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読書で健幸!草津市の図書館で「健幸」になるヒミツとは|くさつ健幸レポートVol.6

こんにちは!滋賀県草津市の公式note「くさつ健幸レポート」ライターのぽちです。
 
新年明けましておめでとうございます。皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします!🎍

さて、今年の初レポートとなる、vol.6では、「読書で健幸」をテーマに草津市の図書館で健幸になるヒミツをご紹介します✨️

「草津市立図書館」にお邪魔して、図書館としての取り組みなどについてお聞きしたので、レポートしていきたいと思います!🙌 

草津市の図書館って?

草津市立図書館(左)と南草津図書館(右)

草津市には、今回取材した草津市立図書館と、JR南草津駅前にある南草津図書館の2つの図書館があります。

草津市立図書館は1983年、南草津図書館は2002年にオープンし、草津市立図書館は昨年40周年を迎えました。

蔵書数はなんと草津市立図書館で約34万冊、南草津図書館で約19万冊!(令和5年4月1日時点)2つの図書館合わせて約53万冊もあります!📕📗
ものすごい数ですね👀

そしてこの2つの図書館は、年間約2万人の方が利用しており、貸出冊数は累計約105万冊にものぼります。

草津市は滋賀県の中でも貸出冊数がトップクラス。
読書家の方が多いということですね…! 私も見習いたいです📖📖

ちなみに滋賀県は、図書館の貸し出し冊数が全都道府県中2位だそうです🎊

草津市立図書館が人を惹きつける取り組み

今回、草津市図書館について、副館長の加藤さんと司書の神村さんにお話を聞きました!

取材に応じていただいた草津市立図書館副館長の加藤さん(左)、司書の神村さん(右)

草津市立図書館の取り組みは大きく分けて3つあげられます📘

まず1つ目の取り組みは、乳幼児から高齢者まで、全ての世代への図書館サービスの提供です!

草津市立図書館では、本や読書、図書館に興味をもってもらうきっかけとなるよう、毎月様々なイベントを開催しています。

生まれたばかりの乳幼児から、小学校に入る前の未就学児、子育てをする親世代向け、大人向けなどなど、さまざまな世代に向けたイベントを多数開催しています。

今月は草津おはなし研究会さんによる「こどものつどい」や、図書館司書による「おはなしのじかん」が開催され、パネルシアターや絵本の読み聞かせのイベントなど、小さなお子さんや、小学生が参加してくれて、図書館に足を運ぶきっかけ作りになりました!📛🎒

またお正月の時期には、「新春としょかん福袋」と題して、司書さんおすすめの2〜3冊が入った“福袋”を借りることができるイベントも開催されます!借りる時は何の本が入っているかわからないので、新しい本に出会うきっかけになります。とてもワクワクしますね🎍

さらにおすすめの本を持ち寄って紹介をするコミュニケーションゲーム「図書館ビブリオバトル」というイベントもあるそうです📙

読書が好きな方だけでなく、話すことが好きだという方も参加しているそうで、年齢層も含めて幅広い方が参加しています!「本を通して人を知る、人を通して本を知る」コミュニケーションゲームということもあって様々な人との交流のきっかけにもなる素敵なイベントですね🙌

2つ目は、さまざまな人が本を楽しむことができる工夫です!

具体的に、どんな工夫をされているのか加藤さんにご紹介いただきました!
まずは、大活字本です🔍️

大活字本とは、小さい文字を読むのが難しい方のために、文字を大きくして制作された本です!

