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ヘルニアになるメカニズムと予防改善法

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ヘルニア(腰椎椎間板ヘルニア)になるメカニズムは主に中腰作業や座りすぎ(特にデスクワーカーやドライバー)により、背骨と背骨の間にある椎間板という組織が押し潰され、椎間板の中にある髄核という背骨にかかる圧力を分散する役割があるクッション材が椎間板の後方に移動して神経を刺激することで発症します。

ここで重要なポイントは髄核が椎間板の後方に移動する事です!

これは中腰や座った姿勢では背骨が曲がり椎間板の前側が押し潰され、圧格差により髄核が後方に押し出される事により起こります。

イメージとしてはケチャップの容器を押すと圧格差でケチャップが飛び出る感じです。

このメカニズムが分かれば予防改善法は簡単です!

背骨が曲がると髄核が後方に移動するので、逆に背骨を反れば髄核は前方に戻す事が出来ます!

中腰作業やデスクワーク・ドライブの休憩時間などに背骨を反る動きをすれば、それだけで十分予防出来ます!

具体的には1時間に一回5秒程度背骨を反るだけで大丈夫です。

背骨を反る方法としては、立ったままお尻に両手を当てて気持ちいいと感じる程度で背骨を反るだけです。

とても簡単な方法で予防出来ますので、ぜひ実践してヘルニアを予防していきましょう!

※注意点としては、軽いヘルニアであればこの方法で改善する可能性がありますが、重度のヘルニア(麻痺やおしっこトラブルがある)の場合は手術適応になりますので、医師による診察を受けて下さい。

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健幸PT(理学療法士)
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