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31. 抗酸化物質「ファイトケミカル」は通常食事で吸収されない。

ではどうしたら摂り入れられるかというと、すごく簡単。水で煮出すことです。

加熱しないと、食物繊維に閉じ込められたまま素通りして出ていってしまう。

そ、そんな~。

その上、含まれているのは表皮。皮を剥いてその上茹で汁を捨ててしまうことで「ただの通りすがり」になってしまうのです。

口で噛んだくらいでは野菜の細胞膜は破壊されませんが、加熱することであっけなく壊れ、水に溶け出て吸収されやすくなります。ファイトケミカルの恩恵に預かりたかったら、よくよく洗って皮ごと煮出すこと。

成分が壊れて効力を失うことはありません。

熊本大学の故前田浩名誉教授は、各種野菜の絞り汁と茹で汁の成分を取り出し、脂質への抗酸化力を比較したところ、

茹で汁は生に比べて数百倍の抗酸化力がありました。

人参で約100倍
(さらに人参の葉は約1万倍)

他にゴボウ、菜の花、ニラ、レタスも高い数値を示し、驚いたのはかいわれ大!?これってほとんど生食じゃないの?😂

新鮮な生野菜はビタミンの宝庫。ではありますが抗酸化力を10~100倍にしてくれるのは茹でることだったのです。

生の酵素は?
野菜の酵素はビタミン以上に壊れやすく、胃酸によって働きは失われるとのこと。

もし残っていても体内で有効に働くとは思えないほどだそうです。

1日350g(推奨量)の生野菜は葉物を入れると現実味がないほど大量です。

茹でてしまえば葉物のかさが減る、しかもミキサーで潰してしまえばなんなく摂取できます。

人は食物繊維を分解する酵素を持っていないので、通常そのまま便として排出される。

このことを知って、煮た水を飲み、潰したものを主食のように食べています。

お通じは改善したし、工夫が楽しくて野菜嫌いの意識は完全に変わりました。ペースト状のものは、ついでに何やら足していき「宇宙食」のようになってまいりました(笑

ファイトケミカルは今後も書いていきますので、

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