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健康ウォーキングのコツは、勤務中に歩数を稼ぐ

ウォーキングの歩数は通勤の往復で歩き、仕事中に歩くと効率よく歩数を稼げます。通勤時の工夫と仕事中の歩き方や外出を含めてどうやって歩数を稼ぐかは、個人の環境によります。

仕事中に歩く、体を動かす仕事のひとつとして最近は介護職が目につきます。介護施設など限られたスペースの中にいますから、5千歩程度だと思っていましたが、個人差があるものの夜勤などで勤務時間が長くなるとはいいながら1万歩を超える人はざらにあります。

介護施設内でもかなり歩ける

介護施設は地域差がありますが、一般に60人~100人定員ありますから廊下などの移動スペースもかなりあります。利用者の方を伴って移動する機会が多い介護職は、歩幅は伸びないものの、歩数は重ねることができます。

けれども一般的な生活では、現代人は年齢に関係なくやたらエレベーター、エスカレーターを利用します。介護施設といえども、年齢の老若に関係なくといいたいのですが、わたしが見かけるのは中高年が案外階段を使い、若い人はたいていエレベーターを使うことが気になります。

日常生活でわざわざ歩く時間を設けるというのは、なかなかできません。いったん帰宅してから外に出ることが難しくなったり、10~15分程度ならとなったりします。ウォーキングのコツは勤務中にも歩数を稼いでおくことです。いわば、仕事ながらにウォーキングを意識するということです。

未経験者の介護職就労が増えている

中高齢者は、たいてい筋肉が落ちています。超高齢社会では介護者が足りないといわれており、労働移動や外国人材の確保などで人員を確保したい施設も多いようです。その求人によるのか、介護未経験の中高齢者が介護職としてに就労しています。

介護職は勤務一日で部屋から部屋へ、人から人へと移動すると、仕事中だけで1万歩を超えるといいます。案外歩きます。事務職でさえ工夫次第で勤務中に2,000~3,000歩は歩けます。まして施設の介護職となると、高齢者の目標とする8000歩、時にさらに歩き、介助もしていますから、それなりに体力も必要であり、動けば自然に身についてきます。

中高年介護職は自分の健康意識を高める

さらにもう一歩進めれば、中高年介護職が健康づくりに一役買うこともできます。せっかくの機会ですから、利用者の介護ばかりに目を奪われず、自分の健康をしっかりと考える機会にして頂きたいものです。

ところが中高年は介護職を含めて、一般に歩幅が小さくなっている人が増えてきます。歩幅が唯一、将来のフレイル、サルコペニアを示すという指摘もあります。それだけに要介護者の状態をよく理解している介護職こそ、年相応ではなく、歩き方の状態が将来の状況に繋がることを認識して、自分の健康意識を高めてもらいたいものです。

仕事中こそハツラツと

歩く姿は姿勢と心身の健康状態を示します。利用者にとっても、仕事中の仲間にとっても、ハツラツと仕事をしている人を見るのは、元気がもらえるようで、気持ちがいいものです。介護を受ける利用者にとっても、同じではないでしょうか。

まだまだ中高年の介護職が増える傾向にあるようです。特に介護職はまだまだ女性が多いのが現実です。女性は12年も健康寿命が短いといわれます。仕事中にハツラツと働くために、通勤にもウォーキングを心掛け、勤務中にもよく歩くことを心掛けて日頃から体力づくり、健康づくりをして手本を示して頂きたいものです。


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健康39
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