生後2か月の息子が緊急入院
こんなことになるなんて
それは、3連休の2日目の出来事でした。
1回目のワクチン接種を終え、生後2か月が経過した息子。
午後6時頃に夜ごはんの準備を終え、食べ始めるまでの間に息子をあやそうとベビーベッドに行ってみると、
「ん……?なんか熱い……?」
体温を測ると、38.5℃。
「あ、これはまずい」
病院が開いていない、祝日の夜
急いで病院に連れて行こうと思ったのですが、3連休2日目の午後6時。
近所の病院はすべて開いていません。
でも、息子は38.5℃の高熱。今すぐ診てほしい。
子ども医療電話相談事業(♯8000)に電話をしました。
「現在、電話が大変込み合っており・・・」
10分弱、このアナウンスが流れました。
(早く、早く出て、、、)
担当者に電話が繋がり、生後2か月でここまでの高熱であれば、今すぐ受信したほうが良いこと、自宅から近い病院を3軒伝えるから対応してもらえるかを電話してみて、と言われました。
3軒とも受け入れNG
3軒の病院から、まさかの返答。
「過去に当病院に罹ったことにない方は受け入れておらずでして…」
「本日は小児科の受診は難しく…」
「現在患者様が多く、対応が出来かねまして…」
(うそでしょ・・・)
受け入れNGと言われた病院から、
「東京消防庁救急相談センター - 東京都医師会に電話すれば、紹介してもらえるかもしれません」
という助言をもらいました。
「これでだめなら、救急車を呼んでください」
夫のスマホで、再度子ども医療電話相談事業(♯8000)に、
私のスマホで、東京消防庁救急相談センター - 東京都医師会に電話をしました。
先行して東京消防庁救急相談センターに繋がり、新たに3軒の病院を紹介してもらいました。
そこで言われたのが、
「もし3軒ともに受け入れがNGであれば、救急車を呼んでください」
生後2か月の息子にとって、38.5℃の熱がどれほど大変なことなのかを改めて感じさせられ、藁をもつかむ思いで電話をしました。
1軒目:受け入れNG。
2軒目:受け入れOKだが、当直が1名のため長時間待ってもらうことになる。また、救急の初診料として9,000円かかる。
ここまで5軒電話をかけて、心が折れそう。だけど、折れている場合じゃない。
最後の3軒目。
「今すぐ、受け入れ可能です。」
6軒目の病院で入院が決定
熱は上がり、39.0℃に。
タクシーで病院に向かい、到着してすぐに熱を測ると39.0℃。
大人でも耐えられないほどの高熱で、息子のことを考えると胸が苦しくなりました。
幸いにも他に患者さんはいらっしゃらず、病院に到着してから10分足らずでお医者さんに診てもらいました。
血液検査、CT、エコーを行いました。
白血球の値が高すぎる
ただの風邪であってほしい。
私たちもお医者さんもそう願わずにはいられなかったのですが、結果は「白血球の値が高すぎる。何かの細菌が原因かもしれない」とのこと。
そして、お医者さんから「今日から入院ですね」と告げられ、(もしかしたら、午後10時位には3人で家に変えれるかな)なんて楽観視していた自分を責めました。
「頑張らなくていいよ。お母さんがいるから」
基本的に入院患者に付き添って入院することはNGなのですが、小児科は例外。
調べてみると「母子分離」といって、幼い子が親元から離れると愛情不足などで良くないらしいのですね。
私は息子に付き添う形で入院(通称、付き添い入院)することにしました。
たくさんの検査や、薬の投与。
小さな身体で菌(またはウイルス)と戦っている息子に「頑張って!」なんて少しも思いませんでした。
「頑張らなくていいよ。お母さんがいるからね。頑張るのは、薬やお医者さんやお母さんだからね。」
付き添い入院
外出は1日4時間まで。自宅と病院の行き来のみ。
シングルベッドを二人で使用し、給湯室以外での飲食禁止。
おそらく2週間くらいの入院になりそうですが、息子以外に優先することなど何もありません。
こんなに菌と戦っている息子が、せめて寂しさを感じないようにできることは全てしてあげようと思います。
家族で一緒にいられることが、どれだけ幸せだったか
まずは、今後の心得として。
・緊急で診てもらう病院は、事前にリスト化しておく。
・緊急で相談できる窓口(♯8000など)も、リスト化しておく。
・毎朝息子の熱を測り、少しでも違和感を覚えたら病院に行く。
夫婦のLINEのメモなどで共有しておくことをおすすめします。
そして、改めて感じたこと。それは、
家族で一緒にいられることが、どれだけ幸せだったか。
生後2カ月が経過し、「夜間授乳で寝不足になり、大変だなぁ」とか「お料理しているときにはグズらないでくれると嬉しいな」と思ったこともありました。
でも今回のことで、「息子の笑顔のためなら何でもしてあげたい」「息子や夫の笑顔を作ること以外に、優先したいことなどない」と強く感じました。
家族のためを想う、腸活と食
今回のことで改めて息子には免疫力をつけて、元気にすくすくと育ってほしいと思いました。
幼い子供へのギフトは、食の正しい知識と栄養。
今は母乳を通して息子に栄養をあげつつ、ごはんが食べられるようになった後も息子の身体を強くする食事を作ってあげたいと思います。
3歳までに腸内細菌のカードは決まると言われているので、子供には絶対に食べさせないほうが良いものや、大人も子供も食べると肥満防止やがんの予防になるものなど、
私が学んだ知識をシェアしていきたいと思います。
入院中なので更新は遅れてしまいますが、退院したらまたご報告します!