私も見てみたのですが、 一般的によくある本よりも、文字が大きく行間も広くなっており、とても読みやすいです!小さい文字は読めるけれど、文章や本を読むのが苦手という方にもおすすめです✨️
ぜひ図書館で見てみてくださいね👀

次に、朗読CDです💿️

朗読CDは、視力の弱い方や高齢者の方が、音楽を聴くように耳だけで本の内容を楽しむことができるものです!最近では「オーディオブック」と言うと、聴いたことがある方が多いかもしれません。本を読む時間がないという方にも、朗読CDはおすすめですね。

図書館の中以外での取り組みもあります。それが移動図書館です🚌
草津市では移動図書館として、図書館から遠い地域などに出張して図書館の本を届けるサービスを行っています。本が読みたくても図書館が遠くて行けないという高齢者の方、小さな子どもさんがいてゆっくり図書館に行く時間がない方などを中心に利用いただいており、昨年には40周年に合わせて小型移動図書館車を新たに導入し、市内の小学校に向けたサービスも開始しました。

このように、草津市立図書館では多くの方が楽しめるよう工夫がたくさんされており、気軽に図書館を利用することができます🌱

3つ目の取り組みは、特集展示の開催やブックリストの作成です。

草津市立図書館では、常に様々なテーマで本に関する特集展示やブックリストの作成を行なっており、いろいろなジャンルの本を知ってもらうことで、潜在欲求を掘り起こし、読書領域の拡大のきっかけづくりをしています!

取材させていただいた日も、YAコーナーで“音”がテーマの展示を始め、様々な展示が行われていました!

また、司書一人ひとりの個性を発揮したおすすめ本コーナーがあったりなど、さまざまな展示が所々で行われています💁‍♀️💁

こういった展示は、本を読みたいけれど何を読めばいいかわからない方や、新しい本に出会いたい方にとてもおすすめですね!
 
というわけで、草津市立図書館の取り組みを3つご紹介しました!どの取り組みも、様々な人が図書館に足を運んで本を楽しむきっかけになりそうな素敵なものばかりです。

そして、昨年には図書館アプリ「くさつLib-mile(リブミル)」がリリースされ、自分の資料貸出券をアプリに登録することで、本を借りるときに資料貸出券の代わりになるというサービスもスタートしています! スマホ1つで本の予約や貸し出しができるようになっており、とても便利!利用者の方はぜひチェックしてくださいね🙌📱

読書で健幸になるってどういうこと?

さて、ここまで草津市立図書館についてご紹介してきましたが、この記事のタイトルにもなっている「読書で健幸」になるというのはどういうことなんでしょうか。
 
実は「読書」には、物語の世界を楽しんだり、知識を身につけたりするだけでなく、読書による健康効果が期待できることが、さまざまな研究から明らかになっています🔬
 
滋賀県と滋賀大学の調査によると、全国47都道府県の平均寿命・健康寿命と、様々な統計データとの相関関係を分析されたところ、新たに図書館の貸出冊数(学習率・読書率)」と相関が見られることがわかりました✨️

図書館の貸出冊数が多いほど学習率・読書率が高く、学習率や読書率が高いほど、健康寿命が長いという結果になったのです。

読書をすれば、長生きできるということなんですね!?

皆さんもぜひ、「読書」で健幸になってみませんか?

図書館からのメッセージ

最後に、取材に応じていただいたお二人にコメントをいただきました!
「本が読みたい時や調べ物、本の相談をしたい時はもちろん、定期的に様々なイベントを開催しており、キッチンカーが来ていたりするのでぜひ気軽に遊びに来て欲しいです!」
 
休館日やイベントの日程などを知りたい方は、図書館だよりをぜひご覧ください!
https://www.city.kusatsu.shiga.jp/toshokan/gyoujicalendar/toshokandayori.html
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!^^
「くさつ健幸レポート」次回もお楽しみに♩

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草津市が目指す「健幸」や「健幸都市づくり」についての詳細は、下記の「くさつ健幸ガイドブック」をご覧ください。

くさつ健幸ガイドブック~草津市健幸都市づくり基本方針~
https://www.city.kusatsu.shiga.jp/fukushikenko/kenkotoshi/kenkofukushisakutei.html

「くさつ健幸レポート」は、草津市「健幸都市くさつ 広報啓発事業」の一貫として、立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)と、草津市に拠点を置く立命館大学発ベンチャー株式会社COMARSと共同で運営しています。

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