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高血圧は健康の黄信号

高血圧の基準:日本血圧学会
2000年以前:160/95mmHg以上の人が高血圧
2000年以降:140/90mmHg以上にあらためる
以後は、定期的に見直されています。
そして、今日の市区町村の健康診断で、130/90mmHgという方がC判定で、注意深く見守る必要があるとされます。
先の経緯があったせいか、昨今随分と勝手に基準を引き下げて
病人を増やしているという論調が目立ちます。

本当の高血圧の原因は?

本態性高血圧の原因は、不明とされています。
本態性とは、原因がよくわからないという意味のようです。
そこで、高血圧の原因をあらためて引いてみると
・肥満
・塩分の摂り過ぎ
・喫煙
・食べ過ぎ、飲みすぎ
・運動不足
などとされることが多いようです。

どうも納得がいきません。
若い人でも高血圧の方は増えていますが、多くは中高齢者です。
一方で医師の高血圧患者の生活改善の指導は、
必ず歩くこと、塩分摂取を控えるなどとされることが多いようです。
もちろんクスリを出すことは忘れませんが…

そこで解剖学の本を紐解いてみると、
20歳の女性を60歳の女性の太腿の筋肉量の比較がされています。
全く筋肉量が違っていて、還暦女性は個人差はあるものの、
大方は3分の2から酷い人はそれ以下に減っています。

もうお分かりですよね。
太腿、ふくらはぎ、大殿筋など、下半身の大幅な筋肉量の低下で
若いときにポンプアップしていた機能が果たせなくなって
高血圧のみならず、排尿障害・夜間頻尿などにも繋がっているようです。
全ての生活習慣病、やがて慢性疾患となる各々の疾病は、
単に一つの疾病というのではなく、互いに因果関係があるということです。

その意味で、最もたいていの人が早く数字に表れやすいのが、
高血圧というわけではないでしょうか。
その点からすると、高血圧になったことは
健康に黄信号がついたということを意味しているように思います。

わたしの高血圧改善

ちなみにわたしの血圧の最高値は、160/110㎜Hgを超えていました。
この時自分でも自覚症状が強く、後頭部がフワフワしたり、
熱く、重く感じたりして違和感があったことを思い出します。

後にダイエットと運動などで徐々に低下しはじめましたが、
130/80㎜Hg台でしばらくとどまったいました。
ところが、時の経過とともに運動療法の効果で
下半身に筋肉がついてきたことを自覚する頃になると
ストンと120/70㎜Hg程度に落ちました。

この瞬間に高血圧の基準値に偽りがないことを実感したのです。
つまり、よく歩くこと、先ずは下半身の筋肉量を増やす。
上半身も徐々に増やす。
こうした順序で、増やしてみてはいかがでしょうか。

以上、わたしの経験をお伝えしました。

宜しければ、サポートお願いします。「生活習慣病は、自分でしか治せない」と考えています。運動と食事での貴職の生活習慣病の治癒体験を教えて頂ければ幸いです。また、わたしの考え方の不足な点があれば、ご遠慮なくご指摘頂けると幸いです。どうか宜しくお願い致します。