貴之とは、小学校の時に、同じ野球チームで、市の大会で優勝を一緒にした仲間でもある。
マーシーは、沖縄の大学へ行っていた。しかし、エレキギターが大好きなバンドマンでもあり、よく沖縄のライブハウスで演奏をしていた。正直、あまり連絡を取っていなかったが、沖縄行くからよろしくと言うと、気持ちよく居候をさせてくれた。自分で言うのも何ですが、慕ってもらっていた。
(その沖縄ライブハウスで、モンゴル800とかもいて、沖縄狭いなぁ〜と感じていた笑。そこに行ってみないと、本当何が起きるかわからない)
新聞配達で貯まっていたお金で、初めての車を沖縄で購入する。
53年前のトヨペット(トヨタの元ディーラー店)、左ハンドル、シートベルトなし、3速コラムシフト、エアコンなし、沖縄逆輸入だったので、日本車ですが海外向けの使用。沖縄は、日本返還前だった頃は、右通行だった。
そんな、旧車のコロナを最初に買ってしまった笑。身の程知らずでした。
沖縄へ行き、全く今までとは違う世界へ切り込んだ私だったが、心なしどこか開放されていた。そうでなかったら、こんな旧車のコロナは買ってない。そして、この車で沖縄の海沿いを、ラジカセをのせて好きな音楽を流し、窓全開で58号線沿いを走る。
ここから、わたしの無謀な「切り込み」ロードが始まるわけですが、常に心のなかで、何かワンピースが足りなかった。間違いなく、良い経験、良い出会い、良い時間を過ごしていても、その何かが物足りなく、空虚感を感じていた。なぜ、そういう気持ちになるのかが、全くわからなかった。
でも、ひたすら暗闇の中を全力で走っていた。ただ、走ることしかわからなかったから、埋まらない何かを、何かで埋まらないか必死にさがす。