第73回『食べ過ぎでも太らない人と太る人の違いは何か?』
読者の皆さん、こんにちは。
私、健康運動指導士として、健康維持・増進&痩身のためのライフスタイル・運動をご提案していますMark(マーク)こと、坂口まさしです。
初めてお読みいただく方は、こちら(第1回ご挨拶)をどうぞ!!
☛今後の予定(予告なく変更する場合があります)☚
08/04 健康か美容痩身か?
08/11 体力がないと痩せてはいけない!!
08/18 有酸素運動よりも筋トレの方が脂肪は燃えるのか?
「なぜ?食べ過ぎてしまうのだろう・・・」
過食症(摂食障害の一つ)等の疾患でない限り、ある意味幸せな悩みかもしれませんが、身体が発するサインであることは間違いありません。ただ、短期間で過食を繰り返し、急激な体重変化が起きた時などは、迷わず医師の判断を仰いて欲しいと思います。
では一見“平和的な”食べ過ぎの方でも、想像通り太る人と全くと言って良いほど変わらない人がいるのは何故なのか?
その前に一つ、私マークに起こったエピソードをご披露申し上げたいっ!!
とあるセミナーで、「食べ過ぎても太らないコツ」をお話ししたところ、数か月後に、本件についてクレームを言ってくる人がいました。
☛「先生~あれから数か月経っても全然痩せません」と・・・
これはオチではありません、本当にあったリアル談義です。
お分かりですね?!
私は「太らない」と言ったのに、その方はセミナーの話を「痩せる」と解釈したようなのです。
それで重ねてお聞きしたことが・・・
「この期間中(セミナー後数か月)は、太らなかったのですね?」と。
大事なことは、今よりも太らない事!!
こう言うと(痩せたい人にとって)夢がないかもしれませんが、動物全般つまりヒトは、今その時の体の内部環境の状態を維持・継続するよう自動的に管理します。
これを“恒常性”またはホメオスタシスと言います。
つまり、たまにパーティーやお祝い事で食べ過ぎたからと言って、太ることはありません。仮にそうした場合、まさに身体は自動的に食べる量を減らすのです、つまり食欲が落ちるようになります。
えっ!!!???
食欲が落ちる・・・
こうした機能が少しずつ崩れていくのを客観的に理解するのが難しいのも確かですが、少なくとも、これは止めた方がいいですね。
☛歳をとると太りやすくなるのだから仕方ない!!
所謂“中年太り”ですが、これの怖いのは増量幅が極めて小さい事です。
あくまでも平均値ですが、一年を経つ頃、ほんの少し増えるアレですね笑
☛0.9キロ未満/年 です
俗にいう、「見なかったことに出来る」増量幅です。
結局この微増に反応出来るか否か? しかありません。
仮に、59.1キロの体重の人が、年を明けて60.0キロになっていたとします。この年に、何か食べ物なり習慣を変えられますか? と問うているのです。
生活そのものが同じなら、0.9キロ程度の増量した体に、内部環境は維持されます。
関連ページはこちら👇
☛第44回『休暇太りと中年太りの違い』
|ヘルスフィットネスコンサルタントMarkの健康痩身ライフ|note
次回はもう8月です、晩夏ですがまだまだ猛暑が続きます。どうか、お体ご自愛ください。
ではまた!!