38. 隠れ糖の制限「見るだけダイエット心理作戦」-1
砂状の糖を砂糖、液状の糖を液糖といいます。
「ペットボトルや紙パックの飲料」と「便利な調味料やすぐ食べられるレトルトなど」の食品にある「原材料」欄からこの文字を見つけてください。
果糖ぶどう糖液糖
ぶどう糖果糖液糖
違いはサラッとしてる(飲料)かトロっとしてる(タレや調味料)かです。
サラッとしている方から例をひとつだけ上げますと、
原材料欄には材料の多い順から書く、また添加物類は後にまとめて書くという決まりがあります。
コーラ(オリジナルテイスト)は筆頭が糖類、つまり糖が入っているのではなく糖にコーラ味がついてるようなもの。
その糖分は角砂糖19個分
カルピスウォーターや午後の紅茶、CCレモンも同程度。
これ1本分で、ご飯おかわりしていいです(^^)
(ご飯の方を「選ぶ」理由は後日の記事で)
他にポカリスウェットでも11個分
エナジードリンクのレッドブルで9個分
缶コーヒーのワンダで4個分
オロナミンC、リポビタンDは小さくても6個分の角砂糖に相当します。
続いて糖質ゼロやカロリーゼロの場合は?
コカコーラゼロの場合糖質はゼロです。しかし
この甘味料の、
スクラロースは砂糖の600倍の甘さ
アセスルファムKは砂糖の200倍の甘さ
ゆえに少量で済むため末尾にこっそり書かれることになります。
(100ml当たり糖類が0.5g未満なら「糖類ゼロ」と表示できます)
糖は脳を手っ取り早く幸せにする甘さ中毒の元。
特に人工甘味料は、大量に入ってもスッキリした甘さで気づきにくく後味も残らず日になんども摂取してしまう特徴があります。
その危険性には
・ホルモンに影響し体内に脂肪を蓄える。
・味覚を鈍化させ、食欲を増進させる。
・腸内細菌に影響を与え体重が増加する恐れがある。
・2型糖尿病の発症リスクが高まる恐れがある。
・コカイン以上の依存性がある。
と、指摘されています。
100%フルーツの濃縮還元ジュースはどうでしょう?
糖質とは、食物繊維を含むもの。
すなわち「栄養成分表」に「炭水化物」があれば、カロリーゼロでも「糖質・糖類」が含まれています。
果汁100%ジュース500mlには角砂糖12~15個分が相当します。
(果物を食べればビタミンやポリフェノールも摂取でき、血糖値は急激に上昇しません)
糖は生きるために重要な3大栄養素のひとつ。過剰に制限すると危険です。
ですが、過剰摂取は万病の元。
糖尿病だけでなく、心疾患、脂肪肝、がん、認知症の元になります。
糖質ゼロとは糖類ゼロではない。
そして、油を減らそうとして選んでしまいがちな、
カロリーハーフ、カロリーオフ、カロリーゼロ、ノンオイル、オイルフリー、脂質ゼロなどには
油の代わりに糖が含まれている。
カロリーを気にして選んでしまいそうな「低」とか「無」の表示のあるものは、みんな隠れ糖を含んでいる。
たんぱく質のプロテイン・脂質ゼロでさえ!
ご飯を減らさなくても、商品の表で選ばず裏を見ることで「見るだけダイエット」は効果があります。
成分表のカロリー表示ばかり見ていませんか?😉
何から何まで家にあるもの、売り場で買うものの原材料を見てください。
見て見て見て、家にあるものは消費する。
消費しながら、
そんなに美味しいものなのか
そんなに嬉しくなるものか
そんなに有り難いものなのか
と、よく味わってみてください。
ストックが終了したらまた買うかどうかが変わります。
選ぶならそれでいいんですよ。
そんなに美味しくて嬉しくて有り難いものなら、幸せですよね?今は。
だから本気で病気を心配しないとダイエットは成功しません。
味覚が鈍っているので薄味にはなれません。
難しいようだけど、やってみたら案外我慢のストレスはなかったんです。
最後まで読んでくださって有難うございました。
一緒に生活習慣見直しませんか?
次回からも宜しくお願いします😉