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世界は思っているより狭いらしい。 / スモールワールド現象

こんばんは!けんたです。

突然ですが皆さん、
初めて会った人とたまに、

「え、〇〇さん知ってるん? 私、中学一緒やったで!」

といったように、偶然にも
共通の友人がいて話が盛り上がる。

なんていう経験をしたことが
あるのではないでしょうか?

今日は、そんな世界って意外と狭い説。
【スモールワールド現象】について紹介します。

では、いきましょう!☺️

*******

スモールワールド現象とは

スモールワールド現象とは
アメリカの社会心理学者
ミルグラム・スタンレーが確かめた

知り合いの知り合いを辿っていくと、
6人目で世界中の誰にでも行き着くことができる。

という説です。
このことから、『6次の隔たり』とも呼ばれています。

「世界人口何人やと思ってんねん!!」

と思ったあなた!続きをどうぞ。笑

ミルグラムの実験

スモールワールド現象を
確かめた有名な実験に
『ミルグラムのスモールワールド実験』
があります。

ミルグラムはランダムな人に
『知人のみ』『手渡し』というルールで

「この手紙をX地域のYさんに渡してください。」

と伝え、Aさんに手紙を渡した。

そしてAさんから、
知人のBさんへ、

Bさんから
そのまた知人のCさんへ…

と繰り返していったところ

最終的に平均して6人目
目的のYさんへと繋がったのです。

具体的にはこんな感じでしょう。

『ブラジルに住む、イザベラさんにこの手紙を渡してください』

No.1
まず、急に手紙を渡された日本人の花子さん。

No.2
花子さんはイザベラを一番知っていそうな
🔻旅行会社に勤めているあやかさんへ🔻

No.3
🔻あやかさんはCAのミランダさんへ🔻

No.4
ミランダさんは
🔻ブラジルの行きつけのお店の店長へ🔻

No.5
🔻店長は、常連で顔が広いルーカスさんへ🔻

No.6
🔻そしてルーカスは、最終目的であるイザベラへ🔻

🇧🇷✨GOAL!!!✨🇧🇷

といった感じです。

また、理論的にも
一人の知り合いが30人いるとして

手紙を渡す人が
ねずみ算的に関わっているとしたら、

30人 の 6乗

7億2900万人に繋がっている計算になるので
(めちゃくちゃシンプルに考えて)

たったの6人で世界中の
誰とでも繋がることは、可能そうですね。

現代はもっと狭い

実は、この
『ミルグラムのスモールワールド実験』
行われたのが、1967年です。

何が言いたいのかというと、この時代は
まだSNSがない時代だということです。

(現在の代表的なSNSの1つであるFacebookのリリースは2004年

では、SNSが当たり前になっている現在は
一体どうなっているのでしょうか?

驚くことに、
2010年に行われた調査では
4〜5人ほどで繋がれるという結果がでたそうです。

すごい時代になったものです。笑

まとめ

スモールワールド現象とは

知り合いの知り合いを辿っていくと、
6人目世界中の誰にでも行き着くことができる。

という説です。

また、現代では、SNSの発達によって
平均して4〜5人ほどで繋がれると言われています。

私たちが思っている
以上に世間は狭いです。

『いろいろな人と簡単に繋がることができる』

という、チャンスを生かして、
いろいろな経験をしていきたいですね!

本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました!☺️

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